打ち合いになった大阪ガンナーズ戦もついに決着。な、ジャイアントキリング第352話。

残り6分、窪田のパスからハウアーがゴールを決めて、この時間帯で追いついたガンナーズ。どちらも勝点3をつかむため攻撃に出ます。

小室からのクロスに再びハウアーが今度は頭で合わせていこうかというところ、今度は湯沢が落ち着いてパンチングクリア。セカンドボールを拾おうとしますがETUの清川が激しく奪い取ります。「ファウルだろ!! 何故取らない審判!!」声を荒げるダルファー監督。平賀倒れるも、しかし試合は進行。

ボールはETU。村越から右サイドを上がる王子へ。これが通ります。日本代表DF寺内がマークに行きますが、左足でトラップした王子の選択は、パスでは無くドリブル突破。2タッチで寺内を置き去りにし、そこから左足アウトサイドでクロス。オシャレ。中央の世良が合わせていきますが・・・これは枠の上。惜しいー。

さて、そしてアディショナルタイムは5分。まだまだ分かりません。後ろから声を出す新キャプテン杉江。まだ倒れていた平賀に声をかけにいく志村。

「身体に痛みを抱えていないプロ選手なんていやしないし……ここで勝ちを落とす方がよっぽど痛いさ」
「全くもって同感だよキャプテン。タダオレは身体の何処も痛くないけどね」

ここにいたー。

残り僅かの試合時間。ドローでは満足せず勝点3を獲りにいく両チーム。小室と赤崎、椿と窪田のマッチアップ。王子のシュートも決まらず。清川はイエロー貰ってます。大阪も志村のFKチャンスを得ますが得点ならず。夏木も懸命に食らいつき、頭で合わせていきますが、これも外。そしてゴールキックを蹴ったところで、試合終了の笛。2対2のドローで決着。

勝ちきれずサポーターは微妙な雰囲気。しかしピッチでは倒れ込む選手もいる壮絶な試合でした。どちらのチームにとっても、勝点1を得たと言うより勝点2を失った試合。

カメラマン久堂さんはそれでも、「お互い持ち味は出し切った感じがするし、ゲームとしてはなかなかのもんだったんじゃねえの?」と評価。撮りたかったものも撮れたのだといいます。久堂さんが撮りたかったものとは。

椿もさすがに疲れたようで、ピッチに寝転がります。が、横の窪田がまだゼエゼエと息を切らしているのに対し、「よっ」とすぐに回復し起き上がるタフネスさ。「悔しい。けど、楽しかったね、クボちゃん」「わはっ。そうだね、椿君」とさわやかに健闘をたたえ合います。

その一方で、いい年した監督は険悪な表情のまま握手。タイトル争いに絡んでいきたいETUと、首位の座を追われる立場の大阪。決着を付けたい試合でしたが、ドローで終了。といったところで今週はここまで。

そして連載は来週から3週間(48、49、50号)休載!

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