両チーム合せて7ゴールが生まれたETU対名古屋グランパレス戦もついに決着。な、ジャイアントキリング第327話。最新単行本第31巻は4月23日発売予定。


2点ビハインド、数的不利な劣勢を覆しての奇跡のような逆転勝利。そして連敗もストップ。選手がサポーターが、フロントが歓喜に沸きます。雨のジンクスからも放たれ、と思いきや有里ちゃんの涙が止まらない様子ですが、そんな中でも監督会見の準備を進めるなど仕事はしっかりこなしています。

逆転負けを喫しながらも、冷静にピッチを見つめている名古屋の不破監督。松ちゃんにおんぶされ挨拶にきた達海も、「もっと鬼の形相で怒り狂ってんのかと思ってたよ」と意外そう。しかし達海の方も、大逆転勝利の割には落ち着いています。

「敵ながら同業者だもんな。これからもお互い頑張ろうぜ」とちょっと良い感じの事を言ったあとに「俺達もこれを踏み台にして勝っていかねえと、今日惨敗してくれた不破さんたちに申し訳が立たないからね」と達海らしいコメントを残し去っていきます。

再びピッチに視線を戻す不破監督。そこには、これまであまり名古屋選手が見せてこなかった、敗戦の悔しさを露わにする姿がありました。そして、このチームに唯一欠けていると思われていた“プロ意識”を持っている選手。その選手が出場したことでチームは変化を見せ始めました。

健闘を讃え合う椿と川瀬。勢いのある椿が伸び盛りにあることを認め、年代別じゃなく、とっととフル代表のメンバーに入れとエールを送ります。椿も、また対戦するのを楽しみにしてますと伝えます。川瀬も手を上げて返しますが、たまたま出場機会が巡ってきたボーナスステージで敗戦したことで、また今まで通りの構想外メンバーに逆戻りだと考えていました。しかし、その川瀬に声をかける不破監督。

「川瀬。90分よくやった。しっかりケアしておけ」

短い言葉ですが、今日のプレーを高く評価したことは伝わりました。プロ意識を持っている選手とは川瀬のことで、不破監督が考えるメンバーに、川瀬も加わったようです。

そしてETUのロッカー。選手達に労いの言葉でもかけるのかと思いきや、達海は

「タイトル獲りに行くぞ」

とリーグ優勝を狙いに行くことを宣言。残り8試合。といったところで今週はここまで。

主人公クラブとはいえ、まるで少年漫画のような成長を見せるETUの選手たち。名古屋戦は寄った画が多くて全体の流れがわかりにくかったので、次はもう少し以前のように引いた、俯瞰の画も見せてくれると嬉しいなと思いつつ、次節へ。

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