「地盤サポートマップ」で、住んでいる街や気になる住所の地盤がどのくらい安全か調べてみる


 

東日本大震災から5年、そして熊本を中心とする九州の地震で、改めて地震に対する備えを意識している今日このごろ。

自分の住んでいる街や家族、あるいは知人が住んでいる街の地震時の揺れやすさだったり、地盤の硬さ・液状化・浸水の可能性がどの程度あるのかといった災害発生時の安全性が気になったりしますが、そうした地盤に関する気になる情報を、地図上で簡単に調べることができるサービスが提供されています。「地盤サポートマップ」というサービスです。

地盤の安定性を簡単に調べられる無料サービス

「地盤サポートマップ」は、LIXILグループのジャパンホームシールドが提供している無料のサービス。検索ボックスから調べたい住所を入力し、左のチェックボックスから気になる箇所にチェックを入れると、情報が表示されます。

で、札幌市の状況を調べてみたのがアイキャッチや上の画像です。

北区や東区の方に向かって地盤が弱いピンクになっているのがわかります。また拡大してみると、その他のエリアでもポツポツとピンク色のエリアが点在しています。

ここから、さらに詳しく見たいときはピンをクリック。標高や地形、地質、浸水の可能性、地震時の揺れやすさ、液状化の可能性、土砂災害の可能性といった防災に関する情報から、最寄り駅までの距離などの生活情報を見ることができます。

地震時の揺れやすさも重ねると、地盤の弱いエリアは概ね揺れやすいようです。函館本線の北側ですね。

pdf形式のレポートを作成することも可能で、スマホなどに保存しておくことができます。自然災害が年々増加し、また被害も大きくなっているので、自分が暮らしている地域の安全性をこうしたデータで確認しておくのもいいかもしれません。

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