これは『トイ・ストーリー』を越えたな。と映画館を出るときに思わせてくれたピクサー10作品目にして初の3D映画『カールじいさんの空飛ぶ家』。ハートフルな物語とハラハラドキドキのスピード感溢れるお得意のアクションパートが融合した素晴らしい映画でした。

冒険好きな少年と少女だったカールとエリーは夢を語りながら成長し、19歳で結婚。幼い日の思い出がつまった廃屋を買い取り居心地のいい我が家に改築する。喜びも悲しみも分かち合い、つつましく生きてきた2人にも、やがて悲しい別れが訪れる。ひとり残され偏屈な老人となったカールは78歳で一世一代の冒険に旅立つ。無数の風船と共に大切な家ごと飛び立ったカールが目指すのは、かつてエリーと夢見た冒険の地だった。

旅先で仲間になる動物たちがまたいい味出してるんですね。犬の習性を利用したギミックもあったりして犬好きはニヤリとしてしまいます。いくらなんでもちょっと犬をバカにしすぎだろうよっていう所もあったんだけど、それはそれとして笑えたのでよし。

妻エリーに先立たれて1人になってしまったカールじいさん。偏屈であまり人に好かれそうもないタイプだけど、ボーイスカウトの少年ラッセルと行動を共にするうちに、徐々に暖かい感情を取り戻し、仲間との友情を築いていきます。この辺の流れはピクサー王道というかありきたりではあるんだけど、やっぱり良いですね。

冒険好きなカールじいさんに相応しい手に汗握るアクションパートの数々。何もこの年でそこまで体張らなくてもと思うのだけど。そこはピクサー、おじいちゃんの年齢ならではの、笑える要素も随所に詰まっているのでした。ベタだったけど。

カールじいさんの空飛ぶ家/ブルーレイ(本編DVD付) [Blu-ray
カールじいさんの空飛ぶ家(日本語吹替版)
カールじいさんの空飛ぶ家
原題:Up
監督:ピート・ドクター、ボブ・ピーターソン
製作総指揮:アンドリュー・スタントン、ジョン・ラセター
脚本:ボブ・ピーターソン、ロニー・デル・カルメン
音楽: マイケル・ジアッチーノ
出演: エドワード・アズナー、クリストファー・プラマー、ジョン・ラッツェンバーガー、ジョーダン・ナガイ

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