合併号ですよ。な、ジャイアントキリング第314話。1点ビハインドから逆転を目指すETUが攻めあがります。単行本第29巻 & ムック「extra Vol.15」好評発売中。最新単行本第30巻は2014年1月23日発売。


左サイド、王子からボールを受けた熊田が狭いところで赤崎へ浮き球で繋ぎ、中央に入ってきたガブリエルが最後にシュート。フリーで打ったガブですが、これは名古屋キーパー上原がコースを読んで弾き返します。こぼれ球を夏木が拾い、椿に合わせますがここも名古屋の守備陣に阻まれ、椿のファウルでストップ

しかしETUの流れ。崩しきるまで後一歩のところ。後ろから戦況を見ている新キャプテン杉江は、攻守に献身的なプレーを見せている名古屋の両サイドの運動量が落ちてきていることを見逃さず、押している今だからこそ、不破監督がテコ入れしてくる前に同点に追いつかなくてはと引き締めなおします。

ミスターグランパレスにして、実はチーム最年長の川瀬。彼の身体を張った泥臭いプレーの前に、名古屋の若手選手陣も気合いが入ったようですよ。日本人選手のやりとりを、前の方から眺めているのは、試合途中で急遽不調扱いになったカルロス。「んー。なんか皆、僕のフォローに苦労させちゃって申し訳ないなー…」ゼウベルトとペペの方を見てアイコンタクト。ブラジリアントリオ、何かを確認し合った様子。

後半に入って10分、押せ押せながら名古屋の集中した守りを崩しきれないことに、若干の焦りが見える後藤GM。そしてETUに不安要素も。王子のパフォーマンスが落ちているように見えると要所で存在感を見せているものの、いつもならパスや動き出しにもっとキレがあるはず。上から見ていて後藤GMはそう感じている様子。

それもそのはずで、去年までなら少しコンティションを落としたりピッチ状態が悪ければすぐに欠場したり途中交代を求めていた選手が(今年もシーズン中盤までの頃はそんな感じでしたけれど)、最近では消耗の激しいこの夏の連戦をほぼフル出場。天才は天才を知るというか、王子は達海の哲学をよく理解しているような様子ですし、ようやく自分を活かしてくれる監督がETUに来たことで、やる気が見え始めています。

どちらの監督も交代カードの判断を間違えれば致命傷になるような試合。そんな中で、ペペがしびれを切らしたかのように中盤へ下がっていきます。黒田はゾーン優先で付いていかず。すると、そのタイミングでカルロスにボールが収まり、名古屋の攻撃にスイッチが入ります。

起点役のカルロスがそのままドリブル突破。ブラジル人3人で崩しに来る名古屋、ETUの守備は整っていますが、カルロスからペペ、そしてゼウベルトへと、ワンタッチで左右に揺さぶる早いボールの動きについていけません。ペペがゼウベルトへふわりとあげたボールをゼウベルトが頭で落とし、そこに走り込んでくるカルロス。さらにワンタッチで再びゼウベルトへと流し、一気にGK湯沢と一対一の状況。いきなり大ピンチのETU。といったところでこんしゅうはここまで。

ガチガチに引いたサッカーを展開してくる名古屋に勝利するためには、これ以上の失点は避けたいETUですが、人数をかけていたにも関わらず一気に崩されています。3点目を許してしまうのかどうか。

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