夏休みが明けて連載再開!! な、ジャイアントキリング第301話。雨の隅田川スタジアム、ETUは元ETU監督の不破さんが率いる名古屋グランパレスと対戦中です。最新単行本第28巻ムック「extra Vol.14」、7月23日より発売中。


ETUボール。左サイドから赤崎クロスを上げようとするところ、2人がコースを消しに来て、いったん後ろへ。熊田から逆サイドを走り込むガブリエルを狙ったボール、ほぼ全員が引いて守る名古屋の19番が跳ね返します。

こぼれたボールを拾ったのはETUの石神、いったん落ち着かせます。名古屋はガムシャラに追いかけたりはせず、一定ラインから前ではプレスをかけてきません。ラインを押し上げることよりも、ゴール前にスペースを作らない方が大事かい。とガミさん。

言い換えれば、極度に引いた布陣をとっても、ワンチャンスでゴールまで持って行ける自信があるということ。前線に張っているのは、快足アタッカーのFWペペと、セレソン経験のある司令塔のMFゼウベルトの2人。隙を窺います。

ベンチから戦況を見つめる不破監督。ここでコケても次があるであろう君に、本当に追い込まれることがどういうものかわからんだろうな。そしてそれが、今の我々に何をもたらしたのかを。と、すごいようなすごくないような脳内トークを繰り広げる不破監督。強豪が追い込まれる展開は、東京V戦でやっていますが、追い込まれた名古屋ははたして何を仕掛けてくるのか?

ボールはまだETU。ボランチに入っているっぽい亀井から椿へ。胸でトラップして反転と思いきや、もの凄い勢いでボールを奪いに来たのは10番のカワベという選手。敵意むき出しの様子ですが、同世代?

奪ったボールはすぐさま前線への供給源であるカルロスへ。カルロスが持ち上がる名古屋得意の展開。カルロスからゼウベルト、そしてまたカルロス、今度はペペへと3人で一気にETUを攻略。ゴール前まで迫ります。ペペもいったんカルロスへ戻し、そこからファーへ上げたボールはETUの左SB熊田を超えてゼウベルトがダイレクトでボレー!

が、これは初出場のGK湯沢がコースを読みビッグセーブを見せます。

「ふふっ。これはキーパーを誉めてあげなきゃいけないかな?」

と、湯沢を称える台詞を吐くゼウベルトですが、お膳立てをしたペペ、カルロス2人の視線はなんで決めきれないんだよと非常に冷たい。次は決めて下さい。

3人だけでETUを崩した名古屋のブラジルトリオ。そしてビッグセーブを見せた湯沢にコールが。

味方からも、今のビッグセーブを褒められる湯沢ですが、本人はひょうひょうとした様子。しかも、ヤマを張っていたから逆にミドルを打たれていたらやばかったと素直に告白。プロ初戦でも緊張しない強心臓は頼もしいですが、なんか不安…。GKコーチ曰く「キーパー版夏木」みたいな選手という評価だそうで、達海が言うようにDF陣もいつも以上に引き締まります。

「気合い入れていかないとね。あちらさんも相当腹を括って臨んできてくれてるみたいだからね」

と、達海は名古屋のこの試合に懸ける意気込みを感じ取っている様子。そして、名古屋の10番、やはり椿と因縁あり?といったところで今週はここまで。10番のカワベ、椿と同世代なんでしょうか。今週は守備で目立ちましたが、10番なので攻撃的な選手だろうと思われるので、代表に初選出された椿と、その時は選ばれなかったカワベとの絡みがあるのかもわからないですね。

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