前半戦の順位表が掲載されている単行本第18巻と、いよいよアディダスとのコラボ商品詳細が掲載されているムック『GIANT KILLING extra Vol.04』が絶賛発売中ッ!! な、ジャイアント・キリング第197話。

山形のキーマンであり、椿が上手いと感じた選手、それは前半赤崎を抑えた左サイドの小森でした。守備タスクをこなすため前半は目立たなかったものの、後半はサックラー自らが小森を中心に攻めろと小森システムを選手達に指示。布陣も小森が攻撃に集中しやすいように変更されました。


【第20節後半: 山形 0 – 1 ETU】
ETUクラブハウスで見守る控え選手達。「宮野頑張れ!結果出して控え組の俺たちに希望を与えてくれ!」ポジティブだかネガティブだかわかりにくいことを言う矢野。前半は目立たなかったけど、やっぱりあの人にボールを持たせるのは危険な気がする。と嫌な予感を感じている椿。さあ、後半キックオフ。

落ち着いていけよ。どこかで必ずチャンスが来る。2点だ…!なんとしても2点とってこの試合勝つんだ…!! 逆転のために試合途中から攻撃的な新しいシステムに変更した山形。さっそく小森にボールが渡りますが、赤崎に代わって入った宮野がチェックに行き、キャプテンの村越もプレッシャーをかけ、小森はボールを前に出せません。

スタンドでは記者の山井さんと藤澤さん。メンバー変更どころかポジションも替えてないのか。と、ハーフタイムに何してたんだとまで。上からではすぐには見えてきにくい布陣の変更点なんだろうかね。さて、どう攻めるよ山形。この中盤はあまりに頼りないぜ?それとも、自信を持った新しい形でのプランがあるのか?

人数をかけて、囲んで奪いにいく守備意識の高さは変わらず。しかし奪ってからが前半とは異なり、メンデスから直接前線へではなく小森へ。ボールを受けた小森ですが、待ってましたとばかりにプレッシャーをかけてくる村越。トラップが大きくなり、宮野もチェックにきたことでたまらず瀬古へ。ですがそのボールを読んでいたのが堀田。

ボールを奪ったETUはここから中央の夏木へ。珍しくポストプレーを見せる夏木。ヘッドで後ろの王子へ落とし、王子がこのボールを左足でボレー!ゴール角のいいコースに飛びましたがこれはキーパー野村がナイスセーブ。追加点にはなりませんでした。

「ははっ。今のはキーパーを誉めるべきだね」と王子。余裕。

「球際厳しくいけよ!」と野村。

まさかとは思うが…いや…そんなバカな…!!! まさか、達海にETUに小森システムが読まれているのではないか?と不安を覚えるサックラー。

「はっ、やっぱり小森にボール集めてきやがったか。俺の読み的中!恐れ入ったかサックラー」としてやったりの達海。松ちゃんは半信半疑だったようですが、松ちゃんのこの発言にカチンときたのかお腹の肉をギュウーっとつまむ達海。

「ヒントはいろいろあってさ」と達海。
引いた相手に対するやり辛さ?違う。「サッカー観が似てる」っていう言葉。たしかにETUも山形もカウンター主体のスタイルという部分では同じ。ただETUは山形ほど守備的ではないし、そういうのをわざわざサッカー観とは言わないだろう。そして、椿の言った、5番の選手はミスも多かったがプレーが印象に残ってるという言葉。その言葉を受けてもう一度ビデオをチェックした。そうしたら、要所要所で光るプレーをする小森が見えてきた。こいつを攻撃の軸にしたらチームは変わる。と、感じられるほど。

前回やり辛いと思った理由は、「山形はもっと出来るんじゃないかっていう違和感。個々の能力が研ぎ澄まされることで、どんどんチームが強くなるんじゃないかっていう怖さ」だった。これまではあくまでベース。サックラーの目指す形はこの先にある。

けどね、この試合では俺がそこまでは進ませない。

サックラーがとってくるだろう作戦の、さらにその先を見て対策を練ってきた達海の一枚も二枚も上手な完全勝利?! な感じだけど、どうするサックラー読まれているぞ。そして、どうなる山形。達海に覚醒して怖さを見せることが出来るのか?といったところで今週はここまで。

まだ後半始まったばかりだし、波乱がありそうだけども、監督の手腕の差、チーム成熟度の差を山形に見せつけてこのまま終わってしまうのか、それとも山形が一矢報いるのか。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で