国内サッカー Archive

2010J2 第01節 vs サガン鳥栖 [ベアスタ]

きたぞ!開幕戦っ!6日にリーグ戦が開幕したJリーグ2010。コンサドーレ札幌は第1節2日目の7日、アウェイでサガン鳥栖と開幕戦を迎えました。来週はホームの開幕戦ということもあって、札幌ドームのサッカーピッチの除雪も同日行われました。参加された皆さんお疲れさまでした。

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2010Jリーグプレシーズンマッチ: vs 大分トリニータ [九石ド]

コンサドーレ札幌は28日、九州石油ドームで大分トリニータとの練習試合。リーグ戦でも当たる相手とあって、開幕前の良いシミュレーションになったかと思いますね。攻撃では流れの中から決定機を作るなどした収穫と、守備では相変わらずのゆるさを残して、2-2のドローで試合終了。Jクラブ相手の練習試合では一度も勝てずに開幕を迎えます。

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Jリーグから2010年版の公式ブログパーツが登場っ!

キックオフカンファレンスが26日に開催され、フジゼロックスカップからいよいよ2010シーズンがキックオフされるJリーグ。ネットで速報をチェックする人も多いかと思いますが、今年は遂にJリーグ公式のブログパーツが登場。ブログ閲覧ついでに試合速報や順位、日程などを調べることが可能になりました。

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2010Jリーグプレシーズンマッチ: vs ヴィッセル神戸 [高知]

21日に高知で龍馬カップが開催され、J1ヴィッセル神戸とプレシーズンマッチを行ったコンサドーレ札幌。内村の突破から得たPKをキリノが決めて先制したものの、その後すぐに同点ゴールを献上。そして選手交代直後には我那覇に逆転ゴールを許し2-1で敗戦。

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Jリーグから2010シーズンの日程が発表になりました!

来月に開幕を控えたJリーグ。開幕カードは一足早く発表になっていましたが、J1、J2の2010シーズン日程がJリーグから発表されました。わくわくです。

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J2の1試合登録選手数も2010シーズンから18人に拡大されます

ベンチ枠が5人に限られ、キーパーを除いたリザーブのフィールド選手は通常4名だったJ2。そのため、スペシャリストよりもユーティリティー性を重視される傾向がありました。

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千葉、FW新居辰基選手は湘南へ完全移籍

北海道石狩郡当別町出身の、元コンサドーレ札幌所属FWの1人、新居。J2サガン鳥栖での活躍を経て、2007年にJ1ジェフ千葉へ移籍。2009年限りで3年契約を満了となり、移籍先を探していたようですが、2010シーズンは湘南ベルマーレに加入する事が決まったようです。

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Jリーグ、2010シーズンは3月6日に開幕!! J2は2回戦総当たり全38節

Jリーグから14日、2010シーズンの試合日程が発表になりました。
J1、J2共に3月6日開幕で最終戦は12月4日。ニューウェーブ改めギラヴァンツ北九州が新たに加入するJ2は全19チームとなり、3回戦制を廃止して2回戦制に移行。チーム数が奇数になる関係で毎節1チームお休みになります。

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2009 J2 第51節 vs 東京ヴェルディ [味スタ]

2009シーズンの最終戦。今季の所属メンバーで試合が出来るのもいよいよ最後となってしまいました。51試合という過酷なシーズンでしたが、過ぎてしまえばあっという間ですね。名残惜しい。

コンサドーレ札幌の最終戦は、アウェー味の素スタジアムで東京ヴェルディと対戦です。互いにJ1再昇格を目標に掲げながら、シーズン半ばでその道が途絶えてしまいました。そうした中で、既に今季から継続した形で来季に向けた編成も始まっていますが、ならば今シーズン通して成長した証をこの試合でもしっかりと見せて欲しいところ。シーズン終了を告げるホイッスルが鳴ったとき、どうか笑って終わろうじゃないか。

コンサドーレ札幌 2 – 2 東京ヴェルディ

■得点者:
札幌/67′石川 89′西嶋
横浜/17′井上 24′永里
■スターティングメンバー:
GK:高原
DF:西嶋 吉弘 石川 岩沼
MF:藤田 古田 芳賀 砂川
FW:ハファエル キリノ
■サブメンバー:
GK:荒谷
DF:堀田
FW:石井 中山 上原
■交代選手:
62分:砂川→中山
70分:キリノ→石井
78分:古田→上原

怪我で出場が危ぶまれていたたキリノはスタメンで出場し、既に契約満了が決まっている石井と中山はベンチからのスタートとなりました。その他のベンチメンバーは荒谷、堀田、上原。

ただ、この日のキリノの全くスピードに乗れないパフォーマンスを見る限り、やはり本調子にはほど遠いなと感じられたので、ベンチにFWが多くいる中ではたして無理をさせる必要があったのかは疑問です。そしてボランチには古田を抜擢。サイドでも守備にかなり不安を残す古田を中央でというのは博打的な気もしますが、上里や宮澤の代役としてパス出しを期待されました。

ポゼッションのコンサドーレ、カウンターのヴェルディ

試合は前半から札幌ペース。攻め倦ねる時間が多くありますが、ボールを保持して攻め時を探っていきます。11分には古田から藤田への絶妙なスルーパスが通り、決定的な場面を迎えるのだけどこれは入らず。せっかく中央で受けたのに、外に流れてしまい自ら難しい角度にしてしまいました。勿体ない。

この日は選手同士でイメージが共有出来ていなかったのか、それともいつものように技術不足から来ているのか、上から見ていると、選択の意図は分かるのだけど繋げない場面が多くありました。スペースに欲しがってるのに足下に出してしまったり、サイドチェンジの際も弱くて通らずだったり。急造布陣だと仕方ない部分もあるでしょうけどね。

前掛かりになっているときは守備の面でカバーリングが疎かになってしまいがちですが、今日は守備的な中盤の選手は芳賀1人と言うことで、かなりバランスの悪い布陣。いつもなら相手ボールになったときに真っ先にチェイスに行くキリノも不調で動けず。そんなアンバランスな布陣のスペースを突かれ面白いようにボールを自陣まで運ばれ、最後は井上に決められてあっさり先制されてしまいました。あれだけスペースを与えてしまえば失点も止む無し。

最終戦をこのまま終わらせて良いはずもなく、札幌も左サイドからワンタッチで繋げて崩し、最後は古田がシュートを放つのですが、枠を捉えることが出来ず。古田はシュートまでは良いんですけど、んー。藤田もそうですが、札幌の右サイドはそういう系譜が確立されつつあるんだろうか。来シーズンはせめてもう少し枠に飛ばしてほしい。

決めるべき所で決められないと、またかということでレアンドロに突破を許し、2点目を献上。札幌の左サイドは砂川と岩沼ということで守備が脆いのですが、そこで芳賀がカバーに苦心していまたのですが、1人ではさすがに防ぎきれず。それにしても、前節のエデルといい、ブラジル人選手のリズムについていけずにサイドを突破されてしまいます。

ことごとくチャンスを逃し続けたコーナーキックから

後半も構図は変わらず、札幌はヴェルディの速攻とレアンドロの個人技に苦しめられますが、点を取りにいっているのでリスクは承知の上。砂川に替えて中山を投入し2トップとすると、その後コーナーキックから石川が直接頭で決めて1点差。さらにキリノに替えて石井が入り、日本人2トップで攻め込みます。中山がポスト役、石井がフィニッシュと役割がハッキリし、何度かチャンスを迎えるものの、岩沼の絶好のクロスも惜しくもサイドネットだったりとチャンスを得点に結びつけることが出来ません。

これまでか。と思ったロスタイムでのコーナーキック。藤田からのボールを西嶋が叩き込んで同点とすると、後半再三のピンチを防いでくれいた高原が最後まで得点を許さずこのまま試合終了。服部のラストシュートもがっちり防ぐという、甘えを許さないプレーで2-2のドローとなりました。

それにしても、諦めずに追いついたことも去る事ながら、コーナーキックから2得点というのが嬉しいですね。今シーズンは殆ど決まらなかったセットプレーですが、最後の試合で2得点。うち1点は石川の初ゴールとなりましたし、得点を決めきれない中山に対しての惜別のゴールとなるような西嶋の同点ゴールでした。欲を言えば流れの中でも良い形が作れていたので、そこで得点する事が出来ていればもう少し楽に戦えたのになと思いますが、その辺りの課題修正は来季に持ち越しです。51試合というリーグ戦+天皇杯2試合を終えて、札幌の今季の全日程は終了です。1年間お疲れさまでした。

そして、3選手とお別れ

試合後、中山、石井、荒谷がゴール裏で挨拶。ヴェルディもセレモニーがあったのに、札幌側に配慮してくれて待っていてくれました。ありがとうヴェルディ。来年もよろしく。

それにしても、石井の札幌に対しての愛情は並々ならぬものがあります。そんな選手とここでお別れとなってしまうのはあまりにも寂しい。ですが、FWとして2 シーズン結果を残せなかったのもまた事実。新天地で活躍してまた札幌に戻って来るなり、札幌との試合でゴールを決めるなりして欲しいですね。しっかりやれる選手なんだから。

最後までサポーターの声援に応えながら、最後方でピッチを去る9番の後ろ姿を見てもらい泣き。これで見納めなんだなあ。いつかまた赤黒のユニフォームを着て活躍してくれる事を願っているよ。

2009 J2 第50節 vs 横浜FC [札幌ドーム]

今年の、所属するメンバーでやるサッカーを見られるのも、残り2試合。ホームでの試合はこの日が最後となりました。前日には今季限りで契約を終える選手も発表になっており、シーズンが終了する寂しさを強く感じる季節でもあります。今年は残念ながら昇格が叶わなかったコンサドーレ札幌ですが、2週間の休養明けとなった前節では4得点と攻撃力を取り戻しており、この日も曽田の花道を飾るべく攻撃陣の奮起に期待がかかります。

2009J2 第50節 コンサドーレ札幌 vs 横浜FC [札幌ドーム]

コンサドーレ札幌 3 – 1 横浜FC

■得点者:
札幌/23′ハファエル 35′キリノ 89′曽田(PK)
横浜/60′三浦(FK)
■スターティングメンバー:
GK:高原
DF:西嶋 吉弘 石川 岩沼
MF:古田 芳賀 ダニルソン 藤田
FW:ハファエル キリノ
■サブメンバー:
GK:荒谷
DF:曽田 堀田
MF:砂川
FW:中山
■交代選手:
64分:古田→砂川
80分:藤田→中山
87分:キリノ→曽田

上里が出場停止、宮澤が負傷のため欠場と言うことで芳賀がボランチに返り咲き。ダニルソンと共にダブルボランチを形成し、バイタルを引き締めます。守備バランスはこの2人が一番良いと思うんですが、宮澤も上里も居ないためにパス出しがおらず、苦戦。ダニルソンもいつものこととはいえ、特にショートパスのミスが目立ちピンチを招いてしまいました。芳賀や吉弘のカバーリングで助かっていましたけれどね。

形は作っても決めきれない。しかしミスを突いて得点

前半は殆ど札幌の時間帯が続いてボールを保持することは出来るんですが、ブロックを作ってリトリートで守る横浜の集中した守備網をなかなか崩しきることが出来ず。しかし23分、横浜DFのパスミスからキリノに当たってこぼれたところをダニルソンがボールを奪い、すぐさまキリノへ。そこからハファエルと繋いで豪快にミドルシュートを突き刺し、札幌が先制します。ハファエルのシュートは速いし落ちるしエグい。

この試合でもハファエルは存在感を存分にアピールしていましたね。最近のハファエルの動きは素晴らしいので出来れば残って欲しい。攻撃が停滞してしまったときに一人で持ち込める力もあるし、ワンタッチでパスも裁ける。そしてシュートも強いと札幌の中盤に足りない要素を埋めてくれると思うんですけどね。資金がネックだそうだけど、もはや欠かせない存在だしなんとか残せる方向でいってほしいなと思う。

その後も良い形を作りながら、横浜キーパー大久保が立ちはだかり、なかなか追加点を奪えず。古田くんも果敢に狙っていきますが、決める事が出来ませんでした。古田くんは結局無得点で後半途中に交代。ホーム最終戦だしなんとか得点させてあげたかったけれど、次に持ち越しです。今シーズン中残り1試合ですが、なんとか決めて欲しい。

横浜に攻め込まれ、札幌ゴール前でのあたふたしたクリアからキリノが上手いこと抜けだして独走。何度も献身的にゴールへと走るキリノの動きが今度は報われ、キーパーとの1対1を冷静に決めて2点差。先制されて気落ちした横浜が立て直してくる前に点差を広げることに成功しました。

ハーフタイムでワンクッション置いたことで、落ち着きを取り戻した横浜の攻勢にあい、札幌はなかなか攻撃を組み立てることが出来なくなります。前半とは全く逆の展開に。

そこで我慢出来ると良いのですが、この日は三浦アツに直接FKの機会を3度も与えてしまい、3度目ともなるとさすがに感覚が合ってきて見事なFKを決められてしまいます。無回転でゴール左端に飛んだボールに高原も懸命に反応するものの、防ぎ切れず。凄い。

これで1点差となり、なおも攻め込まれ続けていたので、曽田はお預けかなと思っていたんですね。しかし砂川、中山と投入し、ハファエルの個人突破もあって息を吹き返した札幌が前に出られるようになると、ロスタイムも含めてまだ10分近くあろうかという所で石崎監督は曽田をピッチへ送り出します。交代時には、高原から預かったキャプテンマークを石川が曽田に巻いてあげるという粋な計らいも。この時点でちょっと泣いた。

冷静に試合を見ると、まだ1点差だったし横浜に押し込まれる場面もありました。前線から走り回れていたキリノを下げたことで守備圧力が弱まることを考えると、もう少し後でも思っていたのですが。それでも曽田の投入によってスタンドからの後押しも合って、他の10人が頑張りましたね。後半の早い時間帯に、独力で突破してくるエデルが下がっていたことも札幌に有利に作用しました。

不安定なジャッジだったけれど最後に一仕事した井上主審

この日の主審は井上さん。他の試合でもあまり評判が良くなかったと聞きましたが、確かに序盤から軽い当たりでも笛を吹いて試合の流れを切っていたり、ファール判定も不安定なものが多くて、なんか嫌な予感がするなあと思っていたんですよね。そうしたら後半にダニルソンがイエローカードをもらってしまい、累積警告で最終戦出場停止となってしまいました。なんてこった。

しかしこの井上主審、最後にいい舞台を用意してくれました。
後半ロスタイムに、満足に走れない曽田が相手の脚にもつれて倒れたところでPKの笛。勿論横浜の選手はなんでだよと詰め寄るわけですが、覆るはずもなく。ただ怒る気持ちもわかります。1点差だったし、まだチャンスがきそうだったしね。でもこの試合は曽田のホーム最終戦。

敵チームであるキング・カズと三浦アツからもエールを送られて緊張が増したのか、これを一度は外してしまうものの、キーパーの動き出しが早かったということでなんと蹴り直し。さすが曽田です。2度目はしっかりとゴール左に決めて、ホッとした表情を見せる曽田。ベンチのチームメイトまで大喜びで、愛されてるなあと感じました。サポーターも歓喜。最後まで曽田らしい幕引きで、3-1で試合終了。2009シーズンのホーム最終戦は笑いと涙で締めくくられたのでした。

ゆるいセレモニー、そして涙のお別れ

試合後はセレモニー。後援会MVPとなった上里の「おつかれさまでしたー」や、監督の「元気が足りなかったんじゃないかなと思います」でちょっと和み、曽田の話で涙。ホーム最終戦で、自身の現役最後の試合。そして初PKを蹴り直して得点と、曽田らしく色々あった試合でしたが、さらにちょうどお子さんの誕生日でもあったなんて。最後まで話題に事欠かない選手でした。

2009 J2 第49節 vs FC岐阜 [長良川]

コンサドーレ札幌にとっては2週間のインターバルをおいて開催される第49節、対FC岐阜戦。岐阜は天皇杯を勝ち進んでいるので、通常通り1週明けでコンディションに差があります。シーズン終了前の小休止を取っている間に札幌側はニトリ問題に揺れていましたが、この件は一旦収束。休んでいる間、頭に3連休を取った以外は、ミニキャンプのような厳しい練習で残り3試合の準備を進めてきました。仕切り直しということで、この所忘れられ気味だった「チャレンジ&カバー」を思い出し、来季へ繋がる戦いを見せたいところです。

2009J2 第49節 vs FC岐阜

コンサドーレ札幌 4 – 2 FC岐阜

■得点者:
札幌/11′上里 20′ダニルソン 21′ダニルソン 65′岩沼
岐阜/22′佐藤 67′佐藤
■スターティングメンバー:
GK:高原
DF:芳賀 西嶋 石川 岩沼
MF:古田 ダニルソン 上里 藤田
FW:ハファエル キリノ
■サブメンバー:
GK:荒谷
DF:吉弘
FW:石井 中山 上原
■交代選手:
82分:藤田→中山
89分:ハファエル→石井
89分:古田→上原

札幌は引き続きハファエルをキリノの下に配置した4-2-3-1のような2トップを縦にしたような形。上里はやや下がり目。左SBには岩沼が起用されました。これで3試合目のスタメンです。今季残り試合は少ないけれど、このまま左SBの筆頭になって欲しい。

2週間空いたことで休養十分の札幌が、前半から攻勢に出ました。
11分に古田が右サイドを突破し、中でボールを受けたハファエルがワンタッチで縦へ出したパスを上里が決めて幸先良く札幌が先制します。

20分には再びハファエルが左サイドから起点となり、そのクロスをキリノが競って、こぼれたボールをキリノが後ろへ戻すと、最後はダニルソンが走り込んできてミドルシュート。雨の影響かこれをキーパーがキャッチできずにコロコロとゴールへ吸い込まれ2点目。

さらにその直後の21分には、上里がバックスピンをかけて中央のスペースへ優しく出したボールを再びダニルソンが走り込んできてミドルシュートを叩き込みあっという間に3点目。このときもハファエルが上手くDFを外へ引きつけてコースを空けてくれていました。

近い位置にハファエルがいることで、キリノもやりやすそうですし、ハファエルも良い感じに攻撃に絡み、10番の役目を果たしてくれていますね。いいよいいよー。シュートを外したり、欲しいところにボールが出てこないときに、もの凄く落胆した感じを表情だけじゃなく全身で表現するハファエル。来年も残ってくれないかなあ。残して欲しいなあ。無理かな。

しかしこの後にあっさり1点返される拙い守備を見せ、またかと思うと共に、「あぁ、これが札幌だよね」と妙な安心感を見せてくれます。本来見せなくて良いものなんですけどね。さすがに高原も弾くのが精一杯。しっかりと反応出来ているだけ良しでしょう。

後半に入るとまたまたハファエルが好アシスト。自らドリブルで仕掛けたときに受けたファールの後すぐさまリスタートし、左サイドのスペースへパス。そこに再三オーバーラップを見せてた岩沼がここでも顔を出し、このボールを迷うことなく左足で振り抜くと低い弾道でボールは岐阜ゴール右隅へ決まり4点目。3試合目にして岩沼はプロ初ゴールとなりました。あのくらいの位置から思い切って振り抜けるというのは良いですね。

しかしまたしても得点直後、岐阜の佐藤にあっさりと2点目を返されてしまいます。なんだまたか。この試合のゴールは雨による影響がかなり大きかったと思いますが、綺麗な形でシュートを打たれる前になんとかボールを掻き出したいところですね。キーパーが可哀相になってきます。あたふたせずにセーフティーにクリアしたい。

前半と違って後半はやや単調になってしまい、この後得点を奪えず4-2のまま試合終了。リーグ戦の勝利は第46節栃木SC戦以来1ヶ月ぶり、2得点以上は第42節湘南戦以来2ヶ月ぶりとなりました。得点力不足が深刻だっただけに、ハファエルをスタメンで起用しはじめたことで調子が上向きに。

天皇杯があったとはいえちょっと間が空いてしまいましたが、残り2試合に繋がる勝利になったと思います。この試合の得点は全て左利きの選手からでした。古田もここに入るともっと良かったんだけど、初得点はまたしてもおあずけ。ドリブルで見せるようなキレをシュートでは見せる事が出来ずにいます。

上里のプレーを最終戦まで見たかったけれど

大量得点で勝利した札幌ですが、キャプテン上里がイエローカードをもらってしまい2度目の累積4枚目。2試合の出場停止となりここでシーズン終了となってしまいました。この試合もかなり良い動きをしていただけに、勿体ないですね。しかし年間通じて怪我無くやれたことは彼にとって大きな収穫となった事でしょう。勝負に拘る姿勢をもっと強く持てばさらに怖い選手になっていけるだろうし、来年に期待です。

2009 J2 第48節 vs カターレ富山 [札幌厚別]

何の波乱も起こせないまま天皇杯を終え、2週間ぶりとなるリーグ戦を迎えたコンサドーレ札幌。第48節、今年の厚別最終戦は2戦2分けのカターレ富山と対戦です。下位にも取りこぼしが多くそれが順位に現れている札幌ですが、3度目の対戦でしかも厚別開催ということで、なんとか勝ち点3を手にしたいところです。

2009J2 第48節

コンサドーレ札幌 1 – 1 カターレ富山

■得点者:
札幌/83′石井
富山/53′石田
■スターティングメンバー:
GK:高原
DF:芳賀 西嶋 石川 岩沼
MF:宮澤 ダニルソン 上里 ハファエル 砂川
FW:キリノ
■サブメンバー:
GK:荒谷
DF:吉弘
MF:藤田
FW:石井 中山
■交代選手:
59分:宮澤→藤田
72分:砂川→中山
77分:キリノ→石井

ここ5試合で1得点という悪い流れを変えるべく、石崎監督は来季いないから使わないと言っていたハファエルを先発で起用。単純にプレーだけ見ていれば最近の攻撃陣で最も調子が良いのは一目瞭然ですから、起用は当然と言ったところでしょうか。ゴールをイメージした動き出しを活かして、普段は孤立しがちなキリノと近い位置でプレーすることで攻撃を活性化してくれました。

この試合はハファエルが入ったことで布陣を4-2-3-1(4-4-1-1?)に変更。吉弘と藤田は体調不良(征也は腰痛みたいだけど吉弘は?)でベンチスタート。その影響か西嶋がCBに入り、岩沼が左SBで、上里が右SMFでそれぞれ起用されています。

札幌はハファエルを中心として攻撃を組み立て、何度も富山ゴール前までは迫るのですが、ラストの精度を欠いて得点を奪えず。岩沼のボールからキリノが落として最後はハファエルで、決まったかと思われたボールもオフサイドとツキがありません。岩沼はまだ守備で不安を抱えているけれど、上里の左SBがボツになってしまったので貴重な左利きの左SBとして出場機会を増やしてほしいですね。

ハファエルがいることでキリノへのマークが分散し、いつもよりやりやすそうなキリノ。中央で起用されることの多い選手はハファエルに見習うべき動きが多いように見えます。

後半、西嶋のバックパスをキーパーの高原がなぜか詰めていた富山の石田にナイスパス。石田はこのプレゼントボールを難なく決めて、札幌はまたしてもミス絡みで失点。

失点率も被シュート数もそれほど悪い数字では無いだけに、こうした致命的なミスの多さが痛いですね。そしてそれがおそらく選手にも悪いイメージとして植え付けられているのか、失点するとそれまで以上に冷静さを欠いて流れが悪くなってしまいます。攻めるしかない札幌ですが、引いている富山の守備陣をなかなか崩しきることが出来ません。シーズン序盤はサイド一辺倒だったけど、もっとシンプルにボールを動かしていたと思うんだけどなあ。

9番がキタ!

ホームで、厚別最終戦でこのまま終われないだろう?なんて思っていたら、ついにこの人がやってくれました。後半38分、キリノと代わって入った石井が実に2年振りの得点。

相手に囲まれながら中央で粘り、ボールがこぼれたところをハファエルが拾って左サイドへ展開、そのボールを上里がゴール前へクロス。そこへ走り込んできたのはボールを出したハファエルと中山に石井、その後ろには藤田もと珍しくゴール前に4人が詰めていました。ゴール前にこれだけ揃っていれば、出し手が上里なら決定的な場面になりやすい。飛び込んできたハファエル側へ詰めたキーパーの後方へ流れたボールを石井が頭で無人のゴールへ流し込んで、ようやくですがドローに持ち込む事が出来ました。やれば出来る子ですよ。

不慣れなサイドで結果を出せずに苦しんでいた9番がFWとして結果を出せた事は好材料。個人プレーが目立ち、チームとしてはまだまだな所を見せてしまった試合だけど石井に関しては次に繋がるものを得たんじゃないかなと思う。

残り3試合。現有戦力で今年の集大成を見られる日はあるだろうか。

第89回サッカー天皇杯3回戦:vs 清水エスパルス [アウスタ]

今週はリーグ戦をお休みして、第89回サッカー天皇杯の3回戦が開催されました。
2006年以来3年ぶりに初戦を突破したコンサドーレ札幌は、アウェーで清水エスパルスと対戦です。一歩後退したとはいえまだJ1優勝の可能性を残している清水という、J2の相手とでは経験出来ない貴重な対戦機会。

札幌の攻撃陣はシーズン終盤に来て再び調子を落としていますが、清水もやや息切れしています。格上のチームを相手に物怖じせずに挑んでいきたいところです。

しかし札幌は、メンバーを落としてきた清水に対して、開始早々に今シーズン浦和から移籍してきた永井に得点を許すなど、2失点で完敗。札幌の時間帯もあったようですが、得点を奪うまでには至らず終いでした。

J’s GOAL | J’sGOALニュース | 【第89回天皇杯3回戦 清水 vs 札幌】石崎 信弘監督(札幌)記者会見コメント

「いちばんは、戦うメンタルのところと、単純に言えば個人技術。個人戦術というところで、今の札幌の選手はまだまだ劣っているんじゃないかと。それは外国人も含めてだが。攻撃でも守備でも、判断と技術の課題があると思う」

と、試合後のインタビューで今更のようにメンタル面や技術的な部分を指摘されてしまうなど、育成を評価されている石崎監督をもってしても今年1年ではなかなか立て直せない部分も多いようです。

とはいえ、課題が浮き彫りになったという部分では、今後に向けていい勉強となったのかもしれません。1シーズンでしたが去年J1に居た事を忘れてしまってJ2に慣れきっているかのような選手のコメントにはガッカリしましたけれど。

ボールを扱う基本的な部分では以前より確実に上手い選手が揃ってると思うんですけどね。ただ、2手3手先の予測が無いのか、スペースを作る、そこへ動く選手が少ない部分は感じます。余裕が無いのか少しプレッシャーがかかると慌ててしまい、正確な判断を出来ずにボールをロストしてしまう場面も多いですね。もう少し落ち着いてパスアンドゴーが出来れば良いんだけど。それが出来ないから技術面でも下手って言われてしまうんでしょうけどね。

J2相手でも全体の距離感を保つのが難しく、試合途中でシステム変更を強いられている現在の4-1-4-1システムでは、そろそろキツいのかなというのも感じますね。上里なり宮澤なり芳賀なりをダニルソンと組ませる形の方が安定するんじゃないのかな。ゴール前に顔を出す人数が減りそうなので痛し痒しなのかもしれませんが。

2009 J2 第47節 vs ベガルタ仙台 [ユアスタ]

前節の栃木SC戦では、3年目のMF岩沼がデビュー、2年目のDF堀田もベンチ入りと、来期を見据えた起用も始まった感のあるコンサドーレ札幌。怪我や新型インフルエンザによる主力選手の離脱の影響もあるでしょうが、チーム内の競争を促す狙いもありそうです。そしてその栃木戦は1-0で見事に勝利。J2らしさに助けられてもいますが、無失点で終えることが出来ました。

今節の相手は目下ホームで10連勝中と、7年ぶりのJ1昇格へ向けて邁進中のベガルタ仙台。勝ち点も93と現在2位で、再昇格が手の届くところまで来ています。今シーズン既に昇格の消えた札幌としては、相手のこの勢いに飲まれることなく番狂わせを演じ、大詰めのリーグ戦を少しでも盛り上げたいところです。

2009J2 第47節

コンサドーレ札幌 0 – 1 ベガルタ仙台

■得点者:
札幌/
仙台/66’中原
■スターティングメンバー:
GK:高原
DF:芳賀 吉弘 石川 西嶋
MF:古田 ダニルソン 上里 藤田
FW:宮澤 キリノ
■サブメンバー:
GK:荒谷
MF:岩沼 砂川 ハファエル
FW:中山
■交代選手:
55分:宮澤→ハファエル
72分:古田→中山
80分:藤田→砂川

インフルエンザから復帰した石川が3試合振りにCBに入り、岩沼がベンチに引いた以外は前節と同じメンバー。先発起用するのは来期もいる選手と監督が漏らしてしまったことから、これが事実なら石川は来シーズンの構想に入っていると考えていいのだろうか。居てくれたら嬉しいのだけれど。

仙台との今シーズンの対戦成績は1分1敗1得点2失点。
開幕戦では、昨年入れ替え戦まで進んだ仙台に対して監督もチームスタイルも変えて臨んだ札幌が今後に期待を持たせる試合を見せてくれました。第24節での対戦でも、追いつかれてドローとなってしまいましたが、自分達の戦い方を推し進める事が出来ました。前2戦はクライトン在籍時のものなので戦い方は違いますが、一泡吹かせたいところです。

試合は今期最多となる16,515人の観客が詰めかけた仙台ペース。
これが昇格目前のチームと、そうでないチームとの勢いの差なのか、札幌は前半、仙台の攻撃を食い止めるので手一杯。守備的なMFとして中盤の底に配置されているダニルソンの左右のスペースを狙われ、バランスを崩したところで攻撃を展開されてしまいます。

札幌のやり方としてはもう少し前でボールを奪い、スピードのある選手を使って素早く攻めに入りたいところなのですが、上位とやるとなかなか上手く機能させられません。
FWからDFまでの縦の関係をコンパクトに保ち、奪ってからサイドを使って早い攻めを展開したい札幌。高いDFラインをロングボールによって下げ、中盤を間延びさせ攻撃の起点を生むスペースを作りたい仙台。自分達の狙い通りに試合を進めたのは仙台の方でした。

後半、ハファエルの投入でやや流れを掴みかけ、キリノのポストから上里、ハファエルと得点になりそうなチャンスはあったものの、これを決めきれず。逆に再三狙われていた右サイドを突破され、最後は中原に決められて失点。そのままスコアを動かせず、0-1で敗れてしまいました。

得点差以上の差があるなと感じる上位との試合

これで上位4強との今シーズンの対戦は終了。2勝2分8敗11得点16失点と、現在7位とする札幌の順位を反映するような成績となりました。点差だけ見ていくと、2点差以上を付けられて敗れたのは第31節のセレッソ大阪戦(長居/0●3)のみで、他の試合も敗れたとはいえ1点差の試合ばかり。

勝負を決める1点を自分達の方へ呼び込める勝負強さがあれば、あるいは防ぎきることが出来ればもう少し違ったリーグの展開に持ち込めていたんだろうけれど、現状は欠いているわけで。たかが1点されど1点、そこを決められるか、防げるかどうかというところで、精神面や攻守における連係なんかもまだまだ差があるなと感じたのでした。

2009 J2 第45節 vs 徳島ヴォルティス [鳴門大塚]

51節あるリーグ戦も残り7試合となり、今シーズンここまで続けてきたことの集大成を示す段階になってきました。コンサドーレの今節の相手は今季2戦2分の徳島ヴォルティス。第14節、第21節の過去2試合は、いずれも追いつかれてドローとし、勝ち点を4失う悔しい結果になっています。今シーズン最後の対決で、しっかりと勝利しておきたいところです。

2099J2 第45節

コンサドーレ札幌 0 – 3 徳島ヴォルティス

■得点者:
札幌/
徳島/44′羽地 46′倉貫 63′羽地
■スターティングメンバー:
GK:高原
DF:芳賀 柴田 吉弘 上里
MF:ダニルソン 宮澤 藤田 古田 砂川
FW:中山
■サブメンバー:
GK:荒谷
MF:岩沼 ハファエル
FW:横野 石井
■交代選手:
56分:古田→ハファエル
65分:砂川→石井
74分:柴田→横野

この試合、ソンファンは怪我の状態が芳しくなく、またも欠場。複数ポジションをこなせることでチームの潤滑油となっていた西も負傷で欠場となりました(西はインフルエンザにも感染と公式で発表されています)。石川もインフルエンザで離脱中な上に、キリノも直前で発熱し離脱。主力選手を多く欠いて臨む事となりました。上原と岡本もインフルエンザということで、チーム内にはインフルエンザが蔓延しています。出場選手の中にも、もしかしたらインフルエンザの影響で体調の良くない選手が居たのかもしれません。ということにでもしておきたいくらい、酷い内容の試合でした。

主力が欠けているとはいえ、今年1年チームとしてのコンセプトは一貫していたわけですから、悪いなりにチームの形を見せてもらいたかった。しかしながら、試合の主導権を握ったのはホームの徳島で、札幌のシュートは、前半に芳賀がセンターサークル付近から打ったロングシュート1本のみ。これは勿論今季最低のシュート数です。

芳賀のシュートは惜しくも入りませんでしたが枠には飛んでいたので、これが決まっていればまだ流れは違ったのかもしれません。この日は右SBで出場した芳賀。後ろから見ていて、前の選手達のあまりに不甲斐ないパフォーマンスに悶々としていたんでしょうね。40m級の位置から迷い無く振り抜くとは。しかも枠に飛んでいる。

芳賀はシュート意識があまり高くなく、今シーズンもここまでシュートは7本と少なめ。得点も愛媛戦、膝で決めた1得点のみです。だからといって、彼が他の選手に攻撃的な面で劣るかと言われると、そうは見えないので、もっとガツガツいって欲しいんだよなあ。シーズン5点は取れるはず。周りが攻撃的な選手ばかりなので、バランスを考えてというのが大きいのかもしれません。

昇格が絶望的となったからなのか、インフルエンザは半分冗談にしても、あるいは他にも理由があったのかは分かりませんが、気持ちの入ったプレーを見せた徳島相手に対して逆に不抜けたプレーを見せた札幌は一矢報いることも出来ずに完敗。ギリギリのところでしたが、昇格の可能性を残していただけに、この試合は本当に残念。そして甲府が勝利したために、札幌は昇格の可能性が消失してしまいました。

控え組の鈍った試合勘

さて、この試合は主力5名(ソンファン、石川、西嶋、西、キリノ)を欠いたこともあって、DFラインを中心にこれまでとは違うパターンの布陣となりました。その中で気になったのは、控え組にチーム戦術が浸透していない所。そして柴田のパフォーマンスです。去年J1の選手達と互角に渡り合っていた柴田はどこへいってしまったのだろう?ラインコントロールなどはともかくとして、対人戦は強かったはずなんだけど。

今年はリーグ戦の試合数が多くて、練習試合は数えるほどしか無く、試合勘が鈍っているのがあるかもしれませんが。それだけではないかもしれませんが。だとすれば、選手層を厚くしていくために、控え組が戦術確認する実践機会を増やしていきたいところ。とはいえ、まともな練習相手は道内にはおらず、難しいところです。

サポーターは、自分達も見られていることを意識すべき

それにしても、サポーター。
徳島まで遠征する、チームを応援する気持ちは素晴らしい。それであの試合を見せられたら、さぞフラストレーション溜まることでしょう。でもだからといって、その怒りを、あろうことか他所のスタジアムで選手にぶつけるとか、気分悪くなるだけだから止めたらいいのにね。ああいう姿を見せられて誰が得するんだろう。コアサポの印象は悪くなっていくばかりだし、そのくせ声は大きいからその部分の印象ばかりが一人歩きして、新規をますます遠ざけることになるよ。

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