雨の名古屋戦キックオフッ!! な、ジャイアントキリング第300話。300話達成おめでとうございます。最新単行本第28巻ムック「extra Vol.14」、7月23日より発売中。


キックオフ直前、コールリーダーの羽田から今日の試合への意気込みが語られています。村越から杉江へ。シーズン途中でのキャプテン変更は、サポーターにも影響を与えています。チームも、サポーターも、苦しみながらここまでたどり着いた。今日はETUの新たなスタート、門出の日だと強い意志で臨みます。そして、キックオフ。

村越を慕ってサポートを続けてきた羽田たちにとって、キャプテン変更は簡単に消化できる問題ではありません。しかし羽田は、達海の言葉、判断を信じることに決めました。

まずは名古屋ボール。ボールを要求し、自分で行くと見せかけてわかりやすく簡単に返すゼウベルト。椿にこれがブラジル選手の駆け引き技術、マリーシアの一種だと教えますが、通じているのか通じていないのか、椿はあんまり驚きも見せません。

そこに絡んでいくのは同じくブラジル人のガブリエル。ガブ曰く、セレソン経験のある選手はゼウベルトで、「凄い選手かと思っていたけど、まがい物を本物のように売りつけることをするなら、大した選手じゃないのかもね」と、舌戦を繰り広げます。

若いガブリエルに対し、ゼウベルトも負けていられません。

「まだ若い君にはわからないかもしれないから教えてげよう。俺が敢えて相手を欺くために大したことない選手を演じている可能性だってあることを……」

「ふんっ。そんなの、ゲームが進めばわかることさ」

名古屋の出方を見ている杉江。得意な形以外では無理に攻めないというプランかと推測。そして名古屋の形、サイドをワイドに使うパターンが出ます。待ってましたとばかりにプレスをかけ、ボールを奪いに行くETU選手達。村越に替わってボランチに入っているっぽい亀井が最終的に奪い、ETUが攻撃に転じようとしますが、名古屋選手の大半は自陣に篭もったまま。

これを見て達海は、「案外、おやっさんの踏んでた通りなのかもね」と呟きました。踏んでた通り?

上から見ている永田会長(おやっさん)、副会長、後藤GMのお三方。ETU監督時代、クラブの資金力不足に不満を持ち、勝てない理由をそこに押しつけていた不破監督。しかし名古屋で大金を手にし、思うような陣容を揃えても、現在9位と中位に甘んじています。

「現実は、そう思うように事が運ぶものではないと言うことだよ」と会長は言います。副会長は、不破監督が結果を残せていないことにヒャッハー!とめちゃくちゃ気分が良さそうです。

「不破にはもう後がない。だからこそ、気をつけなくてはならないのもそこなんだ」と会長は言います。つまり、これまでのような理想論ばかりで挑んでくるのではなく、現実的に、確実なスタイルで負けないサッカーをしてくるだろうと会長は踏んでいるのでした。そしてそれを達海に伝えていたと。

前半から守備を固める名古屋、立場が逆転してETUはどう崩す?といったところで今週はここまで。何代も前の監督なのに、相変わらず恨まれっぷりが半端ない不破さんです。この試合でそんな過去の因縁とも決別できるでしょうか。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で