モンテビア山形戦いよいよ完結!!! な、最新単行本第22巻は2012年1月23日発売開始! 単行本第21巻&限定トレカ付きムック「GIANT KILLING extra Vol.07」もまだまだ売れ行き好調なGIANT KILLING』(ジャイアントキリング)第232話。

今号からモーニングは2012年号が始まりました。早いなー。


「おおっしゃ!! 時間だろ」「とっとと吹けよ主審ー!!」

時計に目をやる主審。清川が大きく蹴り出したところで、長い笛。試合終了!ETUが4対2で川崎を下し、6位浮上。あら、王子最後は交代してベンチに下がっていたみたいですね。勝利の喜びでベンチを飛び出していく他の選手達をよそに、腕を組んで座ったまま。いつも通りクールでマイペース。関係者席では、笠野さんが大江戸通運副社長に握手を求め、振り返ってそれに応える副社長。しかし表情は崩さず。サッカーにあまり興味を示してこなかった副社長、この試合を見て胸に響くものがあっただろうか。

ピッチでは、対照的な表情の川崎とETUの選手たち。椿に握手を求めにきた八谷。「あ、ありがとうございました。八谷さ…」応えようとした椿の手をバチッと叩き落とし、

「いいプレーだったぜ、椿」

まずは椿のプレーを讃え、「最終的には俺達が勝つ。絶対にタイトルは諦めねえ」と、リーグ戦は1試合の結果だけじゃないことを言い、そして「またな、椿」と言い残して去っていきました。

スタンドでは10年間ETUを見続けてきたじいちゃんズがおおはしゃぎ。念力を注入する吉蔵さん、選手の頑張りのおかげと謙遜しつつも

「今季のETUの勝負強さ、そして吉蔵さんの能力の好調ぶりをもってすれば、こりゃあ今季優勝もあるかもしんねえな」
「はっはっはー!!」
「はっはっはっはっはー!!」

う、うぜえ。

じいちゃんズに圧倒されながら、それでもそんな彼らを見て嬉しかったよというゴロー。江戸前応援軍団のメンバーとも、こうしてスタジアムで再会して、10年前のあの頃一緒に応援していた人達とも再会できた。ただゴローここでも勘違い。昔から残っているサポーターはじいちゃんズ3人だけではありませんでした。ETUが盛り上がっていた10年前、スタジアムにいた連中が、皆あの興奮を忘れちまったと思っとんのかいな。吉蔵さんにつっこまれます。じいちゃんズほどじゃなくとも、観戦頻度は高くなくても、サッカーに魅せられている人間は、この町にまだまだ沢山いる。あれ、また達海移籍で去って、達海復帰戻ってきたゴローたちの薄っぺらさが際立って…。

場面は変わって監督会見中。

まずは川崎のネルソン監督から。暑い中での連戦。コンディション調整が上手くいかない選手も出てくる。そんな中で、今日試合に出た選手は現状のベストメンバーだったと語ります。自信を持って送り出した11人だったと。そうしたら、向こうの方が出来がよかった。たまたまそういう日だった。そんだけどのことだわな。淡々と冷静に。相手をリスペクトすることも忘れない。

ほ、誉められた-!ありがとうございますと頭を下げる有里ちゃん。他の質問はなく、ここでアウェー監督会見終了。続いてホームETUの監督達海へバトンタッチ。と、会場を去るネルソン監督が目にしたのはパッカくんを連れて会見に臨もうとする達海。変な質問されたらパッカに振ろうと思って。と、ばしばしパッカくんを叩きながら返事を返す達海。やはりふざけた男よの…。

「これでリーグ戦は1勝1敗の五分。カップ戦で決着がつけられたらいいわな」
「そうね」

お、川崎もカップ戦勝ち残っているんですね。3戦目で決着を付けようと言った後、もう一つネルソン監督は付け加えます。

「同じ伸び盛りのチームを率いるものとして忠告しとくとね、急成長と脆さは紙一重…これからはいよいよ」

ここまで言い、やっぱり訳さんでいいわ。と途中まで言いかけてストップ。皆まで言うなと。その試練にぶつかったときに、どう乗り越えるのか見てみたいから。達海はネルソン監督にとって、選手以外ではじめてどんどん伸びていると感じた男なんだそうです。ほほう。

で、達海がどんな会見を開いたのかなーと思ったらまた場面は移り、フットボールダイジェストの発売日。今日も3人一緒のコータ、テッタ、ヨシオの3人が「ちわーっ!おっちゃんフットボールダイジェストまだあるー!?」といつものように竹森書店へ駆け込みます。「おう、あるよ」そのフトダイ(勝手に略してみた)を読みながら無愛想に返すおっちゃん。

「ぬぬ!」急に立ち止まるコータ。どうした?
「み、見てよコレ!」おっちゃんニヤリ。

なんと表紙が達海!王子に、小さく椿も。さらに「[特集 達海が巻き起こすETU旋風!」とETUの特集ページまで。遂に藤澤さんの椿大介物語が日の目を見るのか!?といったところで、今週はここまで。ついに2012年号がはじまってしまった!そして川崎戦、結構長く時間を取った割に、終わるときはやけにあっさりでしたね(スポンサーやサポーター関連のエピソードも挟んだけれど)。夏の3連戦もここで終わり、またいつものリーグ戦へと戻っていくんでしょう。ネルソン監督が言いかけてやめた急成長と脆さが今後どう描かれていくのか、そしてどうチームとして乗り越えていくのか。

GIANT KILLING(21) (モーニングKC)  / ツジトモ、綱本 将也
GIANT KILLING 第21巻
ツジトモ (著), 綱本 将也 (企画・原案)
出版社: 講談社
発売日:2011月10月21日

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