雇用の改善や所得増加を受けて、2016年は昨年を上回る売上が期待されるアメリカの年末商戦ですが、サンクスギビングデーとブラックフライデーのオンライン売上高が「Adobe Digital Insights (ADI)」から公表。

今年のブラックフライデーは史上初めて30億ドルを突破し、サンクスギビングデーと合計した2日間で50億ドル以上を販売したことが明らかになりました。

ブラックフライデーにおけるオンライン販売金額が市場初めて30億ドルを突破

ADI の報告によれば、アメリカのオンライン通販の売上高は、24日のサンクスギビングデーと25日のブラックフライデーで52億7000万ドルを記録し、昨年を17.7%上回りました。

ブラックフライデー単独でも21.6増の33億4000万ドルを販売して新記録を樹立。30億ドルを越えたのは史上初めてのことです。

オンラインショッピングの売上が急増する、あるいは年間最大売上を記録する日としては感サンクスギビングデーの次の月曜日であるサイバーマンデーが知られていますが、期待を上回る好調なオンラインセールスを受けて、ADI の主任アナリスト兼ディレクターを務める Tamara Gaffney 氏は「ブラックフライデーがその座を奪ったかもしれない」とコメント。消費者の買い物は土曜日になっても活発だったそうです。

モバイル経由の売上が拡大し、史上初めて10億ドルを突破

売上増にはモバイル端末を使ったショッピングの普及が貢献。モバイル端末経由の販売額は史上初めて10億ドルを突破し、前年比で33%増の12億ドルとなりました。

モバイルを通じたアクセスは全体の55%(スマホが45%、タブレットが10%)、購入額全体の36%(スマホが25%、タブレットが11%)を占めたということです。

売れ行きが好調だったおもちゃ、電子機器 トップ5

ブラックフライデーの売上が過去最大となったオンライン通販で、最も好調だったおもちゃの上位5商品は、おなじみレゴブロックの「レゴ クリエイター セット」、電子スクーター「Razor (レーザー)」、トイガン「Nerf Gun (ナーフ)」、DJI のドローン「DJI Phantom Drone (ファントム)」、そして「Barbie Dreamhouse (バービー ドリームハウス)」。。

また電子機器では Apple の「iPad」、Samsung の「4K TV」、Apple の「MacBook Air」、Microsoft の「Xbox」が人気だったということです。

ミニファミコンなどが品切れ警戒

これから年末に向けた追加情報として「在庫切れになる可能性が高い」商品も紹介。

それによると、任天堂の「Nintendo Entertainment System: NES Classic Edition (ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ)」や「PlayStation VR バンドル」「PlayStation 4 Call of Duty: Black Ops バンドル」「Beats Solo」「New Nintendo New 3DS XL Pokemon Solgaleo Lunala Black Edition (Newニンテンドー3DS LL ソルガレオ・ルナアーラ【ブラック】)」「Xbox One S Madden NFL 17 バンドル」などが要警戒。

実際に在庫切れとなったのは10.5%で、これは2015年と比較して1.5%低い数字だということです。300ドル以下の製品は、それ以外の価格帯の製品よりも、在庫切れになる可能性が20%高くなっているとのこと。

月間では PlayStation 4 がXbox One を上回る。ソフトは『ポケモン サン・ムーン』がリード

補足として、11月1日から24日までの人気製品が紹介。それによると、ソニーの PlayStation 4 が Microsoft の Xbox One を上回り、最も売れたゲームコンソールとなりました。ゲームソフトでは『ポケットモンスター サン・ムーン』が『Call of Duty』を抑えて1位に。

テレビは Samsung の 4K TV がビジオの 4K TV を上回っているということです。

ADI のレポートは、集計された匿名データの分析に基づいて、米国の小売業者上位100社によるオンライン取引の80%を測定。ブラックフライデーレポートは小売各社のウェブサイトへの訪問226億件のデータから算出されました。

米国の小売業者上位500社からのオンライン購入額10ドルにつき7ドル50セントは、 Adobe Marketing Cloud を通じた購入によるものです。

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