from ETUでもガブのボールに隠れていたけど、それに続いて表紙でも徹底されている殿のステルスっぷり……。な、ジャイアント・キリング第205話!

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【リーグ戦第20節後半: 山形 1-1 ETU】
達海の指示で、FW2人を残して全員引いているETU。集中し、仕掛けるタイミングを探る達海。合図はいつ?

殿山のロングボールからカウンターでFWを走らせるETUだけど、ヘバっている夏木は痛恨のトラップミス。えええ。山形DF大倉に体を入れられ、奪われてしまいました。ドロー狙いにも見える引いた形にスタンドからは「まだ走れんだろ、特に殿山とジーノ!」などと野次も。これは…、ベンチからの指示なのか…!? 達海…!! なにか裏があるんじゃないかと考えるスカルズリーダー羽田。

ボールは山形。管野がドリブルで持ち込むものの、ETUがこうも引いてしまってはスピードをいかせず。いったん小森へ戻す。

(あいつは、どこだ…!?)

殿山を気にしている小森。怖さを感じる選手ではないとか言っていたのにね。おかげで丸岡にボールを入れるタイミングを逃してしまった。ケンさまにボールを預け、折り返しをダイレクトでミドルシュート!! これはETUキーパー佐野が正面でがっちりキャッチ。同点から主導権を握る展開に、山形サポーターは調子に乗りっぱなし。

ただ、引いて守られたことで得点前のように崩しきることはできず、小森システムといえど追加点へ一抹の不安もあるみたい。

「でも、負けはしないぜ?」

という山形サポのコールリーダー。ETUは守備に人数を割き、攻め手はFW2人だけ。対して山形の選手は、勝利を目指して必死に戦っている。もう少しでゴールに手が届く。だから、俺達の声で選手達の背中を押してやろうぜ!さらに大きく、スタジアムを包み込む山形サポーターの大声援。

耐えるばかりで言われている指示が出てこない事に苛立つ黒田。

「まあ、クロエの気持ちもわかるけどね」

いつも通り落ち着いている王子。

「実際、イタリアなんかでは、こういうシステムでも1人で点を取るようなアフリカ系のストライカーとかいるからね。ウチのFWじゃ、とても無理な話だけど」

と、夏木のすぐそばで、聞こえるように。

「ジーノ…テメ……何が…んぐ…」

メンデスに抑えられている上に疲れからミスも増えてきた夏木、言い返せず。

「どうしたんだい?ナッツ。随分とまあ歯切れが悪いねえ。ははは。アフリカ系なのは、ヘアースタイルだけかい?」

マイペースに言いたい放題の王子。

「うっせーなテメエ。今に見てろコラー」

夏木もまだ元気があるようだね。

「よし、下を向いてる奴はいないな」

と、キャプテン村越。スッと真面目モードになる王子、そして夏木。堀田が退場し、同点にされた後でも、混乱せず向こうの攻撃をはね返せている。「自信を持て。いずれ必ずチャンスはくる」そう皆に伝えます。

(そうだ。確かに引いて守ったことによって、少しずつ見えてきたものはある)

そう考えているのはCBとして後方からピッチを見ている杉江。

押してはいるものの、ETUが引いたことで、山形はスピードを活かしたカウンターサッカーをやりにくくなった。なんとかしないとまずいだろ。と山井さんと藤澤さんが話しているところで、選手交代。高さのある米田が投入されます。

「おい、マル!交代だぞ」

と管野が言っていますが、交代ボードに表示された背番号は、管野の15番。

「って俺かい!」
「お疲れ、管ちゃん。仇は取るよ!」

自分じゃなくてちょっとホっとしている丸岡。管野の勝負強さではなく、丸岡の小森との相性を見ての交代でした。不本意な途中交代となってしまった管野。俺の方が上手いのに変わりはないけど…とベンチに座ったところで、想像以上に消耗していた事に気がつきました。集中しているときは気がつかないけど、ふと集中が途切れた時に、一気に噴出するということはままあります。

メンデスからのロングボールを競る杉江と米田(この空中戦の構図かっこいい)。スギ負けてない。こいつが本当に高さに強い選手だったら、もっと早く出てきてる。身長はあるが、競り合いには強くないタイプ。ミーティングで聞いてた通りだ。達海の分析がいきているようです。

ここから前へ運びたいETU。しかし、運動量の落ちない瀬古が殿山へのボールをカット。こいつが元気なうちはETUペースにするのは難しいのか…!? 上から見ている後藤さんも、瀬古の運動量には驚きを隠せません。

残り10分。いい流れを保っていることで興奮してきた戸辺コーチ。どんどん攻めたてましょう!とサックラーに告げます。しかし、

「落ち着こう戸辺さん。こういうときこそ冷静にいかないと、判断を誤る」

と集中モードのサックラー。前半ヘタレていたのが嘘のようだよ。采配が次々に結果に結びついているこの試合。チーム一丸となって戦っている時に、俺が監督を信じないでどうする…! サックラーの判断に託します。

残り10分。ETUのコーチ松ちゃんも、違う意味で興奮気味。点を取るためにはいい加減なにか手を打たないと…!

「動かないでいることは、手を打つことにはなんないの?」
「え」
「知ってる?松ちゃん。ピッチ上でプレーしてる選手が疲れないわけないんだよ。問題は、どうなったらそいつに頭と身体が支配されるかだ」

集中してプレーしている今、山形の選手は疲労を気づきにくい状態にある。それを崩すための一手を打ちにいく達海。

「さてと…ぼちぼち頃合いかね。ガブリエル!」

とガブを呼び出したところで、今週はここまで。いよいよガブきたー!ピッチの選手達にもわかりやすい、攻撃開始のサイン。問題は、誰と交代するかですね。

夏木は疲れているけど、入れ込み具合からして見せ場が残されているような気がするし、そうなると交代しそうなのは、この試合良いところがないガミさんか、疲れてきたっぽいキヨのどちらかかなあ。なんて思います。

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