GIANT KILLING(19) (モーニングKC)  / ツジトモ、綱本 将也 最新単行本第19巻&ムック「GIANT KILLING extra Vol.05」発売開始!な、ジャイアント・キリング第206話。19巻の表紙かっこいいなー。春のモーニングフェア開催中の店舗で19巻を購入すると、先週のモーニング20号表紙「ETU全員集合」を使った特製ポストカードがもらえちゃいますよ。


【リーグ戦第20節後半: 山形 1 – 1 ETU】
残り15分、そろそろ合図が来るぞっ。

東京で居残りテレビ観戦中の控え組。中盤すっ飛ばしのサッカーにやきもき。堀田が抜けて現在ETUは10人。中盤から1人でボールを持って行ける選手がいないと小林。赤崎が早めに下がったのが痛いよなあと住田。

「お前がどんだけチームに迷惑かけてるかわかったか椿ー!!」
「ええ!?」
「そうだ!お前が出てりゃ、中盤から押し上げができたんだ。謝れ!テレビの向こうの皆に謝れ!」
「ス…スミマセン…」
「謝ってすむかー!」

控え組もそれなりに一目おいていた椿の活躍。90分走り回っても運動量が落ちず、かつちょっぱやなスピードの持ち主。実際にもそうそういません、長友タイプ。

「1人ベンチにいるでしょ。ボールを持ったらそのままガンガン攻め込みたくなる奴が」

とドリさん。監督の意図を理解しているような発言。さすがです。

高さのある米田が入ったからと、簡単にボールを中へ入れる山形。しかし空中戦になればETUには杉江がおり、しっかりと跳ね返しています。引いてしまえば相手にスペースを与えることもなく、パターンの少ない山形に崩されることもない。あとはここから、どう攻めるかだ…!

時間だけが過ぎていく展開に、なんとか、なんとかならないの?達海さん。と祈るように戦況を見つめる広報の友里ちゃん。その横で、「集中しろ、集中!! このまま粘ってれば、必ずウチに流れは来る!」と大きな声を出している堀田。

やるしかないんだ…チームのために…今の自分に出来ることを。と話します。

「そうですよね。この際立場がどうとか言ってられないですもんね」と友里ちゃん。不安な表情から「キッ」っと目の色を変えて、

「いけーっ、ETUーっ!! 江戸っ子の意地見せろー!!」

俄然応援。

もっとFWが効果的に動いてくれないとよ…。と出しどころがなく、攻めあぐねる小森。さすがに1人で何でも出来るほどずば抜けた技術があるわけでもなさそう。時間をかけていると、スッと急に現れてボールを奪っていく殿。いらつく小森「テメ…」と、チャージでボールを奪いにいき、ファウル。一応スペース消しに動いているのかな?くらいに映り込む王子。

「落ちつけ、落ちつけ小森。ボールポゼッションはこっちが勝ってるんだ。焦るこたないっての」

という瀬古ですが、ボールを保持しても有効に攻めているとはいえず、この時間帯でさすがに苦しくなってきたか「ふぅーっ」と、大きく息を吐きます。それでも、表情を変えずどっしりと構えて動かないサックラー。

信じてくれてんならそれでいい。期待されてんなら…それに応えりゃいいだけの話だ!小森独力で突破しにくるか?

「いやー動かないねサックラー」とやっと登場の達海。勝負師モードの悪い顔になってます。あえて動かないのか?本音のところはどうだい。袋小路に追い込まれて、身動きがとれなくなってんじゃないのか?とニヤリ。

小森システムで同点にするまではよかった。しかし堀田の退場で10人になり、FW2人を残して完全に引いたETUを崩せるほど多彩な攻めのパターンは持ち合わせていない。だから、疲れているとはいえこのシステムのバランスをとっているキング・ケンを下げられない。石神がマークについて、慌てるシーンを作られることもなく十分に対応できている。

キング・ケンは戦術理解度が高く、フットボーラーとしての経験値もカリスマ性もある選手。ただスタミナはもう限界のはず。しかし、代えたくても代えられない。この急造システムを崩壊させないために。次の手を打ちたくても、土台が脆くて危険だと。

そこを突かない手はないと、最後の一手を打ちにいく達海。

「お、樹美できたか?行くぞ」

残り10分を切ってざわつきはじめるスタンド。ピッチの選手もサインを待ちます。またスタンドからボード掲げるとかじゃねえだろうな!と嫌な予感がしている黒田。そこへ、一発で分かるサインが出ました。

「アッハー」

16番の清川と交代で、ガブリエル・ペレイラ登場。ガ、ガブリエルだーっ!ここで出すか!! こんな土壇場でフィットすんのかー!!? 驚きを隠せないスタンド、そしてテレビの向こうの控え組。

動いてきたETU。動けない山形。ただこの選手交代はETUの選手達だけではなくサックラーにも攻撃のサインだと丸わかり。わかっているのは、登録がDFということのみ。あれ、選手名鑑だとMFだけど・・・。

「今度こそETUは本気で攻めてくる。しかし、その時こそ相手にスキが生まれる。それを見逃さないようにするんだ!」

ガブリエルが一番活きる場所。ひとつしかない…!右サイド……!! ここから攻め込めってことか……!!

全員が攻めのタイミング、攻めの形を瞬時に理解したところで、今週はここまで。2週がかりでのガブ投入。そしていよいよETUの反撃が始まりますね。山形の選手達はかなり疲労している様子が描かれているし、ガブのスピードとマリーシアが炸裂するかっ。

フォーメーションはこんな感じだろうか。ガブはもっと上がり目かもしれないけど
____夏木__宮野
___村越_王子_殿山
石神__黒田__杉江__清川
______佐野

     ↓

____夏木__宮野
___村越_王子_殿山
石神__黒田__杉江__ガブリエル
______佐野

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