- 2009.10.26
- 国内サッカー
前節の栃木SC戦では、3年目のMF岩沼がデビュー、2年目のDF堀田もベンチ入りと、来期を見据えた起用も始まった感のあるコンサドーレ札幌。怪我や新型インフルエンザによる主力選手の離脱の影響もあるでしょうが、チーム内の競争を促す狙いもありそうです。そしてその栃木戦は1-0で見事に勝利。J2らしさに助けられてもいますが、無失点で終えることが出来ました。
今節の相手は目下ホームで10連勝中と、7年ぶりのJ1昇格へ向けて邁進中のベガルタ仙台。勝ち点も93と現在2位で、再昇格が手の届くところまで来ています。今シーズン既に昇格の消えた札幌としては、相手のこの勢いに飲まれることなく番狂わせを演じ、大詰めのリーグ戦を少しでも盛り上げたいところです。
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コンサドーレ札幌 0 – 1 ベガルタ仙台
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インフルエンザから復帰した石川が3試合振りにCBに入り、岩沼がベンチに引いた以外は前節と同じメンバー。先発起用するのは来期もいる選手と監督が漏らしてしまったことから、これが事実なら石川は来シーズンの構想に入っていると考えていいのだろうか。居てくれたら嬉しいのだけれど。
仙台との今シーズンの対戦成績は1分1敗1得点2失点。
開幕戦では、昨年入れ替え戦まで進んだ仙台に対して監督もチームスタイルも変えて臨んだ札幌が今後に期待を持たせる試合を見せてくれました。第24節での対戦でも、追いつかれてドローとなってしまいましたが、自分達の戦い方を推し進める事が出来ました。前2戦はクライトン在籍時のものなので戦い方は違いますが、一泡吹かせたいところです。
試合は今期最多となる16,515人の観客が詰めかけた仙台ペース。
これが昇格目前のチームと、そうでないチームとの勢いの差なのか、札幌は前半、仙台の攻撃を食い止めるので手一杯。守備的なMFとして中盤の底に配置されているダニルソンの左右のスペースを狙われ、バランスを崩したところで攻撃を展開されてしまいます。
札幌のやり方としてはもう少し前でボールを奪い、スピードのある選手を使って素早く攻めに入りたいところなのですが、上位とやるとなかなか上手く機能させられません。
FWからDFまでの縦の関係をコンパクトに保ち、奪ってからサイドを使って早い攻めを展開したい札幌。高いDFラインをロングボールによって下げ、中盤を間延びさせ攻撃の起点を生むスペースを作りたい仙台。自分達の狙い通りに試合を進めたのは仙台の方でした。
後半、ハファエルの投入でやや流れを掴みかけ、キリノのポストから上里、ハファエルと得点になりそうなチャンスはあったものの、これを決めきれず。逆に再三狙われていた右サイドを突破され、最後は中原に決められて失点。そのままスコアを動かせず、0-1で敗れてしまいました。
得点差以上の差があるなと感じる上位との試合
これで上位4強との今シーズンの対戦は終了。2勝2分8敗11得点16失点と、現在7位とする札幌の順位を反映するような成績となりました。点差だけ見ていくと、2点差以上を付けられて敗れたのは第31節のセレッソ大阪戦(長居/0●3)のみで、他の試合も敗れたとはいえ1点差の試合ばかり。
勝負を決める1点を自分達の方へ呼び込める勝負強さがあれば、あるいは防ぎきることが出来ればもう少し違ったリーグの展開に持ち込めていたんだろうけれど、現状は欠いているわけで。たかが1点されど1点、そこを決められるか、防げるかどうかというところで、精神面や攻守における連係なんかもまだまだ差があるなと感じたのでした。

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