最新単行本第22巻&ムック『GIANT KILLING extra Vol.08』が1月23日に同時発売っ!! な、『GIANT KILLING』(ジャイアントキリング)第235話。今号は表紙!


専門誌『フットボールダイジェスト』に特集を組まれたことで鼻息荒く盛り上がってたフロントやその周辺。しかし、コアサポグループのスカルズは快く思っていなかったのでした。

騒動の少し前。地元のファンと交流しながら“真夏の隅田川決戦”ポスターを貼り歩く笠野さん。左に王子、右に村越を配置し中央にいるのは赤崎。珍しく生え抜き抜擢きた!

人をその気にさせる才能みてえのがあるよなお前には。と素直な言葉を伝えるETUの永田会長。テキトーにくっちゃべってるだけだよ。と謙遜気味の笠野さん。その笠野さんの求心力をもっと違う、広く使う形があるだろうと。その気があるのなら、俺はいつだってポストを譲るぞと。

しかし笠野さんは、一度現場を捨てた人間にスカウトという役割を与えてくれ、クラブに居させてくれる事に恩義を感じている様子。それに笠野さんが表に出てくることに不満な連中がまだいるからと。せっかくチームの調子が上向いているときに余計な事で波風立たせたくない。今は目の前のことに集中しよう。そう語ります。

そんなとき、会長と笠野さんの前に現れたのは川崎戦にも登場したじーちゃんズ。ホームゲームは殆ど行ってるぞという話に会長は驚きを隠せません。そして、じーちゃん達ほどでないにしろ、チームに関心を持っている人達が、まだこの街にたくさんいることを知らされます。

「もう消えたもんだと思ってた火は、実は意外とくすぶり続けてたかもしんねえのよ」

じーちゃんずは次節のアウェー千葉戦で、あるプロジェクトを計画中。何か面白そうな事をやるみたい。アウェーが近いところはサッと行けていいよね。さて、そして「ただ町をブラついてるだけの男かと思ってたが見直したぞ」とETU特集の組まれたフトダイを笠野さんに見せます。

記事を書いたのは藤澤さん。深刻そうな表情で読む笠野さん。じーちゃんずはいい記事だろと絶賛ですが、笠野さんは渋い顔。この書き方じゃスカルズの連中あたりは黙ってねえ気がするんだけどな。。。的中!

そして夜、スカルズがクラブハウスを強襲。かつてチームを見捨てた(とされている)達海&笠野さんが「クラブの原動力」、笠野さんがスカウトという立場を越えて「アドバイザーに近い役割」を果たしている事が気にくわない。

「それで上手くいくと思ってんのか!!」
「それなりに上手くいっとるだろがー!! このクソガキが!」

副会長も反撃。

「別に俺達はお前達のためにやっとるんではないわ!調子に乗るなバカタレがー!! チームが勝ってるのに文句を言われる筋合いはないっ!! 次から次へといちゃもんつけおって!チームが波に乗ってる時に…、足を引っ張るのがサポーターか! お前ら一体、何のためにサポーターやっとるんだ!!」

効いた……?

「選手だよ」

あ?

「選手のためだけに声ふりしぼってんだよ。俺達ユナイテッドスカルズは」

フロントではない。ピッチで最後まで走り、戦う選手を応援しているんだと語るスカルズリーダー羽田。中でも強く支持しているのは、共に暗黒期を乗り越えた村越を中心としたグループ。副会長を強い視線でにらみつける羽田。そして羽田がETUと出会う前の日々へ……といったところで今週はここまで。

過去編では達海のプレーに魅せられる辺りまでしか描かれていなかったので、今回はもっと深く描かれることになるでしょうね。羽田が何故スカルズに入り、コールリーダーとなったのか。未だにこれほどフロントに対し敵意むき出しなのか。

現実のJクラブを見てみても、フロントに問題を抱えているところは少なくないですからね。出向期間が終われば親会社へさっさと戻るなどチームへの愛情をまるで感じなかったり、クラブを債務超過に貶めて、自分はそそくさとトンズラしたり、なのに何故かその後出世していたり。具体的な数字は示さずに夢ばかり語ってクラブやサポをその気にさせるのも良いけれど、現実としてどこに着地させるかですよね。

GIANT KILLING(22) (モーニング KC)  / ツジトモ、綱本 将也
GIANT KILLING 22
ツジトモ (著), 綱本 将也 (企画・原案)
出版社: 講談社
発売日:2012年1月23日

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