ミスターETU、まさかの途中交代。な、ジャイアントキリング第288話。最新単行本第27巻&ムック「extra Vol.13ETU × adidasプロダクトもまだまだ発売中。


たかが1点、されど1点。越後を中心とする浦和ディフェンスを崩しきれないETU、最後の攻撃も越後に跳ね返され、椿がセカンドボールに追いつくよりも早く浦和の11番が頭で前に出し、そして大きくクリア。時計を見る主審。1-0のまま、ここでホイッスル。試合終了。えっ。

山井さん曰く、ロースコアながら殆どの時間帯で試合を支配した浦和の快勝という評価。主力が複数人離脱しながらも、若手を抜擢(いや、起用するほか無かったのかも)したダイスラー監督。そしてその期待に応えた選手たち。そして圧巻は、好調とは言い難いチームを満員のスタンドからの声で鼓舞し続けたサポーター。全てが噛み合った、満足度の高いゲームだったろうといいます。対照的に、ETUはこれで公式戦3連敗。リーグ戦でも遂に黒星がついてしまいました。

スペースのある場面でも狭いエリアで繋ごうとしたり、フリーの選手を見落としたりという状況判断の悪さ。相手の状態以前にETUから組織力が失われているようです。頼みの達海も、この試合は殆ど動きませんでした。山井さんたちの後ろで黙っている藤澤さん。いつもなら脳内ボイスが聞こえてくるところですが、この日は静か。何を思う。

ダイスラー監督と握手を交わす達海。あと10分ったらどうなってたか…というダイスラー監督に対して「なら、もう少し早く動けばよかったかな?」と不適な台詞。負け惜しみだよと言い直しますが、ダイスラー監督はうつむきがちにピッチを見る達海の表情に何かを感じ取ったようで、「次はお互い万全の状態で、本気の君とやり合ってみたいものだ」と残し、去っていきます。

サポーターの挨拶へ向かうイレブン。ふがいなさから自分への苛立ちを隠せない村越。しかしそんな村越を含むETU選手を迎えるサポーター達の第一声は「すまなかった!!」という意外なものでした。選手達と共に90分戦ったからこそ出てきた、キツイ言葉をぶつけるのではない一言。黒田や杉江らも意外そう。

「次までには必ず、まともな声援を届けられるように準備しておく。だから選手達も…下を向かずに次節までにチームを立て直してきてくれ!」

思わぬ激励、どう受け取るミスター。そして選手は戻っていき、アウェーだしそろそろ解散かと思いきや、達海がサポーター達ゴール裏へ。何を話す?といったところで、今週はここまで。勝つときはじっくり、負けるときは試合描写もあっさりと終わってしまうので、鹿島にしても浦和にしても相手の強さもわからず消化不良気味ですが、悩めるミスターETUはここからどう立ち直っていくのでしょうか。

GIANT KILLING(27) (モーニング KC)  / ツジトモ、綱本 将也 講談社
GIANT KILLING 27
ツジトモ (著), 綱本 将也 (企画・原案)
出版社: 講談社
発売日:2013.4.23

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