名古屋を封じる後半戦開始な、ジャイアントキリング第312話。最新単行本第29巻 & ムック「extra Vol.15」好評発売中。


ハーフタイムに選手へ指示した作戦、名古屋のカルロスは何らかの問題を抱えている?という達海の推測。攻守にフル回転だったはずの男が、今日は守備を川瀬に任せ、自分はパサーに徹している。というよりも、接触を避けているようにすら見える。そう語る達海。

報道も出ていないし断言は出来ないとは言うものの、事前の練習を非公開にしていること、椿に付いても攻撃を組み立てられるはずのカルロスが直接マークしない不自然さを理由に、何かあるのではと仮説を立てます。

間違いなく言えることは、ブラジル人トリオは3人が揃ったときに一番得点率が高く、いるだけで脅威であること。そして、カルロスにまだ守備面で怖さがないこと。

本来名古屋は、1点のリードがあれば、守りきれる力のあるチーム力を持っているはず。しかし相手がメンバーを変えずにくるのであれば、1点では物足りない。リードが1点では不安な理由があるのかもしれないと達海は語ります。はたして?

椿は少し自陣側に下がり、マンマークで付いていた川瀬はゾーンを意識して少し距離をとろうとするところ。間髪入れず、中央のそのスペースを狙ってくるETU。中へ入ってきた赤崎へ王子から鋭いパスが通ると、赤崎は中央ドリブル突破を試みます。

カルロスが万全だろうがどうだろうが、そんなことは重要じゃねえ。誰であれ、立ちはだかるやつはぶち抜く。試合の流れを変えるのが、ドリブラーの役割なんだよ!!

カルロスが止めにいきますが、いつもの強さは見えず。抜かれる様を驚いて見ているペペとゼウベルト。中央空いた。赤崎シュート!も、これは名古屋DFが身体を張って跳ね返します。こぼれ球はETUのガブリエル。後ろに戻して今度は椿!が、これも名古屋の川瀬が止めに行きます。主審はアドバンテージを取り、ETUボールでプレー続行。赤崎が拾って再びカルロスとマッチアップ。身体を寄せきる前に脚がかかってここで笛がなり、ETUはペナルティアーク付近でフリーキックを得ます。

引いて守る相手でも、僅かなスペースを突いて相手を繰り返しバタつかせることができれば、チャンスは作り出していける。と、達海。そして名古屋が1点では足りないとETUの攻撃を警戒したのは、セットプレーを得意としている王子がいるからだと言います。

仕切り直して後半に臨んできたかのような名古屋を揺さぶるETU。一気に追いつけるのか?といったところで今週はここまで。

降って沸いたようなカルロス不調疑惑ですが、分業を志向する不破名古屋からすると、カルロスに攻守両面を任せるよりは、もう1人同じ役割をこなせる選手を相方につけて負担を軽くする事も有りではないかなと思います。

リーグ前半の試合では、攻守の起点にカルロスを頼りすぎる嫌いがあり、ETUはそこを突いて勝利を収めました。

ブラジル人トリオはより近い位置関係にいることで絶妙なコンビネーションを発揮します。ならば、攻撃の主導権をブラジル人トリオに託すのなら、3人を予め近い位置に配置しても不思議ありません。椿のマークが川瀬である点については、以前の川瀬のプレースタイルが椿と近かったということもあり、スピードは脅威とはいえ予測を立てやすいのではないかなと。

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