『ポケモンGO』が5つのギネス世界記録を同時にゲット、配信1ヶ月の売上額やDL数、最速で1億ドル突破など


 

7月6日のオフィシャルローンチ以来、世界各地で社会現象となっていることが報じられるなど爆発的な立ち上がりとなり、快進撃が続く『Pokémon GO (ポケモンGO)』。

さまざまな調査会社から、推計値として記録的な数字が伝えられてもいますが、初月の売上高やダウンロード数など5つの部門において、正式な数字としてギネス世界記録に認定されたことが同機関より発表されました。

『ポケモンGO』が認定された、5つのギネス世界記録

今回『ポケモンGO』がギネス世界記録に認定されたのは、配信初月のパフォーマンスや最速1億ドル到達など以下の5つの項目です。

今でこそ世界数十の地域で配信されていますが、最初の3カ国目以降でやや躓いたことを思い返すと、計画通りに配信地域の追加が進んでいれば、あるいはもっと多くの地域で同時期に世界ローンチを果たしていればどれほどの数字となったのか、ちょっと恐ろしいものがあります。

1. リリースから1ヶ月で、最も売上額の大きかったモバイルゲーム

Niantic とポケモン、そして任天堂が生み出した位置情報を活用するリアルワールドゲーム『ポケモンGO』は、配信初月に2億650万ドルという驚異的な売上高を記録しました。

この記録をさらに印象づけるのは、配信地域が段階的だったことです。アプリの配信はオーストラリアとニュージーランド、そしてアメリカの3ヶ国から始まり、一時中断した後、13日に再開されて欧州でローンチ。

『ポケットモンスター』の故郷である日本はさらにそこから遅れて22日というように、配信国は徐々に追加されていきました。しかもまだ、『ポケモンGO』は中国や韓国といったモバイルが盛んな地域での配信を残しています。

2. リリースから1ヶ月で、最もダウンロードされたモバイルゲーム

『ポケモンGO』のダウンロード数は、配信から1ヶ月で1億3000万件を記録。「1億3000万」という数字はフィリピンの人口より3000万人多く、ロシアの人口より1000万人少ないだけ。2016年7月20日に公表された日本の総人口は1億2699万人でしたから、日本人全員がプレイしてなおお釣りがくるくらいのDLが1ヶ月に行われたことになります。

3. リリース後1ヶ月で、最も多くの地域のDLランキングで同時に1位を記録したモバイルゲーム

配信がはじまるやいなや、当たり前のようにランキングトップに君臨していた『ポケモンGO』。ただランキング1位となるだけでなく、異なる70ヶ国のランキングで “同時に” 1位を記録しました。

4. リリース後1ヶ月で、最も多くの地域の売上ランキングで同時に1位を記録したモバイルゲーム

『ポケモンGO』はDLランキングと合わせて、売上ランキングにおいても瞬く間に1位を記録。同時に1位を記録した国は55カ国を記録しました。DLランキングと比べると同時1位は若干減るものの、最も売上高が大きくなったのもうなずける数字です。

5. リリースから最速で売上高1億ドルを突破したモバイルゲーム

『ポケモンGO』が売上高1億ドルを達成するのにかかった日数は、配信開始からたったの20日。7月26日のことでした。

関連キーワード

この記事をシェアする