最新単行本第19巻&ムック『GIANT KILLING extra Vol.05』が4月22日に発売ッ!! な、ジャイアント・キリング第203話。単行本第1巻の発売が2007年の4月23日なので、それからちょうど4年を迎えました。Twitpicの from ETU もまだまだ続いています。ちょっと笑顔が怖い藤澤さんや、少年時代の会長副会長なんかも登場しています。必見っ。


【リーグ戦第20節後半: 山形 1 – 1 ETU】
ETUは2枚目の交代カードを切り、中断期間に加入した殿山が入ります。サポーターや黒田も気付かないほどのステルス能力を誇る殿。達海の指示が当然あるだろうと待っていたピッチの10人ですが、殿山が持ってきた言葉は、

「考えるから、ちょっと待ってて……と」

「待てるかーっ!!」
「試合中だぞ!! 試合止めたきゃ審判にいえよ!」

もっともなツッコミを入れる夏木と黒田。

「あ…一応、守備のやり方は聞いてまして」

と後からいう殿山。お前もお前で早く言えー!!

殿山の投入をどう見る?サックラーと戸辺コーチ。山形は去年まで2部だったので、殿山が所属していた福岡とは何度も対戦経験はあり。戸辺コーチには全く覚えてもらえていなかったようですが、サックラーは地味だもんねと見ながら、独特のリズムをもち、パスサッカーを攻撃のスタイルに据えているチームならいいアクセントになるだろうと見ていました。

「というと、殿山の投入はETUとしては攻撃的なプランということですね」

その通り。達海が引き分け狙いなんてするはずもなく。そして攻撃を仕掛けてきたときこそが山形にとってチャンス。前掛かりになれば大きなスペースが生まれる。今の山形なら、それを活かして決定機まで持って行けるはずだと。

(やっと掴んだこの流れを、確実にモノにするんだ……!!)

数的不利になり、ゴール前を固めるETU。小森システムを続ける山形は、フリーになった小森へボールを集めます。ノってきた小森はサイドのスペースに走る管野へ。清川が寄せるものの、スピードを活かして菅野が突破!そして中へ。これは杉江が足を出してクリア。こぼれ球を石神がさらに前へ。夏木がボールを拾うものの、ケン様がすぐにスペースを消しにきて、相手陣内へ攻め込めず。苦しい。

(こいつ……いつから俺の横についてやがった)

小森もすぐには気付けない殿山のステルス。

(中盤のバランスを取るために入れたのかもしんないけど…
まあ恐怖さを感じる選手ではないな)

完全に見下されている殿山です。展開力は買われているものの、守備はいかほど?

ベンチでは松ちゃんが、最後のカードを切ったらどうかと珍しくコーチらしい進言。しかし達海はキョロキョロと辺りを見回しています。

「俺はさ、面白くなりそうなもんが落っこってないか探してんの」

残り20分。ロスタイムも入れても25分程度・・・。

そん中で、ウチの選手はどんなことが出来る?
あいつらには、何が出来て何が出来ない?
お前はどうしたい?
お前は?
お前は?
お前はこの試合で何を背負ってる?
何を成し遂げたい?
お前はどうだ?
冷静か?
何を狙ってる?
まだ走れるか?
限界か?
何が見たい?
何を見たくない?
何に集中し、何に気を許してる?

お前は、何を考えてる?

いつになく集中し、スタジアムのあらゆるものを見ようとしている達海。すると、かつて現役時代、調子のいい時に見えていた俯瞰の視点が再び見えてきた。

そうして、宮野に指示を出す達海。その指示に気付いたサックラー。

動いてくるのか・・・?タッツミー。

といったところで今週はここまで。達海は何が見えた?見開きのピッチ全体画にぞくっときました。後半残り20分。ピッチには1人少ない10人、交代は残り1人。選手に何を伝える?

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