ジャイアントキリング第289話。最新単行本第27巻&ムック「extra Vol.13ETU × adidasプロダクトもまだまだ発売中。


選手達が引き上げた後、珍しくゴール裏へ挨拶にやってきた達海。古参サポたちにはさすが絶大な人気があります。そして、

「今日の負けは俺の責任だ。ひとつ貸しにしといてくれよ。この借りは必ず返す」

と、敗因は自分にあることを認め、そして改善していくことを明言し、去っていきました。スタンドでは笠野さん、いつかは問題の本質と向き合わなければ、強豪(大阪や東京、鹿島)と渡り合える日は来ないなと考えています。今までのETUではこのラインが限界。もう一段回上へと引き上げるために、新たな挑戦の始まりです。とはいえ、全員が前向きに同じ方向を向いていないのが今のETUで、なかなか上手く進まなさそう?

車中で1人、緑川(ドリ)さんへ電話をかける杉江。“また”電話してしまって。ということから、何度かドリさんへ相談を持ちかけている様子。キャプテンの村越に直接進言する描写は無い杉江ですが、ドリさんに対してはETUの不安要素を素直に打ち明けられているようですね。

「どうも足並みが揃ってないというか、そもそも試合に対するモチベーション自体にもバラつきがあるような気がしてしまって……」

するとドリさんは、

「そういう時期なんだろう」

と答えます。達海がやってきて、これまでとは違うやりかたに刺激を受け、勝つことで注目され、評価される若手も出てきた。しかし、体制に慣れてくれば、出場機会に乏しい選手からは不満があってもおかしくない。シーズン中盤から終盤へ向かうこの時期、モチベーション、考え方の違いが表面化してきても不思議ではないと言います。

「でも、そんなのはどのクラブでも同じでしょう?」

杉江が、日本代表経験があり、強豪清水に所属していたドリさんに今直接訊きたいこと、

「ETUってクラブが、これより上に行くことは可能だと思いますか?」

そして夜が明け、グラウンドでボールと対話する達海。。。といったところで今週はここまで。何処までも上を目指し続ける選手、過去を上回る成績に満足し始めている選手、出場機会に恵まれずモチベーション維持が難しい選手、連敗で立ち止まってしまったことで、様々な思いが表面化しはじめています。

GIANT KILLING(27) (モーニング KC)  / ツジトモ、綱本 将也 講談社
GIANT KILLING 27
ツジトモ (著), 綱本 将也 (企画・原案)
出版社: 講談社
発売日:2013.4.23

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