任天堂が日本で3月17日に、海外主要地域で3月31日に配信を開始したiOS/Android向けコミュニケーションアプリ『Miitomo(ミートモ)』。海外配信開始とともに300万ダウンロード突破が発表され、北米ではローンチ4日で160万DLと試算されるなど、任天堂初のモバイルアプリという話題性もあり、DL件数に関しては出足好調。

しかし収益面では、App StoreでもGoogle PlayでもDL数ほどの伸びをみせておらず、国内App Storeではトップ150圏外(アメリカのApp Storeでは147位)、Google Playでは326位にとどまっています。

ローンチの盛り上がりも一段落し、DL数も落ち着いてきていますが、アメリカの調査会社SurveyMonkeyは11日、『Miitomo』に関する独自の分析結果を報告。3月30日から4月7日を対象とするデータを示した上で、収益面でも一定の成果を挙げていると指摘します。

1週間で260万DL

SurveyMonkeyの報告によると、iOSとAndroid双方で好調なローンチとなった『Miitomo』は、先週1週間で260万件のDLを記録。平均して1日37万DLされている計算で、そのおおよそ3分の2がiPhoneなどiOSデバイスでした。

月間アクティブユーザー(MAU)は400万人にのぼり、100万人近くが毎日アプリを楽しんでいます(DAU)。これはニュージーランドの人口(2015年6月現在で約460万人)に匹敵するマーケットサイズだとか。ちなみに、日本だと東京の23区外の人口がだいたい412万人ですね。

また1日に2、3の活動をこなし、7、8分楽しむのが平均的なユーザーだとされています。デイリーミッションを達成して、ミニゲームを少し遊んでって感じでしょうか。

週28万ドルの売上と推計、そのほとんどはiOSから

さて、そして収益面ですが、SurveyMonkeyは週28万ドルの収益を挙げていると推定。『Miitomo』は着実に収益を増加しており、iOS/Androidの合算で毎日4万ドルを売り上げているとしています。なお、売上高の約8割はiOSからによるもので、Androidは2割にとどまっているとのこと。ARPDAU(アクティブユーザー1人当たりの1日の平均利用金額)は3、4セントほどだと考えられています。

この課金額についてSurveyMonkeyは、「Supercellの『Clash Royale』のようなミッド・コアゲームと比較すると低いものの、『Miitomo』のようなよりカジュアルなゲームにとっては、特に初期段階としては健全な数字である」とポジティブなコメント。

勢いを維持できるか

懸念としてはこの勢いを維持できるかどうかが挙げられており、できなければ『Miitomo』の成功は一時的なもので終わるだろうし、できれば任天堂は大きな利益を手にすることができるだろうと締めくくっています。

『Miitomo』はそこまで課金要素が強くないアプリであるにせよ、1人あたりの課金額が低く抑えられているのは、「広く薄く」をキーワードに掲げている任天堂にとってみれば、期待通りの動きといえそうです。

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