CGアニメーション映画として甦った鉄腕アトム。香港のスタジオが制作を担当したそうだけど、資金難に陥ったり色々と苦労して出来あがったみたい。だからなのかは分からないけれど、CGの出来そのものは悪くないのに(微妙な表情の付け方とかは素敵だし)、大事な話の部分で結構端折られていたように思うなあ。

ロボットが人間と共存する夢の空中都市メトロシティ。そこで何不自由なく幸せに暮らしていた少年トビーは、不慮の事故で命を落としてしまう。最愛の息子を亡くしたテンマ博士は、自らの手で息子をロボットとして甦らせる。しかし、生身の人間とは違っていた…。博士に疎まれ捨てられてしまったトビーは、父の元を去り、生まれて初めて地上へとやってきた。そこはまさにスラム。だが、温かい気持ちを持った旧型ロボットや、そこに住むたくましい人間たちとふれあい、トビーは“アトム”として生まれ変わり、新たな道を歩み始める。

戸惑いとか感情の変化もカラっとしてる。自分がロボットであることに気が付いたシーンや闘技場でロボット同士無理矢理戦わせられるシーンなんかはね、もうちょっと悩めよと。テンマ博士の心変わりも急だったので、そういう性格の父子なんだなと思い込んでみる。

車はおろか島が空中に浮遊している時代で、究極のエネルギーとされる「ブルーコア」を持つアトム。なのに、なぜか足のジェットエンジンだったりお尻のピストルだったりレトロな設定をそのまま流用しています。ここが古臭く感じて違和感もあったんだけど、テンマ親子の心変わりのように切り替えを早くして見たら気にならないかもしれない。

アトムの吹き替えは上戸彩が担当しているんですが、結構アトムに馴染んでましたね。
良い感じ。

ATOM(アトム)
原題:Astro Boy
監督:デビッド・バワーズ
脚本:ティモシー・ハイド・ハリス、デビッド・バワーズ
監修・宣伝プロデューサー: 手塚眞
出演:フレディ・ハイモア、クリステン・ベル、サミュエル・L・ジャクソン、ネイサン・レイン、ユージン・レビィ、ビル・ナイ、ドナルド・サザーランド、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ケイジ
吹き替え:上戸彩、林原めぐみ、加瀬康之、内海賢二、山寺宏一、西村知道、土師孝也、愛河里花子、役所広司

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