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椿と細見の連携で掴んだPKを、細見が決めて勝ち越したU-22日本代表。そして10分が過ぎ、待っていた試合終了の笛。歓喜に包まれるスタジアム。ウズベキスタンを2対1で撃破!!

途中出場の短い時間ながら、存分に持ち味を発揮し、周りを巻き込み、初出場で勝利に貢献した椿。細見すら、椿のプレーを見て目が覚めたような気がすると言います。

「ストイックに取り組んでりゃ、結果が付いてくると思ってたけど、その考えにとらわれすぎて、固くなってたのかもしんねえや。お前みたいに笑いながらプレーするくらいの姿勢でないと、視野だって広がっていかねえよな」

「え。笑っ……てた?」

がむしゃらに走り回って、自分がどんな表情をしていたかまで気が回らなかった。そんな椿を続々と仲間が茶化しにきます。

「プレー中笑ってたじゃねえかよ、お前。ボール回しながらニヤニヤと」
「へー、そうなんだ椿。あの状況で緊張してなかったとは」
「結構図太い神経してんじゃん。普段のおとなしいキャラは作ってんのか?」

そして窪田もやってきました。

「お疲れ、椿君。楽しかったね」

はっ。ああ、そうか。楽しかったんだ。俺は、楽しめたんだ。五輪代表でのプレーを。ここでも窪田のナイスフォロー。

ヒーローインタビューは細見と大谷。しかし記者の目には他の選手が映っていた様子。この日一番スタジアムにセンセーションをもたらしたのは誰なのか。細見でもなく、大谷でもなく、チームに勢いをもたらし、決勝点を呼び込んだ椿のプレー。記者達にはそう見えていました。

「誰一人欠けることなく、全員で楽しめる」

それが、椿がボールを蹴り始めた原点。藤澤さんは思い出します。

そして今日の試合、不調の細見が椿との連携をきっかけに調子を取り戻し、1つ結果を出した。だとすればそれこそが、椿らしいプレーを見せられたことの1つの証なのかもしれない。

常にこんな事を地で行ける選手になれれば、どんなチームに行っても必要とされる選手になれる。その椿の良さが、果たして剛田監督の眼にはどう映ったのか。そして、A代表監督のブランの眼には?

さて、ETUクラブハウス。すっかり椿の活躍に真剣になってしまった若手陣。そして感動して涙目になってまで応援していた有里ちゃん。しかし応援しているばかりではなく、居残り組は居残り組で仕事があります。

次戦、ジャパンカップ準々決勝。相手は鹿島ワンダラーズ。2連戦の日程になっている模様。いよいよ岩淵が出てくるのかもしれません。

勝たないと、赤崎が帰ってきたときに何を言われるやら。そんなムカツク展開だけには絶対させるかーっ!! と、妙な部分でモチベーションが高まっています。

さあ、試合も終わったし帰って明日に備えよう。達海とも約束したし・・・えっ、達海?そういえば、部屋に戻ったっきりでした。選手達どころか有里ちゃんや後藤さんまで忘れてます。やっちまったー!! 読者もうっかり忘れるレベルの主人公、いいのかこれで。

主人公、寝てます。起きました。

誰も呼びに来なかったってことは、赤崎も椿も出なかったか。残念だったな。いや、違うんだけどね……。

さ、そして代表のこともそこそこに気持ちを切り替えて鹿島対策。

さてと、もっかい頭シャッキリさせて資料見直さなねえと。相当手強いからな、鹿島は。といったところで、今週はここまで。

リーグ戦は一休みでジャパンカップの2連戦。鹿島は岩淵1人しか出てきていないので、監督がどんな人なのかも気になるところですが、強敵をしっかり強敵として描いてもらえるのかどうかも気になるところです。

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