GIANT KILLING(20) (モーニングKC)  / ツジトモ、綱本 将也 今週は表紙&巻頭カラー!! な、ジャイアント・キリング第219話。最新単行本第20巻 & ムック「GIANT KILLING extra Vol 06」も絶賛発売中。

川崎の勢いに押され、あっさりと先制点を献上してしまったETU。あまりにさっくりやられたもんで、ベンチでは達海が苛立ちを隠さず。「さあ、どうするよ。何も全員が全員、ゲームに入り損ねたわけじゃねえだろうよ」そして見えるのは堺の背中。


流れは川崎のまま。中盤で小気味よくボールを繋ぎ、前線のカン・チャンスへ。そしてチャンスが後ろへ落とし、走り込んできた八谷がダイレクトでミドル!これはゴール横に逸れたものの、あわやといういい形をまたしても作られてしまいます。川崎サポーターもノってきたー。

今日のお前はそんなもんか。と椿に話しかける八谷。そしてその話の腰を折るように、次は決めてくれと言って戻っていくチャンス、浅香。びしっと決めたい八谷ですが、味方に突っ込まれ格好がつきません。ネルソン監督に抜擢されたボランチというポジションで才能が開花した八谷は、このポジションに特別な拘りを持っていました。他のチームのどのボランチよりも活躍し、チームにタイトルをもたらす。そうすれば、これまで縁の無かった日本代表にも手が届く・・・!む、まだ代表じゃなかったか八谷。

ゴール裏のスカルズリーダー・羽田。1点取って調子に乗り始めた川崎サポが気に入らない様子。それもそのはず、ここはETUのホームスタジアム。人ん家で我が物顔されてはたまらない。しかし、ETUのコアサポ集団であるスカルズの人数は多くなく、いつも相手の声に押され気味。選手が見違える活躍を見せてる時に、これでいいのか…。だったら、倍以上声出していくしかねえだろうが!! とトラメガでメンバーにコールを指示しようとしたところで、あら、コータが羽田の下へやってきました。サポーター間でまた騒動?と思いきや、コータは

「邪魔はしない!! コールはスカルズのに合わせる!! 皆でデッカイ声出す!! 一生懸命飛び跳ねる!!」

そして、OKKOのスペースを押さないように頼みます。以前おきた、怒鳴ったようなことも絶対しないようにと。キョーコちゃん迫力に押されて怖そうにしていたもんね。

「サポーターに大事なのって、数じゃなくて気持ちかもしれないけどさ、大人とか子供とか関係なくさ、ETUを本気で応援したいって声が1人でも増えるならさ、選手達は嬉しいんじゃないの?」

じゃあ。とそれだけを言い、コータは戻っていきますが、勇気を振り絞って伝えたコータの声が、羽田の心を揺さぶった。子供達にぶつからないように、配置を変更。表向きはこれ以上の面倒を避けたいだけだと言っていますが、よっぽどあのガキのほうが親父共よりわかってやがんな…。と一目置いて見てるみたい。

依然として川崎ペースで試合は進んで・・・そうでもないようです。後ろは徐々に安定、こうなるとようやく前線の頑張りが効いてくる。スタンドで観戦中の村越は分析。そして、

「よし、書け」とメッセージボードに書く言葉を決めます。今回のメッセージは

“プレス!カット狙え”

あれ、コッシーは伝えるだけで持たないんですね。かわりに矢野が2枚持ち。

まっさきに気がついたのは王子。

「はは。同感だよコッシー」

と水と油みたいな2人ながら、これまでも見せてきていたように案外通じ合っているところを見せます。まあ、王子は守備しないんですけどね。

そして再びベンチの達海。新しい組み合わせの連携の甘さを突かれたETUですが、あんたらのチームにだって狙い所はあるんだぜ?川崎だって急造バックラインなんですよね。さあ反撃。

ボードのメッセージ通り、プレスをきつくしはじめたETU。後ろでボールを回していた川崎ですが、前に出せず、星野のコーチングでいったんボールを戻すサイドの浦山。センターへ。パスが出た時に、受け手ではなくその後ろへと走る堺。受け手には宮野がチェックにいきます。慌てて戻そうとしますが、キーパーへのパスコースは堺が封じています。苦し紛れに前方へロングパス。雑になった。オーライと浅香が受けに走りますが、その1歩前で椿がカット!

ここから組み立てていけるか?!といったところで、今週はここまで。合併号なので次号は2週後、ですがジャイキリはお休み!! でも特別企画があるようですね。あの位置でDFへチェックではなくバックパスのパスコース消しにいった堺のポジショニングがちょっと不自然に見えたけど、宮野がCBに行っても右が空いてるし・・・?まあ、川崎のディフェンスも急造なので、星野を頼って後ろに戻すだろうことを見越した作戦だったのかもしれないけれど。

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