最新単行本第25巻は10月23日発売!! な、ジャイアントキリング第267話。代理人リチャード、イギリスからやってきたのに達海から門前払いくらいました。


イギリスから半日以上かけてやってきたというのに、達海から二言で追い返されてしまった代理人のリチャード。夜の便で戻らなければならず、時間がありません。

リチャードは、達海が現役時代の頃からの代理人で(過去編で登場したとき、無事代理人になれていたんだね)、もう10年来の付き合い。もう慣れっこだというものの、さすがに距離の問題もあり今回は堪えた様子。

そんなリチャードに、この際だから代理人辞めちゃえとせまる有里ちゃん。遠路はるばるやってきてこんな振り回され方してたら身体も持たないだろうし、日本の監督に海外のエージェントは不要だろう…ククク。

伏し目がちに、「ミス・ナガタ、君たちが俺を追い払いたい気持ちはよくわかるよ」と、代理人の置かれた立場を語り始めました。

ただそれでも、代理人が毛嫌いされるほど、対象となる選手・監督がそのクラブで愛されている証拠だから、決していつも不快なことではないそうです。リチャードもまた、達海の才能に惚れ込んだ1人。

真夏にビシッとスーツを決めてきたのも、つけひげも達海の代理人としてふさわしい人物をアピールするため(それプラス、ママに言われたからとか、異聞をよく見せたいとか。。。)。

そして、

「俺はね、タツミほどフットボールをするために生まれてきたような人間に出会ったことがないよ」

と、負傷して1試合で終わってしまった達海の海外挑戦の続きを話し始めました。

怪我をした後、足を引きずりながらも毎日のように練習場に顔を出し、そんな達海の周りには自然と人の輪ができた。選手は、入りたての達海のアドバイスを聞く耳があり、試合には出ていないのにファンにも人気があり、昇格1年目のクラブが9位という好成績で終えたのは、達海の存在があったからというコメントを残した選手もいたそう。

怪我さえなければ、世界一の選手になれていたと、俺は思うんだ。

たらればで当時を振り返るリチャードに対して元選手の後藤さんは、サッカー選手に怪我はつきものだし、残念ながら選手生命は運命だと言うしかないよ。有里ちゃんが訳す。

「なるほど、その通り。けれどもそれは、全てを受け容れられた人間が、ようやく言える言葉だ。君たちは、タツミがあれから、すんなりと自分の状態を受け容れられたと思ってる?」

具体的には言えない。とするリチャードですが、すでに代理人という立場を越え、友達のような関係になっていたリチャードは、達海が走れなくなって以降もずっと達海をそばで見ていた。それに、達海をイングランドへ移籍させ、そして選手生活を終わらせてしまった1人として、自責の念を抱えていたのでした。

そこで、リチャードから達海へ

「タツミはフットボールの神様にデカイ貸しを作ったんだ」

という話をしたそうです。だからこの先フットボールにかかわる仕事をしていけば、きっと他の人より上手くいくはずだと。

「はっ、貸しねえ……そういう考え方も悪くないかもな」

表情までは見えませんが、髪もボサボサに伸び、少し痩せて見える達海。それから暫くして、指導者への道を歩み出します。

今回リチャードが来日したのは、勿論この話をするわけではなく、有里ちゃん達が察するとおり海外クラブからのオファーがあったから。ETUは達海にとって原点のようなクラブで、任期中に放り出すことはしないだろう。今回の話を受けないこともわかっていた。

「けどね、いい話があれば、俺はまたあいつの所へやってくるよ」

達海の才能に相当惚れ込んでいるリチャード。達海という人間を、世界で輝かせたい。

「選手では無理だったけど、俺は今度こそタツミを、世界一の監督にしたいんだ」

目をキラキラさせて、そう語ります。

そこへ、スイカバーを食べながら外へ出てきた達海を発見。慌てて下りていくリチャード。時間がない!ちょっと話を・・・!10分でいいんだー!やだ。じゃあ5分・・・!

そんなやりとりを上で見ながら、有里ちゃんは寂しそうに

「いつかまた、達海さんがここを出てっちゃう日って来ちゃうんだよね…」

とぽつり。黙って聞いている後藤さん。

ここまでのやりとりが全然届いていない達海はそれを見て

「なーに、ボケーッとしてんだお前等。いつからそんな余裕のあるクラブになったんだよココは。働け、働け」

といつもの調子。人もクラブも変わっていく。だからこそ「今」のかけがえのない仲間を大事にしよう。と語る後藤さん・・・といったところで今週はここまで。

主人公だし、いろいろなキャラが達海に惚れ込んでるのはわかるけどちょっと持ち上げ過ぎじゃない?という気もしますね。もっと段階を踏んでいくべきじゃないのかと。ETUの選手達もそうですがETU周りだけインフレしているのが気になります。

GIANT KILLING 25
ツジトモ (著), 綱本 将也 (企画・原案)
出版社: 講談社
発売日:2012.10.23

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