モンテビア山形戦いよいよ完結!!! な、最新単行本第22巻は2012年1月23日発売開始! 単行本第21巻&限定トレカ付きムック「GIANT KILLING extra Vol.07」もまだまだ売れ行き好調なGIANT KILLING』(ジャイアントキリング)第231話。


【リーグ戦第21節:ETU 3 – 2 川崎】
残り時間もうあと僅か。嵩にかかったように猛攻を仕掛ける、1点ビハインドの川崎フロンティア。八谷からカン・チャンスがポストで受けて鎌田へ渡し、チャンスはスペースへ。ボールを受けた鎌田はワンツーでチャンスへ。ダイレクトで打っていくっ。が、枠の外。椿がここでもしっかり戻って寄せています。

「アーッ!!! ナゼー!!」
「落ちつけ、チャンス。焦りながら攻めても、向こうの思う壺だ。こういう時こそ、冷静に自分のプレーをすることを心がけろ」

今まで幾度も打ち合いを制してきた川崎。いや、もともとそういうチームカラーなのかもしれません。守備があれだし。

「自分たちの力を出し切れば、俺達は必ず勝てる」
「オーケーハチヤ!ジシンモトウッテコトダネ!」
「おお!それだチャンス」
「デモ、オコトバデスガ、ギリギリノジョーキョーデマケタコトモアルヨネー!」

笑顔でそんなこと言ってる場合か。

初タイトルへ向けて邁進中の川崎。現在3位。しかし連戦でメンバーを落としてきたこの試合は追いかける展開。初タイトルへの道は険しい。優勝する喜びをこのチームの連中と共に味わってみたい。そして、拾ってくれたネルソン監督への揺るぎない忠義。優勝監督という称号を捧げたい。タイトルのその先にある、青いユニフォームもきっと。

目標への高いモチベーションで最後まで勝利を目指し、走ることができる。八谷からの長いスルーパス1本で見事にロドリゴへ通し、川崎チャンス!打ちに行くぞ!「ざっけんなあー!!!」これを黒田がスライディングで止める。こぼれ球は椿がキープ。顔を上げ、ん?何かが見えた??チャンスが止めに行くっ。

(奴らの牙をへし折ってこい!)

「お前は足だけの選手かよ、椿!」

村越と達海からの、言葉は違えど試合を決めろと活躍を期待する声。

椿の選択は、ゴール前から一気にハーフウェーラインを越え、川崎DFの裏へ意表を突くロングパス!宮野走ってる!中央もう1人フリーの選手いる!キーパーとの間に落ちる。星野は中途半端な位置から飛び出した。間に合うか?決めろ宮野ーっ!!

(毎年残留争いしてる連中が、調子乗ってんじゃねえよ!!)

ペナルティエリア前、飛び出した星野がスライディングでボールをカット。このクリアボールが宮野の足に当たり外ではなく中へ方向が変わります。ボールを拾ったのは、珍しくカウンターで走ってきてた王子!川崎のレアンドロより速い!

「これで、決まりだね」

左足で冷静に流し込み、ETU4点目!ダメ押しゴール決まったー!!としたところで今週はここまで。星野の油断。というか、星野だけじゃないんでしょうけど、川崎全体がETUを侮っていたというか。自分たちは優勝争いをしていて、かたやETUは星野の言うように毎年残留争いに巻き込まれる下位クラブ。格下に見た少しずつの慢心が、大きな差になったという感じだろうか。まあ、それにしても川崎、ちょっとねえ。

GIANT KILLING(21) (モーニングKC)  / ツジトモ、綱本 将也
GIANT KILLING 第21巻
ツジトモ (著), 綱本 将也 (企画・原案)
出版社: 講談社
発売日:2011月10月21日

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で