残り25分、1人少ない状況で2点差。な、ジャイアントキリング第316話。単行本第29巻 & ムック「extra Vol.15」好評発売中。最新単行本第30巻は2014年1月23日発売。


達海からの指示を受け、10人での布陣を確認するETUの選手たち。重苦しい空気がスタジアム全体を覆います。ボランチに入っていたセンターバックが本職の亀井を一列下げて4バックを維持。さらに椿を本来のボランチに下げ、4-2-2-1の形に。

山井記者は「攻撃にかける人数を削った以上、ETUに勝機を見出すのは不可能だ」といつものように手厳しい。そしてこの状況を招いたのは紛れもなく達海の采配ミスだと突き放します。黒田はすでに1枚カードをもらっていた。黒田のプレースタイル的に、もう1枚もらいかねないことは予測できたはずだと。

ベンチには村越や堀田という攻守のバランスを取れる選手もおり、リスクマネジメントは可能だったはずで、処置を怠りチーム浮上のきっかけを采配で潰したとなれば、今後の指揮にも影響するはずだと。

さて、プレーが切れて名古屋はここで2枚交代。守備面で大きく貢献した川瀬に感謝し、カルロスがピッチを去ります。関out カルロスout 板垣in 西村in。板垣は前回対戦時、黒田とマッチアップしていましたが、黒田が居ない今どんな見せ場があるでしょうか。

沈むETUサポーター。「俺は諦めねえぞ」これまで諦めまくってたゴローがつぶやきます。

「俺は残り1秒まで、勝利の可能性が残ってる限り応援することをやめねえ」

途中で心が折れた鹿島戦、チームを放り出したこの10年、後で後悔しないために諦めずに声を出そう。ホームゲームもお通夜みたいにしたら、また後悔することになる。かっこよく決めたと思ったら頭をベシッと叩かれるゴロー。そう、じいちゃんたちやスカルズの面々は、ゴローが居ない時のETUを、もっと辛い時代を応援してきているのです。

「途中で応援を諦める理由など、俺達には更々ない」とバンダナがトレードマークの石橋。そしてようやく羽田が「たとえ負け試合になろうと、俺達が最後まで出し続けた声は、次の試合へ、未来へと後押しする力にきっとなれるはずだ」と締め、再びスタジアムにETUコールが響き始めます

広報の有里ちゃんが、突然スタッフの佐藤くんに尋ねます。

「今シーズン、雨の試合のウチの成績知ってる?0勝。というより、1分け3敗。ジンクスとしては最悪なの」

なぜか今この話。そして「雨、止まないで欲しいなぁと思って」とそんな最悪なジンクスの天気なのに変わらないで欲しいと。その真意は?といったところで今週はここまで。

10人になったETUは、守備バランスを崩さず攻撃の人数を減らしました。ここからガチガチに引いた名古屋を相手に3点取らないと勝ちは無いわけですが、交代で多少リズムが変わりそうな名古屋を攻めることはできるのでしょうか。ETUは村越が出てきそうなのかなと思っていましたが、交代はまだみたいですね。

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