現役選手vs.達海らコーチ陣(王子含む)のミニゲームがキックオフ!! な、ジャイアントキリング第293話。千葉戦終盤収録の最新単行本第27巻&ムック「extra Vol.13ETU × adidasプロダクトもまだまだ発売中。最新刊第28巻は7月23日に発売!

達海チームボールで始まったミニゲーム、黒田がごちゃごちゃ言ってる間に達海にボールが回り、一気に左サイドへ。走るのはなんと王子。裏へ一発で通り、ダイレクトで合わせたボールはゴールに吸い込まれます。現役チーム何もしないうちにあっさり失点。

王子がスペースへ走る動きを見せたこと、そしてなにより達海のキレのあるパスに驚きを隠せないETU選手達。あっさり抜かれたのは向井でした。

なぜ実践でそういう、裏へ抜ける動きを見せないんだと問い詰める黒田ですが、王子は自分のことを理解してくれるパサーがいれば、必要ならやるさと答えます。そして、

「それ以前に、ボクのことを王のように崇めてばかりで、要求のひとつも出来ないこの集団の習性を嘆くべきだよ」

と、達海の意図を理解した上で、目を合わせずに現役チームに言い放ちます。しかし黒田も応戦。

「お前に守備しろ守備しろって、俺、散々要求してんじゃねーかよ…」
「それは、クロエの提案がボクを納得させるレベルに達してないってことさ」

さくっと言い返されます。

そして達海も椿に、少ないながらギャラリーもいる上に、既に五輪代表の肩書きもあるのだから、どんな場面でも手を抜けないだろ。と言います。

「プレッシャーを力に変えるってのは、そういうことだ」

現役チーム反撃です。スペースがある上に、相手はコーチ陣。スピードとアジリティで余裕の突破を見せる椿。金田コーチを交わし、コースを消しにきたキーパーの所コーチもかわしてあっさり同点。

椿の参加理由をおもしろがって見ているメンバーですが、同世代の宮野は椿の理解者。元々のポテンシャルがあったにせよ、その能力を伸ばし、自信を付けるきっかけをくれた達海のことを信頼しているから、達海の立場は関係無しに吸収しようとしているのでは。と言います。

そしてピッチでは、「現役復帰したらお前からポジション奪ってやるからな、椿!」と子供のように椿を煽り倒す達海の姿が。

「さっき宮野がした、椿の話……俺はあの話が、このクラブの現状を物語ってると思うんだ」このエピソードの中心となっている1人、杉江が口を開きます。

伸びる時期だった、若いから、スタメンで使われてるから…椿が伸びた理由は、考えればいくらでもある。「でも、ひとつ確かなのは、椿はこの環境で伸びた。そして俺達も、同じ場所にいたってことだ」杉江は言います。「単純に椿が俺達に無いものを持っていたって話なのか。それとも、椿には無くて俺達が持っているものが、いつの間にか先に進むことを妨げてたって話なのか」

ハッとする村越。長年ETUに在籍し、支え、色として染み付いている選手達こそが成長を妨げている。皮肉なことに。

深刻な話を他所に、ピッチはずいぶん楽しそう。「松ちゃんの足の短さまでは計算に入れてなかったー!」それでも、浮かない表情の笠野さん、そして有里ちゃん。滅多に見る事の無い達海の笑顔は何を語るのか。といったところで今週はここまで。黒背景と言うことは回想に続く???

GIANT KILLING(27) (モーニング KC)  / ツジトモ、綱本 将也 講談社
GIANT KILLING 27
ツジトモ (著), 綱本 将也 (企画・原案)
出版社: 講談社
発売日:2013.4.23

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