国内サッカー Archive
2009 J2 第49節 vs FC岐阜 [長良川]
コンサドーレ札幌にとっては2週間のインターバルをおいて開催される第49節、対FC岐阜戦。岐阜は天皇杯を勝ち進んでいるので、通常通り1週明けでコンディションに差があります。シーズン終了前の小休止を取っている間に札幌側はニトリ問題に揺れていましたが、この件は一旦収束。休んでいる間、頭に3連休を取った以外は、ミニキャンプのような厳しい練習で残り3試合の準備を進めてきました。仕切り直しということで、この所忘れられ気味だった「チャレンジ&カバー」を思い出し、来季へ繋がる戦いを見せたいところです。
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コンサドーレ札幌 4 – 2 FC岐阜
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札幌は引き続きハファエルをキリノの下に配置した4-2-3-1のような2トップを縦にしたような形。上里はやや下がり目。左SBには岩沼が起用されました。これで3試合目のスタメンです。今季残り試合は少ないけれど、このまま左SBの筆頭になって欲しい。
2週間空いたことで休養十分の札幌が、前半から攻勢に出ました。
11分に古田が右サイドを突破し、中でボールを受けたハファエルがワンタッチで縦へ出したパスを上里が決めて幸先良く札幌が先制します。
20分には再びハファエルが左サイドから起点となり、そのクロスをキリノが競って、こぼれたボールをキリノが後ろへ戻すと、最後はダニルソンが走り込んできてミドルシュート。雨の影響かこれをキーパーがキャッチできずにコロコロとゴールへ吸い込まれ2点目。
さらにその直後の21分には、上里がバックスピンをかけて中央のスペースへ優しく出したボールを再びダニルソンが走り込んできてミドルシュートを叩き込みあっという間に3点目。このときもハファエルが上手くDFを外へ引きつけてコースを空けてくれていました。
近い位置にハファエルがいることで、キリノもやりやすそうですし、ハファエルも良い感じに攻撃に絡み、10番の役目を果たしてくれていますね。いいよいいよー。シュートを外したり、欲しいところにボールが出てこないときに、もの凄く落胆した感じを表情だけじゃなく全身で表現するハファエル。来年も残ってくれないかなあ。残して欲しいなあ。無理かな。
しかしこの後にあっさり1点返される拙い守備を見せ、またかと思うと共に、「あぁ、これが札幌だよね」と妙な安心感を見せてくれます。本来見せなくて良いものなんですけどね。さすがに高原も弾くのが精一杯。しっかりと反応出来ているだけ良しでしょう。
後半に入るとまたまたハファエルが好アシスト。自らドリブルで仕掛けたときに受けたファールの後すぐさまリスタートし、左サイドのスペースへパス。そこに再三オーバーラップを見せてた岩沼がここでも顔を出し、このボールを迷うことなく左足で振り抜くと低い弾道でボールは岐阜ゴール右隅へ決まり4点目。3試合目にして岩沼はプロ初ゴールとなりました。あのくらいの位置から思い切って振り抜けるというのは良いですね。
しかしまたしても得点直後、岐阜の佐藤にあっさりと2点目を返されてしまいます。なんだまたか。この試合のゴールは雨による影響がかなり大きかったと思いますが、綺麗な形でシュートを打たれる前になんとかボールを掻き出したいところですね。キーパーが可哀相になってきます。あたふたせずにセーフティーにクリアしたい。
前半と違って後半はやや単調になってしまい、この後得点を奪えず4-2のまま試合終了。リーグ戦の勝利は第46節栃木SC戦以来1ヶ月ぶり、2得点以上は第42節湘南戦以来2ヶ月ぶりとなりました。得点力不足が深刻だっただけに、ハファエルをスタメンで起用しはじめたことで調子が上向きに。
天皇杯があったとはいえちょっと間が空いてしまいましたが、残り2試合に繋がる勝利になったと思います。この試合の得点は全て左利きの選手からでした。古田もここに入るともっと良かったんだけど、初得点はまたしてもおあずけ。ドリブルで見せるようなキレをシュートでは見せる事が出来ずにいます。
上里のプレーを最終戦まで見たかったけれど
大量得点で勝利した札幌ですが、キャプテン上里がイエローカードをもらってしまい2度目の累積4枚目。2試合の出場停止となりここでシーズン終了となってしまいました。この試合もかなり良い動きをしていただけに、勿体ないですね。しかし年間通じて怪我無くやれたことは彼にとって大きな収穫となった事でしょう。勝負に拘る姿勢をもっと強く持てばさらに怖い選手になっていけるだろうし、来年に期待です。
2009 J2 第48節 vs カターレ富山 [札幌厚別]
何の波乱も起こせないまま天皇杯を終え、2週間ぶりとなるリーグ戦を迎えたコンサドーレ札幌。第48節、今年の厚別最終戦は2戦2分けのカターレ富山と対戦です。下位にも取りこぼしが多くそれが順位に現れている札幌ですが、3度目の対戦でしかも厚別開催ということで、なんとか勝ち点3を手にしたいところです。
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コンサドーレ札幌 1 – 1 カターレ富山
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ここ5試合で1得点という悪い流れを変えるべく、石崎監督は来季いないから使わないと言っていたハファエルを先発で起用。単純にプレーだけ見ていれば最近の攻撃陣で最も調子が良いのは一目瞭然ですから、起用は当然と言ったところでしょうか。ゴールをイメージした動き出しを活かして、普段は孤立しがちなキリノと近い位置でプレーすることで攻撃を活性化してくれました。
この試合はハファエルが入ったことで布陣を4-2-3-1(4-4-1-1?)に変更。吉弘と藤田は体調不良(征也は腰痛みたいだけど吉弘は?)でベンチスタート。その影響か西嶋がCBに入り、岩沼が左SBで、上里が右SMFでそれぞれ起用されています。
札幌はハファエルを中心として攻撃を組み立て、何度も富山ゴール前までは迫るのですが、ラストの精度を欠いて得点を奪えず。岩沼のボールからキリノが落として最後はハファエルで、決まったかと思われたボールもオフサイドとツキがありません。岩沼はまだ守備で不安を抱えているけれど、上里の左SBがボツになってしまったので貴重な左利きの左SBとして出場機会を増やしてほしいですね。
ハファエルがいることでキリノへのマークが分散し、いつもよりやりやすそうなキリノ。中央で起用されることの多い選手はハファエルに見習うべき動きが多いように見えます。
後半、西嶋のバックパスをキーパーの高原がなぜか詰めていた富山の石田にナイスパス。石田はこのプレゼントボールを難なく決めて、札幌はまたしてもミス絡みで失点。
失点率も被シュート数もそれほど悪い数字では無いだけに、こうした致命的なミスの多さが痛いですね。そしてそれがおそらく選手にも悪いイメージとして植え付けられているのか、失点するとそれまで以上に冷静さを欠いて流れが悪くなってしまいます。攻めるしかない札幌ですが、引いている富山の守備陣をなかなか崩しきることが出来ません。シーズン序盤はサイド一辺倒だったけど、もっとシンプルにボールを動かしていたと思うんだけどなあ。
9番がキタ!
ホームで、厚別最終戦でこのまま終われないだろう?なんて思っていたら、ついにこの人がやってくれました。後半38分、キリノと代わって入った石井が実に2年振りの得点。
相手に囲まれながら中央で粘り、ボールがこぼれたところをハファエルが拾って左サイドへ展開、そのボールを上里がゴール前へクロス。そこへ走り込んできたのはボールを出したハファエルと中山に石井、その後ろには藤田もと珍しくゴール前に4人が詰めていました。ゴール前にこれだけ揃っていれば、出し手が上里なら決定的な場面になりやすい。飛び込んできたハファエル側へ詰めたキーパーの後方へ流れたボールを石井が頭で無人のゴールへ流し込んで、ようやくですがドローに持ち込む事が出来ました。やれば出来る子ですよ。
不慣れなサイドで結果を出せずに苦しんでいた9番がFWとして結果を出せた事は好材料。個人プレーが目立ち、チームとしてはまだまだな所を見せてしまった試合だけど石井に関しては次に繋がるものを得たんじゃないかなと思う。
残り3試合。現有戦力で今年の集大成を見られる日はあるだろうか。
第89回サッカー天皇杯3回戦:vs 清水エスパルス [アウスタ]
今週はリーグ戦をお休みして、第89回サッカー天皇杯の3回戦が開催されました。
2006年以来3年ぶりに初戦を突破したコンサドーレ札幌は、アウェーで清水エスパルスと対戦です。一歩後退したとはいえまだJ1優勝の可能性を残している清水という、J2の相手とでは経験出来ない貴重な対戦機会。
札幌の攻撃陣はシーズン終盤に来て再び調子を落としていますが、清水もやや息切れしています。格上のチームを相手に物怖じせずに挑んでいきたいところです。
しかし札幌は、メンバーを落としてきた清水に対して、開始早々に今シーズン浦和から移籍してきた永井に得点を許すなど、2失点で完敗。札幌の時間帯もあったようですが、得点を奪うまでには至らず終いでした。
J’s GOAL | J’sGOALニュース | 【第89回天皇杯3回戦 清水 vs 札幌】石崎 信弘監督(札幌)記者会見コメント
「いちばんは、戦うメンタルのところと、単純に言えば個人技術。個人戦術というところで、今の札幌の選手はまだまだ劣っているんじゃないかと。それは外国人も含めてだが。攻撃でも守備でも、判断と技術の課題があると思う」
と、試合後のインタビューで今更のようにメンタル面や技術的な部分を指摘されてしまうなど、育成を評価されている石崎監督をもってしても今年1年ではなかなか立て直せない部分も多いようです。
とはいえ、課題が浮き彫りになったという部分では、今後に向けていい勉強となったのかもしれません。1シーズンでしたが去年J1に居た事を忘れてしまってJ2に慣れきっているかのような選手のコメントにはガッカリしましたけれど。
ボールを扱う基本的な部分では以前より確実に上手い選手が揃ってると思うんですけどね。ただ、2手3手先の予測が無いのか、スペースを作る、そこへ動く選手が少ない部分は感じます。余裕が無いのか少しプレッシャーがかかると慌ててしまい、正確な判断を出来ずにボールをロストしてしまう場面も多いですね。もう少し落ち着いてパスアンドゴーが出来れば良いんだけど。それが出来ないから技術面でも下手って言われてしまうんでしょうけどね。
J2相手でも全体の距離感を保つのが難しく、試合途中でシステム変更を強いられている現在の4-1-4-1システムでは、そろそろキツいのかなというのも感じますね。上里なり宮澤なり芳賀なりをダニルソンと組ませる形の方が安定するんじゃないのかな。ゴール前に顔を出す人数が減りそうなので痛し痒しなのかもしれませんが。
2009 J2 第47節 vs ベガルタ仙台 [ユアスタ]
前節の栃木SC戦では、3年目のMF岩沼がデビュー、2年目のDF堀田もベンチ入りと、来期を見据えた起用も始まった感のあるコンサドーレ札幌。怪我や新型インフルエンザによる主力選手の離脱の影響もあるでしょうが、チーム内の競争を促す狙いもありそうです。そしてその栃木戦は1-0で見事に勝利。J2らしさに助けられてもいますが、無失点で終えることが出来ました。
今節の相手は目下ホームで10連勝中と、7年ぶりのJ1昇格へ向けて邁進中のベガルタ仙台。勝ち点も93と現在2位で、再昇格が手の届くところまで来ています。今シーズン既に昇格の消えた札幌としては、相手のこの勢いに飲まれることなく番狂わせを演じ、大詰めのリーグ戦を少しでも盛り上げたいところです。
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コンサドーレ札幌 0 – 1 ベガルタ仙台
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インフルエンザから復帰した石川が3試合振りにCBに入り、岩沼がベンチに引いた以外は前節と同じメンバー。先発起用するのは来期もいる選手と監督が漏らしてしまったことから、これが事実なら石川は来シーズンの構想に入っていると考えていいのだろうか。居てくれたら嬉しいのだけれど。
仙台との今シーズンの対戦成績は1分1敗1得点2失点。
開幕戦では、昨年入れ替え戦まで進んだ仙台に対して監督もチームスタイルも変えて臨んだ札幌が今後に期待を持たせる試合を見せてくれました。第24節での対戦でも、追いつかれてドローとなってしまいましたが、自分達の戦い方を推し進める事が出来ました。前2戦はクライトン在籍時のものなので戦い方は違いますが、一泡吹かせたいところです。
試合は今期最多となる16,515人の観客が詰めかけた仙台ペース。
これが昇格目前のチームと、そうでないチームとの勢いの差なのか、札幌は前半、仙台の攻撃を食い止めるので手一杯。守備的なMFとして中盤の底に配置されているダニルソンの左右のスペースを狙われ、バランスを崩したところで攻撃を展開されてしまいます。
札幌のやり方としてはもう少し前でボールを奪い、スピードのある選手を使って素早く攻めに入りたいところなのですが、上位とやるとなかなか上手く機能させられません。
FWからDFまでの縦の関係をコンパクトに保ち、奪ってからサイドを使って早い攻めを展開したい札幌。高いDFラインをロングボールによって下げ、中盤を間延びさせ攻撃の起点を生むスペースを作りたい仙台。自分達の狙い通りに試合を進めたのは仙台の方でした。
後半、ハファエルの投入でやや流れを掴みかけ、キリノのポストから上里、ハファエルと得点になりそうなチャンスはあったものの、これを決めきれず。逆に再三狙われていた右サイドを突破され、最後は中原に決められて失点。そのままスコアを動かせず、0-1で敗れてしまいました。
得点差以上の差があるなと感じる上位との試合
これで上位4強との今シーズンの対戦は終了。2勝2分8敗11得点16失点と、現在7位とする札幌の順位を反映するような成績となりました。点差だけ見ていくと、2点差以上を付けられて敗れたのは第31節のセレッソ大阪戦(長居/0●3)のみで、他の試合も敗れたとはいえ1点差の試合ばかり。
勝負を決める1点を自分達の方へ呼び込める勝負強さがあれば、あるいは防ぎきることが出来ればもう少し違ったリーグの展開に持ち込めていたんだろうけれど、現状は欠いているわけで。たかが1点されど1点、そこを決められるか、防げるかどうかというところで、精神面や攻守における連係なんかもまだまだ差があるなと感じたのでした。
2009 J2 第45節 vs 徳島ヴォルティス [鳴門大塚]
51節あるリーグ戦も残り7試合となり、今シーズンここまで続けてきたことの集大成を示す段階になってきました。コンサドーレの今節の相手は今季2戦2分の徳島ヴォルティス。第14節、第21節の過去2試合は、いずれも追いつかれてドローとし、勝ち点を4失う悔しい結果になっています。今シーズン最後の対決で、しっかりと勝利しておきたいところです。
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コンサドーレ札幌 0 – 3 徳島ヴォルティス
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この試合、ソンファンは怪我の状態が芳しくなく、またも欠場。複数ポジションをこなせることでチームの潤滑油となっていた西も負傷で欠場となりました(西はインフルエンザにも感染と公式で発表されています)。石川もインフルエンザで離脱中な上に、キリノも直前で発熱し離脱。主力選手を多く欠いて臨む事となりました。上原と岡本もインフルエンザということで、チーム内にはインフルエンザが蔓延しています。出場選手の中にも、もしかしたらインフルエンザの影響で体調の良くない選手が居たのかもしれません。ということにでもしておきたいくらい、酷い内容の試合でした。
主力が欠けているとはいえ、今年1年チームとしてのコンセプトは一貫していたわけですから、悪いなりにチームの形を見せてもらいたかった。しかしながら、試合の主導権を握ったのはホームの徳島で、札幌のシュートは、前半に芳賀がセンターサークル付近から打ったロングシュート1本のみ。これは勿論今季最低のシュート数です。
芳賀のシュートは惜しくも入りませんでしたが枠には飛んでいたので、これが決まっていればまだ流れは違ったのかもしれません。この日は右SBで出場した芳賀。後ろから見ていて、前の選手達のあまりに不甲斐ないパフォーマンスに悶々としていたんでしょうね。40m級の位置から迷い無く振り抜くとは。しかも枠に飛んでいる。
芳賀はシュート意識があまり高くなく、今シーズンもここまでシュートは7本と少なめ。得点も愛媛戦、膝で決めた1得点のみです。だからといって、彼が他の選手に攻撃的な面で劣るかと言われると、そうは見えないので、もっとガツガツいって欲しいんだよなあ。シーズン5点は取れるはず。周りが攻撃的な選手ばかりなので、バランスを考えてというのが大きいのかもしれません。
昇格が絶望的となったからなのか、インフルエンザは半分冗談にしても、あるいは他にも理由があったのかは分かりませんが、気持ちの入ったプレーを見せた徳島相手に対して逆に不抜けたプレーを見せた札幌は一矢報いることも出来ずに完敗。ギリギリのところでしたが、昇格の可能性を残していただけに、この試合は本当に残念。そして甲府が勝利したために、札幌は昇格の可能性が消失してしまいました。
控え組の鈍った試合勘
さて、この試合は主力5名(ソンファン、石川、西嶋、西、キリノ)を欠いたこともあって、DFラインを中心にこれまでとは違うパターンの布陣となりました。その中で気になったのは、控え組にチーム戦術が浸透していない所。そして柴田のパフォーマンスです。去年J1の選手達と互角に渡り合っていた柴田はどこへいってしまったのだろう?ラインコントロールなどはともかくとして、対人戦は強かったはずなんだけど。
今年はリーグ戦の試合数が多くて、練習試合は数えるほどしか無く、試合勘が鈍っているのがあるかもしれませんが。それだけではないかもしれませんが。だとすれば、選手層を厚くしていくために、控え組が戦術確認する実践機会を増やしていきたいところ。とはいえ、まともな練習相手は道内にはおらず、難しいところです。
サポーターは、自分達も見られていることを意識すべき
それにしても、サポーター。
徳島まで遠征する、チームを応援する気持ちは素晴らしい。それであの試合を見せられたら、さぞフラストレーション溜まることでしょう。でもだからといって、その怒りを、あろうことか他所のスタジアムで選手にぶつけるとか、気分悪くなるだけだから止めたらいいのにね。ああいう姿を見せられて誰が得するんだろう。コアサポの印象は悪くなっていくばかりだし、そのくせ声は大きいからその部分の印象ばかりが一人歩きして、新規をますます遠ざけることになるよ。
第89回サッカー天皇杯2回戦:vs ガイナーレ鳥取 [札幌厚別]
10、11、12日の3日間に渡って行われたサッカー天皇杯2回戦。今年の天皇杯は、この2回戦からJクラブが出場となります。「ジャイアントキリングをたくさん期待したい」と、Jクラブを2回戦から出場させる犬飼会長の意図通り、早速10 日の時点で湘南と水戸が大学チームに敗れるという波乱がありました。水戸は一時昇格争いに絡んでいたのに、この所勝利からだいぶ見離されてしまっていますね。どうした、水戸ちゃん。
そして11日は我がコンサドーレ札幌が登場。ホームの厚別で、JFL5位につけるガイナーレ鳥取と対戦です。昇格が絶望的となった今、J1クラブと試合の出来るチャンスがある天皇杯に臨むモチベーションは高いはず。昨年、一昨年と初戦で敗退していますから、今年こそ上位進出を目指したいものです。しかしながらテレビ中継は無く、ダイジェストしか見られず。んー・・・。
札幌は上里と藤田が外れていますが、ほぼベストメンバー。でしたが、調子の上がらないまま格下の鳥取に先制されてしまい、なんとも拙い展開になってしまったようです。それでも後半、CKからのこぼれ球を西嶋が、そして試合終盤に古田くんがドリブルで突っかけて得たPKとキリノが決めて何とか勝利することが出来ました。
それにしても終了間際にPKを貰ってなんとか勝利というのは、負けるよりはまだマシですが上のカテゴリにいるクラブとしてはちょっと恥ずかしい結果。しかしトーナメントなので何よりもまずは結果が大切です。これで3回戦に進出し、次の対戦相手は現在J1首位の清水エスパルス。
アウェーでの試合になりますが、J1でも通用するサッカーを意識してチーム作りを行ってきたわけですから、J1トップクラスの堅守を誇る清水に対して今のチームがどこまでやれるのか、思いきり戦ってきてもらいたいですね。
2009 J2 第44節 vs セレッソ大阪 [札幌厚別]
リーグ戦も残すところ8試合。3位甲府(82)との勝ち点差は14あり、コンサドーレ札幌(68)は残り試合全勝でも勝ち点+24で最大92ポイントと苦しい状況ですが、僅かに残る昇格を信じ負けられない試合が続きます。
第44節の相手は現在J2最多得点数を誇り、首位を走るセレッソ大阪。エースの香川が怪我で万全でない状態ながら、その攻撃力は侮れません。対する札幌は、定位置を掴んだ守護神・高原や、元キャプテン・芳賀の活躍もあり、ここ4試合無失点試合を続けています。
札幌も離脱者が居たり主力外国人が怪我を抱えていたりと万全ではありませんが、サポーターの声援という後押しがあるホームの利を活かして勝利を掴み、昇格争いを面白くしていきたいところです。
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コンサドーレ札幌 0 – 1 セレッソ大阪
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監督がCBに指名したのはは柴田ではなく、西嶋でした
札幌のスターティングメンバーは、前節と比べて柴田が下がり、ダニルソンが復帰してきました。そのダニルソンがいつもの位置に入ったことで芳賀が久しぶりに右SBへ。芳賀、石川、西嶋、西という最終ラインです。柴田は2戦連続スタメンならず。
物足りない部分もあったけれど、初先発でそれなりに結果を残したのだから、もう少し我慢して使ってみても良いと思うんだけど、このセレッソ戦の守備テーマは恐らく「我慢」。ということで、我慢しきれずにすぐ身を投げ出してしまう柴田は外から今回の守備を勉強することになったのでした。
拮抗した良い試合ではあったものの
吐く息も白くなり始めた秋の厚別。台風の影響で他会場では順延になった試合もありましたが、この日の厚別は快晴で、影響はありませんでした。
前半は札幌がやや有利に試合を進めるのですが、最後のところで枠に嫌われ、得点することが出来ません。守備でもややミスはありながら、慌てることなくカバーしあいながら無難に切り抜けていきます。出来れば香川がベンチにいるうちにリードしておきたかったのだけど、攻守両面で良い判断が出来るというまでには、まだチームは成熟していません。
後半の頭から香川を起用してきたクルピ監督の采配によって、試合はセレッソに傾いていきました。徐々に押し込まれ始め、前になかなかボールが出て行かない札幌。ロングボールで打開しようと試みるものの、キリノの裏へのスピードはしっかりと対応されてしまいます。ボールの精度があまり良くなかったというのも響きましたね。もっとスペースの方へ出したかったところですが。
セレッソの攻撃に引っ張られてラインは下がりだし、しかし勝たなくてはならない札幌は攻撃陣にフレッシュな選手を投入してもう一度流れを引き寄せたいところ。しかしこの前と後ろとでバランスが崩れて押し上げが出来なくなり、前へのフォローが少なくなってしまったんですね。ハファエルが入って以降は多少マシになりましたが、やはり体力的に厳しいのか組織だって攻められず。両チーム無得点のままロスタイムへ。
6分のロスタイム
途中、セレッソのキーパーがキリノと競り、陸上トラック部分にまで飛んでいったために試合は一時中断。この影響もあってこの日のロスタイムは6分という長い時間となりました。札幌は砂川、ハファエル、中山と攻撃的な選手を次々と投入し、前掛かりになりながら得点を狙うのですが、満足にチャンスを作れず。
ロスタイムも残り1分を切ったところで、セレッソ大阪がJ1昇格への強い執念を見せます。札幌がクッションボールを処理しきれなかったところをカイオに奪われ、そのまま放ったシュートはさらに高原が中へ小さく弾いてしまい、待っていたのは香川。ゴールへとボールを流し込み、これが決勝点となってしまいました。長い中断時間がありながら、大きい破綻を招くことなく集中を切らさずに守っていただけに、札幌にとっては悔しい失点、敗戦となってしまいました。ミスが2つ続いてしまうと、上に行けるようなチームはしっかりと突いてきますね。
後半の出来で言えば、守備部分は集中してやれていたのだけど、攻撃に関しては全くといって良いほど相手ゴールを脅かす場面を作れませんでした。唯一ハファエルの打ったシュートくらいかな。なので、この結果は仕方無いかなと思いますね。中盤のボールの奪い合いというか、両チームよい緊張感の中で守れていたので、スリッピーな芝でミスも結構多くて、結局負けてしまったのだけどナイスゲームだったと思います。
最後はセレッソの勝負強さに屈した札幌ですが、前半に何度かあったチャンスで決めきれずにいると、やはりこういう結果になってしまいますね。これで44節を終えて勝ち点は68のまま。次節にも昇格の可能性が完全に消えてしまいます。チームには、目標を失った後にも先を見据えて戦っていくという精神面での成長に期待したいですね。
試合はまだまだ続いていきます
守備で頑張れば攻撃に迫力を欠くという、あちらが立てばこちらが立たずという歯がゆい展開になってしまいましたが、こうした緊張感のある試合を続けていければ、糧となってチームとしても成長していけるのではないかな。そのためには試合毎にある大きなムラを無くしていかなくてはなりません。
次の試合はすぐにやってきます。10/11(日)には天皇杯の2回戦、ガイナーレ鳥取との試合が厚別で開催されます。どういうメンバーで行くのかは分かりませんが、敗戦ショックを振り払うような良い試合を見せて欲しい。
2009 J2 第43節 vs ロアッソ熊本 [熊本]
湘南を相手に無失点で勝利し3試合連続無失点で3連勝と、第3キーパーから守護神の座に就いた高原の安定もあって守備に改善の兆しを見せているコンサドーレ札幌。今節の相手は14位のロアッソ熊本です。札幌は順位こそ6位と熊本より上位にはいますが、今年初顔合わせとなった熊本に対してここまで2連敗。自滅だったとはいえ、今期最多の4失点を喫したのもこの熊本が相手でした。
総合力では札幌の方が上だと思うのだけれど、2戦して得点を奪うことすら出来ていないのですよね。特に第2クールの第27節で対戦した際は、熊本の2本(うち1本はキックオフシュートなので、実質1本)に対して札幌は23本ものシュートを放ちながら、そのいずれも空砲に終わりました。3戦目となるこの試合では、最近見せているようなフィニッシュの精度で、数多くチャンスを作り勝ち点3をもぎ取りたいところです。
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コンサドーレ札幌 0 – 0 ロアッソ熊本
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札幌はDF吉弘が出場停止、DFソンファンも怪我で欠場となり、CBコンビには今年初先発となるDF柴田とDF石川という、元柏ユースコンビ。柴田は出るぞ出るぞと言われ続けてきましたがようやく。他のメンバーは前節と変わらず。ダニルソンも怪我がある程度癒えてベンチ入りしています。
高原、柴田の出場で、今季の所属選手は長期離脱している選手を除いてほぼ全員出ていることになりますね。後は岩沼、堀田、曳地の3名。岩沼に関しても柴田と同じようにベンチ入りまでは来ていますから、何とか出場チャンスを得て欲しいな、なんて思っています。サイドバックは層が薄いですからね。堀田も怪我がちなのが気になりますが、同期の宮澤はスタメンを掴んでいるし頑張ってほしい。
10月というのにこの日の気温は29.1度と真夏日に近く、札幌では8月でもそう多くない下での試合となりました。この暑さにも苦しめられたか、攻守に運動量が少なくて、なかなか札幌のサッカーをさせてもらえません。身体が動かなければ暑さで頭も働かないのか切り替えもイマイチ精彩を欠いてしまいます。
藤田と藤田
この日が38才のバースデーとなった、熊本のMF藤田。相変わらず上手いです。視野の広さとテクニックはさび付きませんね。彼にボールが渡る度にピンチになる札幌。そしてなぜかその藤田をフリーにしてしまっている時間が長くて、何ともマゾい札幌守備陣。うーん、彼の所を抑えられるとだいぶ違ったんだろうけど、コーナーからフリーでシュートを打たれ、ひやりとする場面も。藤田の動きが上手過ぎるのか、あるいはこちらが下手なのか掴まえきれません。
対して札幌の藤田はというと、市村に封じられていつものような躍動感は見られず。元同僚ということもあって読まれた?部分もあったかもしれません。それにしても、離れてから時間が結構経っているのでそろそろ簡単に読まれる事からは脱却したいところではありますが、とにかく上手くサイドを攻略することが出来ません。
シュート数5本では得点は厳しい
西がSBに下がって、得点力が低下しながらも大事な所ではしっかりと決めて勝利してきた札幌ですが、この日のシュート数は5本と寂しい数字。フィニッシュの精度があまり高くないチームなので、この本数ではさすがに得点は厳しく、無得点で試合を終えてしまいました。キリノも時折ダヴィのような強引なドリブルで突っかける場面もあって、まあそれはそれでよいのですが、上手くボールが回らないためか個人プレーに走りすぎてしまいましたね。
飛び抜けてシュート精度の高い選手が居るわけではないので、チャンスの回数を増やしていかなければ当然得点機会も生まれません。ですが、この日の場合はその前段階の組み立てでミスが多く、サイドでも優位を作れず。まだまだ状況に応じた判断というのが、個人個人でずれているのだなあという印象。攻撃的な選手を次々と投入した采配も、状況を好転させるには至りませんでした。
高原の安定感
起用当初の危なっかしさは形を潜め、安心して見ていられるようになってきた高原。この日も再三のピンチを凌ぎ、2試合連続でPKを防いでくれました。PKの場面でも、
「落ち着いて自分のプレーができた」
と、話しているように、ピンチでも浮き足立つことなくどっしりと構えていてくれるので頼もしい。思いきり良く行く部分と我慢する部分のバランスが良いように思います。
3連敗は回避
高原の奮闘もあってどうにか熊本に対して3連敗は避けたものの、持ち帰ったのは勝ち点3ならぬイエローカード3枚の札幌なのでした。気持ちの入ったいい試合を見せたかと思えば、次の試合でこういう内容を見せてしまったり、まだまだムラが大きいです。それでも無失点記録を4に伸ばしたことは良しとしよう。
初出場となった柴田は藤田の上手い誘いからPKを与えてしまい、満足のいく結果とはいかなかったかもしれません。次節もソンファン次第で出場機会は巡ってくるでしょうから、今度こそしっかりと抑えてもらいたいものです。そして、出来ればセットプレーからも得点を。
熊本の試合は札幌との時しか見ていないのですが、熊本って結構良いチームなのに、なんでこんなに下に居るんだろうかと思ってしまいます。まあ他のチームを気にしていられる余裕はこちらには無いわけですが。
次節はホームで、J1昇格目前のセレッソ大阪を迎えます。この日のような試合をしていては、セレッソ相手だと一気に飲まれてしまいかねません。しっかりとコンディション調整をして、良い試合を見せて欲しいなと思います。
2009 J2 第42節 vs 湘南ベルマーレ [札幌厚別]
長丁場だったJ2の2009シーズンも残り10試合。コンサドーレ札幌のホーム開催も、今節を含めて残り5試合となりました。この日の相手は今年2戦2 敗、いずれも1点差で敗れている湘南ベルマーレ。同じ相手に3連敗をホームで喫するわけにはいきません。ダニルソン、ソンファンと主力外国人を欠く苦しい状態ですが、なんとしても勝利を掴みたい札幌です。
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コンサドーレ札幌 2 – 0 湘南ベルマーレ
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札幌は報道であった通り、ダニルソンとソンファンを怪我で欠く苦しい状態。1ボランチにはここ2試合の無失点試合の功労者であろう芳賀。これで3試合目となりますが、自らボール奪取しにいくダニルソンとは違い(というかあの運動量を真似出来る人は多くない)、スペースを上手く埋めてチームでボールを奪う芳賀の動きは、バイタルエリアを明け渡し気味だった札幌に執って上手く嵌りました。
日本人同士だとコミュニケーションの取りやすさがあるからなのか、周りを見ながら空いたスペースをケアしあえるのですよね。こういうのを普段から心がけて欲しいのだけれど、とっさの時にはまだ難しいか。
ゴール裏に登場したビッグフラッグ
この日の厚別はゴール裏にビッグフラッグが登場し、サポーターの応援もいつも以上に気合いの入ったものでした。USのブログを見ると(湘南戦 | BRN)、時間的にも現場のやりとりもギリギリだったようで、かなり大変だったみたいだ。もう無理みたいな話が書かれているけれど、きちんと計画立てて、クラブやスタジアムにも事前に話を通しておけば、またやれる機会はあるんじゃないのかな。まあ、どういうやりとりがあったのかは分からないので、またやって欲しいなという願望でしかないのだけれど。
五分五分の前半
いつも通りに蹴りました by キリノ
後半、1点ビハインドの湘南は、逆転すべく前掛かりになって攻めてきます。その攻撃をいなすように、カウンターを仕掛ける札幌。が、この流れでは得点を奪えず。むむぅ。勿体ないですね。突き放すチャンスをふいにしてしまうとは。嫌な感じだなと思っていたら、湘南阿部のハンド気味のトラップから抜け出されてフリーでシュートを打たれてしまい、あわやという場面。ここはクロスバーに当たり事なきを得ます。危ない危ない。
その後、前半のPKの帳尻合わせのような形でキリノがPKをゲット。前回外したのを気にしていたようで、今度は落ち着いて決めて札幌が2点目。その後ゴール裏へ一直線のキリノ。興奮しすぎてフラッグ踏んじゃったそうですよ。
その後も上位相手に落ち着いて試合を進める札幌。どうしたの?というくらいなんだか試合強者な面持ちで、ホームの利というものなのか、負ける気がしませんでしたね。危ない場面も無くはないんですけども、なんだろう、不思議な感じでした。いつもなら決められていそうな場面でも高原がセーブしてくれたり、他の選手も体張って守っていたし、中盤の運動量が落ちなかったのが勝因だろうか。90分のバランスを考えて動けていました。
終了間際、湘南・田原がゴール前で転がってみるものの、帳尻合わせは終わっているので今度はPKを取ってもらえず。札幌はそのまま落ち着いて試合を終わらせ、3試合連続無失点で勝利を飾ったのでした。よっしゃ!
スペシャルな選手が居なくても
ダニルソン、ソンファンと、2外国人を欠いて臨んだ試合でしたが、頼る人が居るとどんな状況でも依存してしまいがちなのが札幌の悪い癖。そうした選手が居ない事で、各々がチームとしてしっかりと戦う事が出来ました。その結果として、勝利する事が出来て良かったです。いい緊張感の中でこういう試合を続けていけるようになると、上を狙えるチームになってきそう。宮澤もようやく復調してきたみたいでよかったよかった。
次節はアウェーでロアッソ熊本戦。
熊本にも今年2敗していますし、そのうちアウェーでの1試合は今期最多の4失点を喫しています。悪い憑き物は今年のうちに落としきって来シーズンへ向かいたいところ。アウェーでもいい試合期待しています。
2009 J2 第40節 vs アビスパ福岡 [室蘭入江]
ここ2試合は試合への入り方が特に悪く、相手に先制され苦しい展開にしてしまっているコンサドーレ札幌。後半から本気出す。でもいいんですが、それはそれとして、自滅に近い失点を繰り返してるのはいただけません。
前節から一週間空いて迎えた第40節福岡戦。この日は年に一度の室蘭開催です。今年初めて生観戦という方も多いだろうし、内容も結果も追求していきたいところです。
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コンサドーレ札幌 1 – 0 アビスパ福岡
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出場は微妙かと思われていたダニルソンはスタメンで出場。失点に繋がるミスを冒してしまった上里は中盤前に出て、代わって西がSBに入りました。吉弘は再びアウト。うーん、そう来ますか。西は後ろだと殆ど良さが生きないので、出来れば前で使いたいと思うのだけど、メンバー的にそれが出来るのにしないと言うことは、ダニルソンの強行出場に関しても何かプランがあってのことなんだろうな。
さて、試合の入り方という部分で、風上の札幌は試合を優位に進めるわけですが、前半16分にダニルソンが相手と接触し負傷退場。違う箇所みたいですが前節でも痛めていたし、心配です。
そして芳賀が急遽出場となったですが、これまでと違うのは、ダブルボランチにはせず、4-1-4-1のままダニルソンの位置に入りました。彼と同じ動きは出来ませんが、中央の上里と宮澤を上手く操縦し、スペースを埋めるディフェンスしていきます。ダニルソンシステムだった4-1-4-1で、芳賀の使える目処が付いたのは大きな収穫ですね。
「ダブルボランチより動かないでいいんで体力が残っていた」というならもっとバイタル埋めたり攻撃参加して欲しかったところですが(攻撃のセンスはあると思うし)、飛び出しからチャンスを作っていたし、なにより試合を無失点で終えることが出来たので、初の1ボランチという点では及第点以上のものがあったと思います。
この試合では、これまで定着していた中盤▽の選手が西・宮澤・ダニルソンから、上里・宮澤・芳賀に変わりました(芳賀は急遽投入されたわけですけど)。
攻撃における展開は、風上にたった前半から各選手コンパクトに保つことが出来ていたので良かったんですけど、誰かが動いた後のスペースを埋める動きというのが少なくて、やはり上位を狙うには厳しい、現状の順位が妥当なチーム力なんだなあと思いながら見ていました。
上里は膠着した試合展開の中から後半3分にFKから得点を、宮澤はそこを狙うかというビッグチャンスを作るパスで魅せてくれたわけですが、アクションがぶつ切りなのは相変わらず。もっと連続した動きを攻守にし続けて欲しいところです。
藤田も直接FKを決めてから本来のキレが戻ってきているし、上里もこれをいいきっかけにしていけるといいな。プレーの判断が早くなれば、その左足は上でも通用するぞ、上里。
最後の砂川、あるいはキリノのPKが決まっていればもう少しスッキリした結果になったんだろうけど、不安定な試合ではありましたが無失点で切り抜け、室蘭で勝ち点3を手にすることが出来たのでした。キリノは他の場面でもこの日はスピードを活かせる場面が幾度もあったのですが、この日は不発。次です、次。
不安定ではありましたが、久しぶりの無失点ということで守備陣(特にこの所スタメン起用されているGK高原)も落ち着けたのではないだろうか。
第89回サッカー天皇杯1回戦:ノルブリッツ北海道 vs 福岡大学 [札幌厚別]
今年で89回目の開催を迎えるサッカー天皇杯が19日に開幕し、19、20日に渡って1回戦が行われました。
今大会は前回から6チーム増えて88チームの参加となり、加えて大会の活性化を図るためという名目で、Jクラブは2回戦からの出場となっています。打倒Jを目指すチームに取っては、これまでと違いここを突破すればJクラブと戦えるという事で、アマチュアチーム側はこれまでよりもモチベーションが高いんじゃないかと思いますね。
その1回戦。現在北海道社会人リーグに所属しており、3年ぶりの本大会出場となった北海道代表のノルブリッツ北海道は、今年の総理大臣杯を制した福岡大学と厚別競技場で対戦。しかし残念ながら0-4で敗戦。2回戦へ進むことが出来ずに初戦で姿を消しました。札幌市のベッドタウンである江別市をホームタウンとするノルブリッツは、比較的近い競技場での開催という地の利を活かすことが出来ず。残念。
まだまだ道内サッカーと他の地域とのレベル差を感じます。悔しいなあ。
アマチュアチームとして道内サッカー界のレベルアップに寄与しよいうというノルブリッツ北海道。今年は残念な結果となっていまいましたが、また来年!知事杯を勝ち抜いてリベンジに期待しよう。
池内率いる札大と木島率いるノルブリッツという、コンサドーレ札幌に縁のある人物が道内サッカー界に広がっていくのも楽しみの1つですね。
2009 J2 第39節 vs ヴァンフォーレ甲府 [小瀬]
2点差を付けられながらも、外国人選手の活躍により辛くも逆転勝利を収めた第38節の愛媛FC戦。勝利したことは喜びたいのですが、結果とは裏腹に内容が悪くなってきており、今後に不安を残す一戦となりました。
そんな中で迎える第39節の相手は、現在昇格争い真っ只中にいるヴァンフォーレ甲府。今年コンサドーレ札幌はまだ甲府には勝てていないので、アウェーとはいえ、昇格戦線を面白くするためにも一泡吹かせたいところです。
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コンサドーレ札幌 1 – 2 ヴァンフォーレ甲府
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札幌は良くなかった前節からメンバーを若干入れ替え、システムも 4-1-4-1 から 4-4-1-1 もしくは 4-2-3-1 のような形となりました。ハファエルが先発という報道があったのでてっきり宮澤が変わるのかと思っていましたが、変わったのは結果を出している西。後ろで起点を作るなら確かに西より宮澤の方が上だけど(良い時であれば)、ここ最近の宮澤のパフォーマンスでそれでも先発に残れるというのは少々疑問です。そしてサブには中山ではなく、上原が久しぶりに入りました。中山は現地入り後に体調を崩したとのこと。
大声援の後押しを受けた甲府に翻弄された前半
札幌は選手やシステムを変更したことの影響も多少出たように見えましたが、それ以上に甲府の寄せが早く、思うようにボールを繋ぐ事が出来ません。ちょっと早いプレスが来ると何も出来なくなってしまう傾向はここ最近続いていますが、あまり改善されているようには見えませんでそた。残念。それに加えてパスは足下へのボールが多いので、出し所も簡単に読まれていました。これでは得点どころかゴール前にボールを運ぶことすら難しく、ここまで33失点の甲府ゴールを脅かすには至りません。逆に安易なミスからFKを与えてしまい、そのFKにも連係ミスからマラニョンに飛び込まれてあっさり先制されてしまいます。
その後も甲府の素早いプレスト攻守の切り替えに対応出来ないまま、それでも何とか無失点で試合を進めていきます。このまま1失点で切り抜け、後半の爆発を期待したいところでした。しかし、前半終了間際にキャプテン上里が自陣で判断遅く、そこからボールを奪われ、最後はまたしてもマラニョンに決められてしまいました。自陣ではもう少しセーフティーな判断を心がけて欲しいなあ。キャプテンのプレーが与える影響というのはそれなりにあるのだろうし。
スロースターター
前節と同様に、いいところ無く2失点で迎えた後半。監督はダニルソンと古田に代えて、西と砂川を投入。ダニルソンは前半途中で相手選手と接触して脚を痛めていて、引き上げてくる際に代えてくれというようなジェスチャーをしていたので怪我の具合が心配です。そして砂川。彼自身のパフォーマンスもムラがありますが、こういう試合展開時には期待も大きいベテラン。交代と、ハーフタイムでの指示がはまったか、ようやく動き出し始める札幌の攻撃。スペースにもボールが供給され始めチャンスが生まれ始めました。
リズムを掴んだ札幌は、右サイドに戻った藤田がキリノのパスから外から中へ斜めに走り込んで素晴らしいゴールで1点を返します。その後も右サイドは俺のポジションだとばかりに良い動きを続け、さあ一気に同点に追いつくぞと意気上がるのですが、札幌の選手は相手ディフェンスにちょっとずつ引っかかってしまうんですね。左SBに入っていた西も、ゴールから遠い位置での出場となったためにこの所の好調さが影を潜めてしまいました。
札幌は3枚目、ハファエルを下げて上原を入れますが、テコ入れにならず。上原は高さと速さという自分の持ち味を活かすべく奔走しますが、チャンスで決めきれず。いいところに走り込んで、宮澤から良いパスが入ってきたんですけどね。んー。
1-2のまま試合は動かず、このまま試合終了。札幌の勝ち点は58のまま。
現在の順位差がそのまま結果に表れた
何度かゴール前まではボールを運ぶのですが、甲府の守備崩す事は出来ず。逆に甲府のカウンターをさっくりと食らって肝を冷やす場面も多くあり、J1昇格へ向けて緊張感のある試合を続けている甲府と、目標が遠のき中位に甘んじている札幌との気持ちの差が勝敗を分けた形となりました。
特に札幌の起点をことごとく潰していたダニエルの存在感は素晴らしかった。好調時のダニルソンと対峙した際の、相手チームの気分を味わいました。
結果こそ1-2と1点差でしたが、決定的なチャンスは明らかに甲府の方が多く、大量失点を喫してもおかしくない試合でした。札幌は後半持ち直して見応えのある展開となりましたが、リードした甲府が攻め急がなくなったから出来た面も多く、そしてつまらないミスがあまりにも多いんですよね。相手の勢いに飲まれてすぐに浮き足立ってしまうのはまだまだ未成熟な若いチーム故。それでも下を向かずに攻めに出て行く姿勢は成長の証だとは思うのだけれど。
2009 J2 第37節 vs 水戸ホーリーホック [札幌厚別]
前節36節はザスパ草津を相手に今期最多の5得点と攻撃陣が爆発し、アウェーで勝利したコンサドーレ札幌。つまらないミスから2失点と守備には不安を残したままですが、攻撃陣に関しては様々な攻めのパターンから得点し、上昇傾向にあります。ここまで無得点だった藤田も直接FKを決め、今季初得点。ようやくアタッカーとしてスタートラインに立ちました。
今節の相手は、いつのまにか攻撃的なチームへと変貌し、昇格圏から勝ち点5ポイント差の現在5位と好調な水戸ホーリーホック。前線の選手が細かく点を取る札幌に対して、水戸は高崎と荒田というFWの2人にボールを集め、そのFWが点を取ってくるサッカー。得点力のある彼らを意識しすぎると、前線との距離が空き、セカンドボールを拾われてしまうので、全体をコンパクトに保ちながら、攻撃に転じていきたいところです。
2009 J2 第36節 vs ザスパ草津 [正田スタ]
前節35節のサガン鳥栖では、またしてもロスタイムに追いつかれ、残り時間僅かの所で勝ちを逃してしまったコンサドーレ札幌。1週間空けて、気持ちを切り替えてアウェーでザスパ草津と対戦です。
U-18日本代表としてSBS国際ユース大会に出場していた古田君がチームに復帰し、出場枠を賭けた競争は激化しています。このチーム内の競争を、良い方向良い結果へと結びつけたいところです。
草津との今季対戦成績は、第8節2○1、第28節1●2と、サガン鳥栖の時と同様に1勝1敗。28節では開始早々に立て続けにゴールを奪われ、勝敗決してしまいました。草津のカウンターに警戒しながら、札幌としても早い攻撃で得点を奪っていきたい。
2009 J2 第35節 vs サガン鳥栖 [札幌ドーム]
51試合という長丁場の2009シーズンも、3分の2をを消化し、残り17試合を残すのみとなりました。第1クールは27ポイント、第2クールは23ポイントと、J1昇格を目指していながら勝ちきれない試合が続き、なかなか勝ち点を積み上げる事が出来ずにいたコンサドーレ札幌。
ただ、途中加入のDF石川の活躍と、ルーキーのMF古田の台頭によってチームの競争が活性化。第2クール最後の5試合を、3連勝の4勝1敗と良い形で終えることが出来ました。
攻撃ではサイドからの崩しと速攻、守備では前からの果敢なプレッシングと、引いてしっかりと守備ブロックを作って跳ね返すリトリートをバランス良く行えるようになってきたことで、効果的に得点も奪えるようになり、プレス一辺倒でガス欠の多かったスタミナも、90分持つようになってきています。
残り17試合、石崎監督の目指すサッカーをより浸透させ、来期を見据えて少しでも上の順位を目指していきたいところです。
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