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活躍を見せて帰国し、練習に復帰した椿を拍手で出迎えるサポーターたち。そして声援に応えようと近くに向かうところで殿山にぶつかり転んでしまった椿。帰って早々に赤っ恥。振り返ると、仁王立ちの黒田「つまんなさ過ぎて逆に笑えてくるぜ椿ーっ!! はっはっはっはっはー!!」

負けたことを引きずらないためのカラ元気だったようです。

「悪いなお前達」

と練習場に出てきたのは杉江。2試合7失点という屈辱だから、大目に見てやってくれと、CBの一角として自分もしんどいはずながら見事なキャプテンシー。

大敗した2試合に居なかった俺等が盛り上げていかないと。と、赤崎と椿。そして夏木や堀田、世良、王子も出てきて、キャプテンの村越も静かに出てきました。

さて、そして練習開始前に達海から鹿島戦を振り返って一言。

「俺達はジャパンカップを敗退した。残念だけどこれが現実だ。せっかく初タイトルを狙えるチャンスだったけどね、今の俺達にはそこまでの力はなかったってことだよ」

次へ気持ちを切り替えるように伝えます。反省はミーティングでやったからもういいかと話を切り上げますが、世良曰く、1戦目の2点目を取られた所辺りでテレビを消して終わってしまったそう。

なぜかというと、1戦目の前半で2点をリードされて以降も、ETUは全く修正できませんでした。少ないチャンスをものにしなければならなかった中で、そうさせてもらえなかった。ボコられた場面が脳裏に焼き付いてないっていうならもう一回観たっていいけど。と達海はいいますが、そうではない選手はいないでしょう。

見直す事よりも、リーグ戦次節の浦和戦に勝つことが重要。

「部活やってんじゃねえんだ。切り替えらんねえ奴はプロじゃねえぞ。わかってんだろうな」

と厳しい表情でいいます。が、

「監督は仕事柄負け試合でも映像を見直したりしなきゃなんねえんだよ。期限も悪くなるってんだ」

と、実は一番切り替えられていないのが達海だったという。

思ったより雰囲気良いな、と外から見ているのは記者陣。藤澤さんが山井さんに試合の印象を尋ねると山井さんは、

「鹿島の強さが尋常じゃなかったってとこかな」

とぽつり。鹿島はクライトン監督になって以降の2年、内容は悪くないものの勝ちきれずに中位に甘んじていたといいます。それは世代交代時期とも重なっていたからだそうですが、今シーズンその我慢がいよいよ実を結んできました。

頼りなさの目立つ新人時代から、いつの間にか風格を漂わせるようにすらなったセンターバックの江田。

サイドバックの綿谷(U-22)もそうで、使い続けられることで才能が開花したと。

さらに、加入2年目のFWアンデルソンも、献身的なプレーをするいやらしい選手に成長し、昨夏にイタリアからレンタルバックした岩淵も、日本代表に選ばれるほどに復調。ETU戦でも得点を決めていました。

新人、中堅、ベテラン、外国人選手、監督のやりたいサッカー。これらがうまく噛み合って上向きになっていたところで、プレミアリーグでもまれてきたチームリーダー五味が帰国。最後のピースになる以上の存在感をもっていると山井さんは言います。選手の目の色が、チームとしての迫力が違うといいます。

そして村越も、五味とのマッチアップを思い返しています。同い年、同じポジション、同じくチームを引っ張る存在……。

この2連戦、ETUと鹿島の間にあった大きな差は、俺が五味に感じた選手としての差そのものなんじゃないのか……!?

キャプテンのコッシー、また悶々としはじめました。そして眠そうにりかばりーの様子を見ている達海もそれを感じ取ったようで、「なーんか数人、つまんなそうな面してやがんなー」と自分もつまんなそうな顔をしながらポツリ。

チーム全体に蔓延しなければいいのだけれど、といったところで今週はここまで。チームで戦い快進撃を続けてきたETUが、カップ戦の大敗をきっかけとしてまた成長していけるのか、それともスランプに陥ってしまうのでしょうか。

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