名古屋戦の鍵を握っていそうな川瀬が不破監督に直談判な、ジャイアントキリング第306話。最新単行本第29巻 & ムック「extra Vol.15」は10月23日に発売開始です。


今季チームの本格始動前、川瀬はキャンプ胎動メンバーから漏れていました。クラブは川瀬について、故障明けのリハビリ中と発表。しかし川瀬の体調が戻っていることはフィジカルコーチも認めており、そのことは強化部の耳にも伝わっているといいます。

川瀬は、自分が今季の構想外になっているのでは。と不破監督に尋ね、「そう捉えてもらって構わない」と監督は表情を変えずに答えます。名古屋は今季、不破監督就任に辺り実績のあるブラジル人選手を3名補強(ペペ、ゼウベルト、カルロスのこと)。オフェンス面の頭数は十分に足りているのだと。

不破監督は、仮に川瀬がキャンプでいい動きを見せたとしても、怪我がちでパフォーマンスも下り坂に差し掛かっているベテラン選手より、多少荒削りでも将来性のある若手を使いたがるのはどの世界の指揮官も同じだ。とあくまで一般的な判断であることを強調。

元日本代表、名古屋一筋で10年以上プレー、サポーターからの支持、そして背番号10。不破監督はそんな川瀬の経歴を全く無意味だと吐き捨て、構想外であることを突きつけます。

とはいえ、ズバッとものを言える不破監督こそ、今の名古屋に必要だったのかもしれないと受け入れる用意があったかのような川瀬。現役続行を目指し、レンタル先を模索します。

そんな矢先、またしても怪我。家では愛娘も父の処遇を受け入れようと一生懸命。10番らしい良いところを見せようにも、今の前線の厚みでは、川瀬に入る余地はありません。

そして先日のU-22の試合。椿のプレーは、川瀬が以前見せていたプレーに似ていると川瀬の奥さんは言います。あんなにスピード無いしと謙遜する川瀬ですが、ボールを持ったときの加速やゴール前への飛び出し、そしてガムシャラだけどワクワクさせてくれるプレーは名古屋の10番の十八番だったでしょ。と、椿と若かりし頃の川瀬を重ねて懐かしく感じている様子。

それを聞き、何かを感じ取ったような、思い出すものがあったかのような川瀬。そしてタイミング良くリーグで再戦の機会はすぐにやってきます。中盤にけが人が続出している名古屋、川瀬は控え組のボランチで紅白戦に出場。不破監督はさらなる補強をフロントに求めたそうですが、高額なブラジル人トリオの獲得で資金を捻出できず断念していました。

次節の相手はETU。そしてトップ下に入りそうなのは、話題に出ていた椿。燃えないはずがありません。そして―。昔の自分に似ているならば、プレーも読みやすいということか、慣れないポジションながらここまで椿を完全に封じ込めています。

この起用…ハマった…!! と不破監督、ニヤリなドヤ顔。逆に達海は椿トップ下を封じられて渋い顔。そして試合の流れは名古屋へ…。といったところで今週はここまで。

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