最新単行本第23巻 & ムック『GIANT KILLING extra Vol.09』は4月23日発売開始ッ!! な、『GIANT KILLING』(ジャイアントキリング)第241話。今週のモーニングは表紙&裏表紙がジャイキリです。裏表紙のスカパー!×ジャイキリコラボ広告がかっこいい。山手線や中央線でも中吊り広告が出ていましたね。「ともに見よう、夢を。スカパー!」。コラボ第2弾もまだまだ予約受付中(ポロシャツは軒並み品切れ)、最新単行本第22巻 & ムック「extra Vol.08」も絶賛発売中。


almost 10 years ago… 達海の抜けたETU。浮上への糸口が見えぬまま、堪えきれずに翌シーズンで2部へ降格。2部リーグでの戦いが始まるタイミングに合わせ、混乱していたゴール裏を統率すべく、羽田を中心としてユナイテッド・スカルズが結成。しかしETUの暗黒時代はまだ続くのでした。

開幕戦の相手は福岡。しかし2部とはいえプロ。チームの混乱が収まらないETUは1対3で敗戦。試合後、挨拶をしに来た選手に向かって容赦のない野次が飛び、匙を投げたサポーターは「暫く来ないわ」とスタジアムを後に。

それでも残ったスカルズたちは、選手のために声を出す。その声に応えるように、頭上で手を叩き挨拶を返す未来のキャプテン村越(コッシー)。そんな村越を見て羽田は、

呪われたような環境の中で、それでも果敢に前に進もうとする村越さんの姿は、一度自分たちの環境を恨んだ俺達にとって誇りであり、希望だ! 今、チームはバラバラかもしんねえが、間違いなく近い将来村越さんを中心にETUはまとまる…! その時まで俺達はたとえ数が減ろうとひとつになって声を送り続ける!

それも、以前のようなぬるい声援ではフロントがつけあがると考え、緊張感をもって選手を鼓舞し、その声でチームを1部へ復帰させる。そしていつの日か1部でリーグ制覇を成し遂げるその日までゴール裏で叫び続けることを絶対にやめねえ!!! と、強く決意します。

ETUはその後無事に1部リーグへ復帰。そして現代へ。

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

「何が選手のために声ふりしぼってるだ。笑わせるな」

スカルズが乗り込んで来たのは、現場が結果を出し続け、専門誌で特集を組んで貰った矢先の出来事。いい雰囲気を壊してまで好き勝手言える権利でもあるつもりかと副会長が反撃。

「だったら、黙って見てろってのか。クラブがおかしな方向に行きかけてると思ってもよ」

スカルズもその程度では怯みません。しかし引かないのは副会長も同じ。というかクラブを運営している立場上クラブフロントが危機感を持っているのは当然のこと(たとえ作内の描写が愚痴や文句ばかりの酷いものであったとしても)。ただでさえETUは貧乏クラブ(という設定だし)。

「上手くいかないことだらけの中で、それでもなんとかやってきて今があるんだ。お前らにとってETUはただの趣味かもしれんがな、それがあるのを当たり前だと思うなよ…。お前らがギャーギャー騒いでられんのは、俺達フロントが、死にもの狂いでクラブを存続させてきたからだってことを忘れんじゃねえっ!!」

珍しくもっともらしいことを言う。

“ただの趣味”という言葉にカチーンと来ちゃったメンバーを制止して、羽田は1つ疑問を投げかけます。

「なんで、そこまで堂々とたいしたことを言えながら、フロントは馬鹿げたことを繰り返す…。見てきたんじゃねえのか、あんたら兄弟は、いろんな連中に見離されたETUが、残された連中だけでもう一度這い上がっていくのをよ」

津川前会長が辞めた後、おそらく永田兄弟が現職に就任。そして2部を戦い抜き1部へ。ゴール裏の混乱も、残されたスカルズが声を送り続けていたことも見てきているはず。

チームの結果が出ない中でも、毎試合のように声援を送り続けるのは大変な事。それも、サポーターの中心としての自覚を持って。日常とも格闘しながら、チケット代・遠征費を稼ぎ、2部落ちに絶望し、それでも選手や自分たちを信じ、仲間を集め、チームにとってどうすべきかを話し合い、サポーター同士で意見をぶつけあい、試行錯誤を繰り返し、それでもチームのために、勝利のために声を出し続けた。そして1部昇格の喜びを分かち合った(俺達の声がチームを昇格させた。になっていたのかもしれませんね)。

数では他クラブに劣るスカルズ。しかし、クラブを勝たせようという気持ちは絶対に負けていない。その強い意志で、崩壊したETUをどん底から支えてきた自負がある。それがユナイテッド・スカルズのプライドでもある。だからともに辛い2部時代をくぐり抜けてきたフロントには、せめて同じ想いを共有していて欲しかった。そう思っていたのに。

「なんで、今さらここにきて、あんたらは過去にクラブを見限ったようなETUへの遺志が弱い人間を連れてきて、そんな風にヘラヘラしてられんだよ!!」

達海、笠野、そして江戸前応援団。一度はクラブから離れた人間達。そしてそのいずれも、クラブが苦しんでいた時期にはおらず、支えてこなかった人達。

俺達は暗黒時代もずっと声で選手を支えてきたつもりだ。なぜもっと認めてくれない。そういうことなんでしょうか。まあ後藤さんのインタビューへの受け答えも拙かったんだろうとも思いますけど。

「はー、頭疲れた」

次節の相手研究も一息ついて、「散歩でもしてくっかな」と眠そうな顔の達海。えっ、いたの!?な展開で今週はここまで。まあクラブハウスに住んでいる設定が生きてるんだから居て当然なんでしょうが。居ました主人公。現役時代もサポーターの動きを気にかけて見ていた達海。ETU監督に就任してからも、試合中話題に出すことが少なくありません。誤解を解く流れくるか?

東京ダービー後から本格的にETUサポーターとなった羽田が、達海と笠野さんをあそこまで憎む理由がはっきりと描写されていないだけに、なんでそこまで?っていう疑問がやっぱりぬぐえません。他のメンバーから吹き込まれたのかもしれないけれど。

村越に入れ込んでいった流れはありましたが、10年プレーを見ているのなら、今季の村越を見ていればチームの雰囲気がいい方向へ変わっていることも分かるのでは?とも。それとサックラーの過去話でも感じましたが先の事を確信するのが早いかなー。まあ村越は大卒3年目で既にキャプテンとして戦っており、まだ現実感ありますが。

後、福岡戦の25番は石神(ガミさん)に見えますが、どうだろうか。

おまけ。スカパー!×ジャイキリ広告「ともに見よう、夢を。」

モーニング版です。電車のは撮れなかった……。

GIANT KILLING(22) (モーニング KC)  / ツジトモ、綱本 将也
GIANT KILLING 22
ツジトモ (著), 綱本 将也 (企画・原案)
出版社: 講談社
発売日:2012年1月23日

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で