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【リーグ戦第21節:ETU 2 – 2 川崎】
前半を終えて2対2の同点。打ち合いの様相を呈してきたETU対川崎フロンティア。後半開始直前、ピッチ上で杉江キャプテン代理から細かく指示が飛びます。皆が真面目に聞いている中、やはりこの人はマイワールド

「アクセントを加えろってことだね、スージー。相手の意表を突くということは、観ているギャラリーも不意をつかれることになる。映画や文学にどんでん返しがあるように、騙される会館ってものが人にはあるのさ」

「タッツミーの言う、後半はよりオーディエンスを楽しませろっていうのはそういうことなんじゃないのかい?」

達海の方へチラッと視線を送りながら、そう話すのは王子。達海は水分補給しながら、あいつ等ちゃんとわかってんだろうなあという表情。

「そ、そういうことかよ。わかり辛えなー!!」
「フフ、インテリジェンスに欠けている人には難しい話だったかな」

後半開始前に乱闘が始まりそうな勢いの黒田と王子ですが、清川がなんとか阻止。それを無視してキャプテン代理は、こっちのストロングポイントが変わるわけじゃない。どんどん行けよと殿山&ガブリエルコンビに声をかけます。そして、円陣。

「行くぞっ!!」「オオーッ!!」

考えすぎるとミスしちゃいそうだからと、自然体を心がける椿。さあ、後半キックオフ!スタンドのスカルズも気合いが入ります。長年、守備的なカウンターサッカーをベースとしてきたETU。大阪に続いて川崎にも打ち勝って、チームが変わったことを自信に繋げていきたい。絶対に獲るぞと声援で後押し。その声に圧倒されているチームOKKO。守ってくれているお兄ちゃんに、親父連中のことを気にせず頑張れよと声をかけられます。しかし一番買われているコータは、キョーコちゃんが椿に惚れてしまうかもしれないことに動揺。凹みっぱなし。そこで出てきた言葉が

「よーし、いけいけいETUー!! でも椿はそこそこの活躍でー!!!」

という、なんとも中途半端なもの。コータ、がんば。

さあ、そして川崎側。ハーフタイムのミーティングでは、ネルソン監督が「試合の主導権は我々にあるよ」とチームを落とさないように声をかけています。「俺の自信に満ちた表情が、全く崩れてないからですか?」とずれた返事をする八谷。それに若干ひきつってた。

ネルソン監督は、攻撃の組み立てやボランチの連携の拙さをみて、今日のETUにリスクマネジメントの部分で脆さがあると指摘。それに対して川崎側は、打ち合いには慣れており、少々の事では戦術敵にも精神的にも崩れないと話します。大事なのは、相手のペースに乗らず、今までと同じように自分たちを信じて自信を持って戦うこと。そうすれば、逆に相手が崩れていくと。

「君たちはもっともっと強くなる。私にはこのチームの伸びしろがまだまだ見えるよ」

選手の伸びしろが見えるというネルソン監督に見出された選手達、これはなにより勇気づけられる言葉でしょう。しかしここで割って入ってきたのはキーパー星野。

「失点を良しとするんじゃねえぞお前ら!! これ以上点取られて、俺が代表に呼ばれなくなったらどうしてくれんだ!!」

脆い守備にはやっぱりご立腹な星野さん。そりゃそうよね。

「ハイ!! ボッコボコニシテヤリマショー!」

この試合ちょっと影の薄いカン・チャンス。爽やかな顔で汚い言葉を吐きます。

そしてスタンドにはいつものように山井さんの解説。後半に入りやや引き気味になった川崎の布陣をガブリエル対策だろうなと分析。ガブリエルをノセないように、突破のスペースを消して対応。しかし引いた布陣になろうが守備的にならないのが川崎の強み。ショートカウンターからロングカウンターまで様々な攻撃を可能にする2トップの能力、選手のポテンシャルと攻撃へのモチベーション。

攻撃バカなチームの空気なおかげでなんだかんだでバランスを取れてしまう川崎。対して今日のETUは、いつもよりも前掛かりで後ろが脆い。前半もそこを突かれてさっくり失点しています。達海は、選手はどう対応する?

王子からのパスを受けた殿山。引きつけて引きつけてガブリエルへ。いい連係でガブリエルへと通り、ここからサイドを突破!しかしそれを読んで、戻りながら身体を入れてきたのは草野。奪われたっ。

「ヨシッ!! ワタシニチョーダイ!!!」

いきなりボールを要求する最前線のチャンス。出すの?といったところで今週はここまで。打ち合いを得意としている川崎と、それに合わせる形になっているETU。とはいっても達海は最初からこの展開を想定済みのようですけど。ピッチの選手がどれだけフレキシブルに対応できるか。にかかっていそうです。

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