増ページで連載再開ッ!! な、『GIANT KILLING』(ジャイアントキリング)第246話。川崎との再戦を収録した最新単行本第23巻とムック『GIANT KILLING extra Vol.09』4月23日に同時発売!


“教授”の異名を持つ千葉のミルコビッチ監督が仕掛けてきたETU封じをどうかいくぐる!?

トレスボランチを敷かれ、いつもの王子経由の攻撃が出来ないとみるや、サイドから組み立てを図るETU攻撃陣。村越は外を使い、ガブリエルから赤崎と繋ぎますが、千葉の5番がこれをカット。パサーの戸倉がボールを受けると、ガブリエルの上がった裏を一気に狙ってきます。ここは村越が戻ってなんとか防ぎますが、中央を潰してサイドを使わせ、そこで奪ってSBが上がり切った後の裏のスペースを突いていくのが千葉の狙いの1つ。

開始早々に慌ただしくなるETUベンチ。それを横目で見てミルコビッチ監督は、

「おやおやどうした。まるで宿題を忘れた学生のような慌てぶりだな。もう始業のベルは始まっているのに」

と教授らしい喩えのお言葉。さらに、

「それとも、準備を怠ったままこの時を迎えてしまったかね?だとしたらフットボールというものを浅はかに捉えすぎている。まだまだ学生レベルであることの証明だ。君に教壇に立つ資格はない」

とたとえ話が続きます。さて、このプロフェッサー。厳しいのは相手監督に対してだけではありません。就任直後の挨拶で選手達にも厳しくも向上心を持たせるような言葉をかけていました。

「これからこのチームは、私のチームだ。

君達がどのポジションを希望しようが、どんなプレーを得意と思っているかなどは関係ない。その適正は、私が判断する。私の考えに従えない者に、ピッチに立つ可能性は与えられない。もし仮に、自分がチームのスター選手とでも思っている輩がいるのなら、即刻考えを改めるか、この場から去りたまえ」

「いいかね。この国のリーグは欧州に比べ、まだまだ劣っている。ここでいくら評価を高めようとも、世界的に見れば、君達は井の中の蛙に過ぎないということを肝に銘じておくことだ」

この言葉は騒動に発展し、何人かの中心選手は反発し、チームを去ったそうです。逆に言うと、残っている選手は監督の意図を理解している、あるいはその姿勢を持っているといえ、今シーズンは集大成として勝負できる年になった。そう通訳さんは感じている様子。

椿から王子へ繋いだボールはマクレガーが厳しい当たりでパスの精度が乱れる。赤崎へ繋がったものの、王子を封じた後、組み立てが右サイドに偏るのはリサーチ済みとばかりに素早いチェックでスペースを塞がれていました。赤崎を後ろからガブリエルがフォロー。しかしこれも読まれており、再び5番にカットされてしまいます。そこからまたしても戸倉へ。

練習で一番怒鳴られていた戸倉。ここで結果を出さないと監督に「ここまでやって何故勝ちきれない。お前達は赤ん坊か」とか“また”言われるに決まってると怯え、上手くいってるんだから自分たちを信じろ!と椿のチェックが甘いところを見逃さずに再び精度の高いキック。またロベルトを使った右サイド狙い!今度は村越追いつけず、完全にフリー。たまらず杉江が飛び出してしまいます。中は黒田と9番のミスマッチ。ロベルトはここでニアに蹴らず、中央へマイナスのボールを選択。走り込んできたのは13番の土橋。フリー!が、絞っていた清川が間に合って難を逃れます。あぶねー。

「はっ。なかなか挑戦者らしく、ウチのこと勉強してきてんじゃねえかよ。教授気取りのおっさんよぉ!」

どっちが主人公だかわからない達海の悪い顔炸裂!といったところで今週はここまで。んー、完全に抜かれて危ないところでしたが、キヨが絞ってましたか。このままでは劣勢が続くので、やっぱり椿の初期からのタレントの1つであるゲームメイクが生きる展開になっていくんでしょうかね。

GIANT KILLING(23) (モーニング KC)  / ツジトモ、綱本 将也
GIANT KILLING 23
ツジトモ (著), 綱本 将也 (企画・原案)
出版社: 講談社
発売日:2012年4月23日

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