単行本第18巻と、ムック『GIANT KILLING extra Vol.04』が絶賛発売中ッ!! な、ジャイアント・キリング第199話。

【リーグ戦第20節後半: 山形 0 – 1 ETU】
小森システムに加えてメンデスを一列上げ、1点ビハインドの状況から逆転するために、さらに攻撃的なシステムを選択するサックラー率いる山形。相手を崩せている今の時間帯に2点目を取らないと、後半はどんどん苦しい展開になることもあり得る。と、藤澤さんが危惧するETUの不安要素。達海も同様に、今のうちになんとか2点目をもぎ取っておかないと、正直きつくなってくる。と、同じように考えていました。2点目を取るためのプラン、ピッチをワイドに使い、3バックの両サイドを狙えと指示。


「今のままでも十分優勢じゃないですか。このまま押し通せれば後半は危なげなく…」コーチの松ちゃんは余裕。すぐさま達海から「その目は節穴かい、松ちゃん」とツッコミが。「ウチに不利な点がひとつあんの忘れてない?」

(私にとって選手達は……、自分が到底辿り着けなかったプロという高みにいる者達……。ボールも上手く蹴れなかった私には…、尊敬に値する存在なのだ。そんな彼等の限界を、私ごときが決めてどうする…。

信じろ。

そして、リスペクトを持って彼等をサポートし、より、勝利への確率を高めろ…! それが、私がここにいる、最大の理由ではないか…!)

達海を意識しすぎたあまり自分を見失っていたサックラーですが、ようやく冷静さを取り戻し再び集中モードへ。

自分中心のシステムながら、村越のマークもあっていい形でボールを受けられない小森。サイドに張っていてはとマークを振り切るために中へ切り込んでパスを要求。村田からいいパスが通る。よしっ!そこから展開しようとする小森。だがパスコースを読んでいた村越がそれをクリア。こぼれ球を拾おうとする堀田を上回る運動量と球際の強さを見せ、トラップしたのは瀬古。ここから再び繋がれてはとたまらずファールで止める堀田。前半から飛ばしていただけに、消耗していそうな堀田さん。

堀田とジーノに声をかけ、ポジションの修正を指示する達海。それを見るやサックラーも戸辺コーチから作戦板を見せてもらい、ブツブツと集中モード。ピコーン!

「ケン!! メンデスに伝えてくれ!!」

やはり、思った通りかもしれない…。ETUが試合の主導権を最後まで握り続けるためにも、この時間帯、本気になって追加点を狙いに行かないと…。

一進一退の攻防が続く中で、藤澤さんの感じていたETUの不安要素がどんどん強いものになってきている様子。追加点、とれるか?

王子から左サイドの世良へ。世良から中央の夏木へクロス。マークは大倉。

(佐倉さんがやれるっていうんなら、俺達はそれを信じるだけだ。俺達は…、あの人が監督になって…ここまで勝てるようになったんだ…!!)

大倉が夏木に競り勝ち、こぼれ球を村田が拾い、厄介なメンデスへ。さあ、どこへ出す?

「ディフェンス!! 陣形整えろよ!!」

メンデスのパスはケン様へ。「さすがだよ、佐倉。いい所に気がついた」トンっと軽く出したボールを受けたのは再びメンデス。上がってきたぁ!で、このメンデスのマークにいくのは…なんと王子。守備を免除というか、放棄している王子が否が応でも守備をせざるを得ない状況に。マジかよと不安げな顔のDF黒田と杉江。

「嫌だなぁ。でも、これ止めないとマズイよねぇ」

こんな状況でもあからさまにやる気を感じられない王子。サックラーの読みが的中し、メンデスvs王子のマンツーマンを作り出すことに成功。どう見ても王子に勝ちが見えてこない勝負で、村越のキャプテンシーが悪い方向に発動。小森のマークを外してメンデスを止めに動いてしまいます。ここまで抑えられていた村越がとった行動にちょっと驚いたような表情の小森。そして視線はボールホルダーのメンデスへ。フリーになった小森を見逃さなかったメンデスは、すかさず小森へパス。まずいまずい。

やっとフリーでボールを持てた小森。フリーで持たせてはならない選手にボールを通されてしまったETU。ここからどうなる?といったところで、今週はここまで。いいところで終わった-。しかも13号、14号は休載です!再開は15号から。来週再来週はジャイキリ特別企画があるそうです。ぐぬぬ。

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