ETUいい位置でFKゲット。蹴るのは勿論王子。な、ジャイアントキリング第313話。最新単行本第29巻 & ムック「extra Vol.15」好評発売中。


「ゲットゴール ETU!!」「ゲットゴール ETU!!」

ゴール裏のサポーターが見守る中、ボールをセットしたETU。赤崎と王子が並んでいますが、赤崎はフェイクで蹴るのは勿論王子です。

やはりジーノか。読んでいた名古屋のキーパー上原。絶妙なコースに飛んだボールを片手ではじき出します。ビッグセーブにチームメイトが声をかけます。ミスターグランパレス川瀬も「試合を俺達ペースに引き戻すためにも、なんとか皆でここを乗り切るぞ!」と鼓舞。ETUのコーナーキックもはじき返し、しかしカウンターはETUが素早いチェックで阻止。後半立ち上がりは前半と同様に攻めるETUと守る名古屋とった構図。

雨のピッチコンディションでもしっかり枠内へ蹴ってくる王子を見て、やはりキッカーとしては厄介だな。と一瞬でも気を抜けない危険な存在であることを認めています。そして、1点はセーフティーリードでは無いのだと、達海の予言通りにカルロスが本調子ではないことがここで明らかに。ハーフタイム中に騒いでいたにしてはちょっとご都合主義過ぎやしないかとも思いますが、まあそういうことになりました。

箝口令を敷いていても、前半の動きやフォーメーションを見てカルロス不調説を唱えた達海。気づかれたのだとしたら、カルロスの腰の状態や連戦をもう1試合残していることを考えて、引っ張るのは得策ではないかと考える不破監督。しかし選手達の表情を見て考えを改めます。まだだ。もう少しだけ様子を見てもいいかもしれん。すごく、悪い顔です。

ターゲットが絞られている名古屋の攻撃を跳ね返し続けるETU。しかし、ETU側も引いた名古屋を崩しきれず、スピードのある攻撃を仕掛けられずにいます。

川瀬のマークを振り切れない椿。ここでETUの流れが止まります。川瀬が良いのか、それとも椿が悪すぎるのか。笠野さんは両方正解だし不正解だなと語ります。

川瀬は能力の高い選手で、特にこの試合では全盛期のようなキレを見せている。マークの相手が自分と似たタイプの選手である椿であることも予測が立てやすいのだろうと。一方の椿は物足りない。いい時ならあのくらいのプレッシャーはかいくぐれるだろうと。でもそれが出来ない。どうしてか。

王子のパスが来るタイミングが、微妙に遅い。

と椿は感じています。なので、ギリギリでボールを受けることができても、川瀬の寄せに対処しきれないのだと。ではなぜ王子がパスを出すタイミングが遅いのか。

ペペの好調で裏を取られまいとDFはラインを下げ、もう1人高めにポジションを取り、空いたスペースを狙うゼウベルトをボランチの1人亀井がチェックしています。連動してコンパクトに動けるといいのですが、今のETUは後ろは下がり、前線は上がるという間延びした布陣。中盤の空いたスペースや攻守のバランス取りを、王子1人が担っていたのでした。

椿はトップ下のポジションでボールが収まらないので、もっと下がり目でプレーするべきではないのか?王子とポジションを入れ替えるべきか?悩みます。しかし今は試合中。そして追いかける展開。迷っている時間はありません。

後一歩のところで名古屋の守備を崩しきれないETU。不破は不敵な笑み。椿の判断は?といったところで今週はここまで。不破さんもこれまでにないくらい悪い顔になり、達海との悪い顔対決の様相を呈してきました。そして達海の読み通り唐突にカルロスが不調という扱いになりました。ブラジル人トリオはセットで最高の働きを見せると言うことを考えると、1分でも長く引っ張りたいところでしょうが、リーグ戦残り試合を考えるとそうもいかない事情があり、監督の手腕が問われるところとなりそうです。

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