来週10月23日(金)に最新単行本第12巻の発売が迫るジャイアント・キリング第135話。

今週も、達海の現役時代、ETUが過去最も輝いていた時代の話が続きます。リーグ戦の成績も好調で、達海というスター選手がおり、サポーターも老若男女集まって楽しそうに観戦出来る、そんな素晴らしい時期のはずでした。

しかし当時の会長がくせ者のようで、どうやら彼がETUに不協和音をもたらした存在。これからクラブの崩壊、暗黒時代に向かっていくのかと思うと読むのが辛くなりそうですが、しかし気になるので読みます。

10年前はGMだった笠野さん。商店街を歩いているところに、奥さんとゴローが。早速気が付いて挨拶するゴロー。この後も別のサポーターに声をかけられたりしており、スタッフもサポーターと距離が近かったようですね。

他所のサポーターは纏まっているのにウチのサポーターはまとめきれなくてすいませんとしますが、そんなことはないという笠野さん。

「声援なんて本来は自然発生するもんだろう?ウチのスタンドからは、そういう飾らない生の声が聞こえてくる」

笠野さんから激励されて、感動するゴローですが、だれ?このペテン師みたいな人・・・と冷ややかに見つめる奥さん。次も応援頼むぜとしますが、奥さんがコータを妊娠していることに気が付き、「家族を大切にしろよ」と告げる笠野さんですが、行ける限りは行きます!!と興奮しきりのゴロー。それに対して、

「お前がそんなんじゃ子供がサッカーバカになっちまうぜ?まぁ、でももしそうなったら、ウチの下部組織で面倒見るからよ」

と残し、その場を後にする笠野さん。最後まで、「で、だれ?」な奥さんに対して、ETUのGMだよ。GMってのは監督より偉い人だよと説明するゴローなのでした。ゴローによると、笠野さんの前職はスカウトで、その人徳からどんどん全国の指導者から選手の売り込みが来るようになったそうです。それがETUに無名ながらもいい選手の多い理由みたいですね。そして、その中でも一番の大当たりが、ETUの顔・達海猛だったというわけで、思い入れもひとしお。

ETUクラブハウス。
選手達は東京ダービー・ヴィクトリー戦に向けた練習の真っ最中。ですが、万全ではない?達海に休むように指示する監督。達海は出来ると話ていますが、どうやらこの頃既に痛み始めているみたいですね。達海のコメントにも意に介さず、ちょっとでも足に不安があるならフルで練習させるわけには行かないと引き上げさせる監督。

この頃まだ達海は指導者になる気はさらさら無いようで、「俺は、ジジイになるまで現役やるんだ・・・・・・」なんて言っています。オールスター戦後の平泉監督との会話でもありましたが、切ないシーンですね。

クールダウンもせず、芝に座り込む達海。そこへ現れたのは昔の有里ちゃん。10年前にしてはいささか若すぎる気もしますが、次のヴィクトリー戦が気になる様子。有里ちゃんの質問の答えに苦慮しながらも、

「チームはいい状態だよ。っていうより、クラブ全体がいい状態なのかもね。現場、フロント、サポーター、皆楽しそうにやっているように見えるし。そのせいか、俺もプレーしてて楽しいし。なんか、クラブとしての一体感みたいの感じるよ、今のETUからはさ。問題を差し引いても、ここ数年じゃ一番だと俺は思うよ」

と答えます。

「じゃあ、優勝だって出来るかもね!」と、達海の言葉に期待が膨らんだ有里ちゃんの質問には「さーねー」と交わす達海ですが、その表情はどこか自信ありげ。このいい状態がずっと続けばいいのだけれど・・・・・・。

と、2人のやりとりに気が付いた、若き日の松ちゃん。クールダウンしろー!と怒鳴ります。この頃は今とは違ってきちんとコーチっぽいですね。10年前既にコーチだったのか。35才くらいだし、ちょっと若いですね。

有里ちゃんも達海から話を聞けて満足げ。クラブハウスを後にします。

場所は変わってスタッフのミーティングルーム。
笠野さんとおやっさんが前回の移籍話に関して話合っています。おやっさんは津川会長のやり方がどうも気に入らないみたい。しかし笠野さんは全てお見通しといったかんじで、今大事なのはその話じゃないと諭します。サポーターが持ち込んだ案を実現するなどして、フロントとサポーターの垣根を越えたいい関係が出来つつある。スタッフはそこを頑張ってくれ、会長のことは俺が何とかする。という笠野さん。

「これ以上選手を、クラブの犠牲には出来ないからね」
意味深な台詞の笠野さん。以前にも会長主導で何か確執を抱えているのかもしれません。

とちょうどその頃、グラウンドから出ようとした達海の前に、会長と秘書?が。達海も会長にはあまり良い印象を持っていないような表情ですが・・・。といったところで、今週はここまで。

ここから達海の移籍に関するエピソードや、怪我の事が出てくるんだろうなあ。達海は移籍、そして怪我から引退に追い込まれてしまうわけで、笠野さんはGM職を辞してETUは二部に降格という暗黒期に入っていくわけで、切ない展開になることは間違いないですね。

若くして引退するのが決まっているだけに、「俺は、ジジイになるまで現役やるんだ・・・・・・」という達海の言葉が切ないです。

ところで、コッシーは出て来ましたが、現GMである後藤さんがまだ出てきていないのが気になる所です。この頃はまだ現役だっただろうし、いつ出てくるんだろう。

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