- 2008.10.20
- 国内サッカー
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コンサドーレ札幌 0 – 2 柏レイソル
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負ければ昨年の横浜FCと並んで最速タイで降格が決まるコンサドーレ札幌。柏レイソルは今シーズンのリーグ戦初勝利を上げた相手でもありますが、その後のナビスコでは1分1敗と対戦成績は一応五分。
集まった8,000人を越えるサポーターの前でなんとか勝ち点3を取りたい試合でしたが、出足が鈍く、前半37分にCKから左右に揺さぶられ、DFがついて行けずに先制点を献上。
負けられない札幌はハーフタイムで大塚に替えて砂川を投入。攻撃的な布陣で臨み、その後も上里、西谷と攻撃的な選手を投入し、押し気味に試合を進めるものの、目の前に迫り来る降格の焦りからか、いつも以上に最後で精度を欠き得点を奪えず。逆に、終了間際にサイドからあっさり崩されて2点目を決められて万事休す。
2点ともゴールラインを割ったか割らないかのような微妙なものだったので、お互いにスッキリしない形ではありましたが、しかし2点目のフランサのスルーは付近にいた選手全員が見事に嵌ってしまいました。
攻めながらも、フィニッシュの精度を欠いて得点を奪えない札幌と、ここぞというときにしっかりと得点を重ねた柏。そして、セットプレーと終了間際の失点と言うことで、皮肉にも降格を決める試合が、今期の守備崩壊を象徴するようなものとなってしまいました。結局ここをを改善できなかったので失点がいっこうに減らず、中位レベルの得点力はあるものの、得点する側の士気も落ちていくという悪循環。
結局、J2仕様のままにJ1を戦ってしまえば、勝ち抜けないんだという事を、さらに強く印象付けてしまいました。
試合後のインタビューはいつも通りのものですが、申し訳ないとは一応言うものの、その原因を聞かれると、自分のミスではない、選手の力が足りないと、この人は言ってしまうんだなあ。この期に及んで。
監督も当然それは認識していたと思うのですが、昨シーズン中盤から研究され、J2ですら通用しなくなりつつあった自分の戦術を、J1に上がった後も過信し拘りすぎ、早々に崩壊しているのにも関わらず、最後までそこを修正しようとする行動は見られないままなのでした。
力不足だ、経験不足だと言ってしまえば簡単なものですが、それを補うような運動量も無く、相手に走り負け、「ハードワーク」が空しく響く試合も散見されました。途中加入した箕輪には練習量の不足を指摘されるほど。フィジカルを軽視したトレーニング方法も響いたように感じます。
しかしながら、降格が決定したことで、ここまで”経験”というものを買って無理矢理使っていたようにも見えたベテランから、ようやく”将来性”や”成長”を見込める若手に切り替わるのかなと思いきや、監督にそんな気はさらさら無い様子。
ポジションは実力で奪うもの。そういわれればそうなのですが。三浦監督の場合、自身が考えるベストメンバー(偏)が相当深刻な怪我でもしない限り、控えに出場機会が回ってこないので、控えがいくら調子が良くても出場機会が極端に少ない(例えば、上里の技術はチームでもかなり高いレベルにありながら、ギリギリまで追い込まれた状況でようやく出場機会を得たように)。本来のポジションでは無い位置の起用でたまたま上手くいけば、そのまま起用されたりもするので、まあ柔軟と言えば柔軟なのだろうけれども。ただ、奇策だからこそ利くのだよねと言うことを忘れがちでもある。
残留という目標が無くなってしまった今、残り5試合+天皇杯をどういった布陣で臨むのでしょうか。モチベーターとしての能力は無い人なだけに、切り替えも難しいと思いますが、天皇杯はこのところ隔年で(2006年:ベスト4、2004年:ベスト8)いいところまで行っているので、今年も波乱を起こしてくれそうな予感はあります、まずは初戦のマリノス戦。ここを勝たねば始まらない。

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