最終予選に臨むU-22五輪代表メンバー発表!! な、ジャイアントキリング第262話。好調を維持するETUから選出なるか!? 最新単行本第24巻 & ムック『GIANT KILLING extra Vol.10』は絶賛発売中。


花火大会が始まる前に、Ustream(かどうかはわかりませんが)での代表メンバー発表会見をじっと見つめる達海をはじめとするETUスタッフ、そして選出される可能性のある世良、宮野、椿。ドッキドキ。

今回発表されるメンバーは、8月4日からの強化合宿、8日のウズベキスタン戦(ホーム)、11日のカタール戦(アウェイ)に臨む21人。若い選手の多いETUは以前、赤崎が五輪代表に選出されています。

代表に選ばれることは名誉ですが、試合や移動の疲労を考えると、1週間以上は戦力から外れることになります。そしてその間も公式戦は続いていきます。選出されるということはそれだけリーグでの活躍が認められたということであり、公式戦の事を考えると、中心メンバーの離脱はチームにとって歓迎できる話ではありません。

以前から唯一呼ばれているメンバーだからか、フロント陣は赤崎赤崎赤崎赤崎……とザッキーが選ばれるかどうかの話ばかり。すると

「あんた達、俺が選ばれるかもとか考えないわけ!?」

たまらず声を荒げてしまう世良。そう、赤崎の年齢は1つ下で、セリーの方がU-22どんぴしゃなのです。意表を突かれた表情で、全く考えていなかった様子のフロント。

「試合だって割と出てるし、そこそこ点も取ってんじゃん!!」

セリー、がんば。

椿や宮野だって選ばれる権利があるんだ。と、一緒に見ているのに話題に上らない仲間をフォロー。宮野は結果出していないからと謙遜、椿はどうやらこの場にいないザッキーに連絡する係に選ばれているようです。

すると達海がゆっくり口を開きました。

「まあ、いいじゃん。メンバーから漏れたってその期間プレーできなくなるわけじゃないんだ。それどころかカップ戦の大事な試合がある。そっち頑張りゃいいじゃん。だから、なんつーか、落ちてもめげんなよ。世良」

まるでもう落ちているかのような、何とも言えない達海の言葉。そんなこんなで、剛田監督による代表メンバーの発表がはじまりました。

「GK多田誠司、坂本満……」

まずはキーパーから。長所の部分を見てくれ、選んでくれと念じるセリー。一方椿も、どうか選んでください。と祈っていますが、自分を選出してほしいというのではなく、もしザッキーが落選していたらどう連絡していいのか。というそっちの不安なのでした。

メンバー発表は続いています。DFの発表は終わり、続いてMFへ。

「MF三雲烈、細見圭壱、窪田晴彦、石渡凱…、赤崎遼」

ザッキーきたぁー!早速ザッキーへ電話を、と席を立ったそのとき

「椿大介」

なにーっ!!? 椿も選ばれたーっ!! チートな能力や活躍ぶりからして選ばれてもおかしくなかった椿ですが、これには皆意外そうな表情。

一通りメンバー発表が終わり、花火が上がりはじめました。笠さんはクラブハウス屋上で1人見物中。ぞろぞろと外へ出てきたスタッフ等。しょぼくれる世良。癒しの浴衣姿で世良を慰める有里ちゃん。しかし、全く効き目ないじゃんと達海からつっこまれます。

言葉はどうあれ、この悔しさはピッチで晴らすしかありません。セリー、がんば(2回目)。階段を下りて帰ろうとするところにやってきた男が1人。

はしごをつたって屋上へと赴く男、羽田。

椿と赤崎がU-22に選ばれたことに対して、羽田へ向けてずっと変わらずにクラブを応援してきてくれたおかげだと謝辞を述べる笠野さん。羽田は羽田で、あんたの目が、手腕が本物だったってことだろ。お互いに褒めあい。

過去の失態をわび、その上でもう一度ETUを大きい樹へ育てるべくチャンスをもらえないかと述べる笠野さんですが、その後ろでは花火が上がりまくりで、そんな言葉も爆音にかき消され、この距離でも届きません。

「え?何だって?」

するとそこへ永田会長も上がってきました。この機会を提案した張本人。同じ画を見ていたはずなのにすれ違ってしまったフロントとサポーター、これからは同じ方向を向いて力を合わせて進んでいきたい。そんな想いから今後のビジョンを伝えようとしますが、やっぱり花火の音にかき消され……。

それは後でいい。と羽田は言います。

「それより、俺は今日…あんたらと同じもんを、同じ角度から眺めてみようと思って来てんだよ」

会長の後ろから副会長もついてきていましたが、揉めるような事はなく。急に丸くなってしまった感じもする羽田とビールを飲みながら花火大会を楽しみます。

ETUのフロント、スタッフ、選手、サポーター、皆が同じ花火を見て、同じ時間を共有。パッカくんも花火見てました。この花火のように、シーズン終了時ETUは大きな花を咲かせていることができるでしょうか。ところでガブリエルのTシャツが“浅草 ASAKUSA”…。

皆花火を見て楽しんでいるかと思いきや、椿は1人正座でド緊張。ドッドッドッ

(だだだ…代表っ…!!? 大丈夫なのか俺ーっ!!!)

そしてもう1人、部屋のベランダで花火を見ながら安堵する男、ザッキー。

(はーっ、良かったー…。良かったぜマジでー…)

落ちてたらザッキーのプライド的に、皆に合わせる顔が無いもんね。といったところで今週はここまで。いよいよ椿が代表に選ばれて、大阪の窪田や東京のミックと一緒にプレーしているところも見てみたいですが、最近の試合描写の長さを見るに、国内リーグ描写中心のままでいって欲しいかなという想いの方が強いですね。テンポを損ないすぎるもんね。

GIANT KILLING 24
ツジトモ (著), 綱本 将也 (企画・原案)
出版社: 講談社
発売日:2012年7月23日

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で