前半戦の順位表が掲載されている単行本第18巻と、いよいよアディダスとのコラボ商品詳細が掲載されているムック『GIANT KILLING extra Vol.04』が発売開始!! っな、ジャイアント・キリング第195話。18巻を冬のモーニングフェア開催店舗で購入すると、数量限定で「ETU特製ポストカード」をもらえるみたいですよ。参加店舗についてはモーニング公式サイトまで。


【第20節前半終了: 山形 0 – 1 ETU】
一見山形のペースに持ち込まれ劣勢に見えた展開から、彼らの隙を窺っていたETUイレブンが前半終了間際、一気に仕掛け、清川のクロスから世良が流し込んでETU先制!その後はセーフティーに守備を整え、そして前半終了のホイッスル。相手が昇格組の山形ってこともあるんだろうけど、達海も想定内過ぎて眠気に負けて仮眠してしますし、ETUの試合巧者ぶりが描かれています。

さあ、ハーフタイム。ギリギリと悔しさをあらわにし、引き上げていく山形スタッフ。目を覚ました達海。

「はっ、俺の眠気ぶっ飛ばすとか言っときながら…眠さ爆発の前半だったぜ?サックラー」

胸張って言うことじゃないでしょそれ!と松ちゃんにつっこまれ、そしてまだ眠そう。

スカルズもリードして迎えたハーフタイムで「ここはアウェーだ!! 数で勝る向こうのサポにのまれるな!!」と再び士気を上げていきます。しかしこの展開にはリーダーの羽田も驚いた様子。近年見せてこなかった攻撃的なETUのスタイルに、得点に絡んだのは去年まで出場機会に乏しかった清川と世良。去年までは山形のように、ガチガチに守ってカウンターばかりだった姿からは見違えました。ただ上位進出のためにはここで勝ち点1ではなく3が必要。アウェーだからといって臆することは無いと気を引き締めます。

ETUのロッカールームでは、有里ちゃんに、洗面所に張った水の中に顔を突っ込まれている達海。

「ぶぼばぼぼぼぼ~っ!! ぶばばぶぼごぼごぼ~ぼごぼ…ご…ぼ…」

殺しにかかっているのかと言葉がない夏木や世良、清川。

ようやく顔を上げてもらえたと思えば最後にバシっと叩かれ眠気覚まし完了。

「うはーっ。やっと世界がクリアに見えるぜー。はーっ、清々しいとはまさにこのことだ。松ちゃんもやってみたら?」

普段のノリも戻ってきたみたい。アクビの事を突っ込まれ、ゴメンゴメンと白々しく答える達海。その後ろではアクビどころじゃねーしとコーチ陣からのツッコミも。

前半は良くやった。とまずは1点リードした労いから。全員がリスクを冒してアグレッシブに攻めた結果だ。そして1人1人のプレーを評価していきます。しかし清川のところにきたところで「清川もいいアシスト”だったみたいだし”…」「え?だったみたいだし…?」とあやうく寝ていたことがばれそうに。

そして押さえ込まれてしまった赤崎にも「ちょっと気負いすぎたな。疲れがあったのもわかるけど、お前はもっといろいろやれる選手だろ?」と声をかけます。ドリブルにこだわりすぎてリズムを崩した事に対して悔しさをあらわにする赤崎。しかしこの試合、赤崎は前半限定だった模様。そして赤崎の突破によって、山形は必要以上に右サイドを警戒。

「おかげで向こうのキーマンは、前半は影を潜めた」

ん?椿の話ていたヘタウマな選手はすでに出ていたということですね。

山形のロッカールーム。自分たちのリズムで進めていたと思われたゲームで、隙を突かれて先制を許す展開。口数少なく空気が重い。絶対的エース不在の影響で、追う展開は苦手な山形。エースのヴィトリーノは、オイルマネーに魅せられて中東に行ってしまいました。すぐに補強に動けない山形の財政も苦しいチーム事情の重石になっています。

ようやく選手たちがそれぞれ意見を言い合い、後半に向けて意気込み始めましたが、監督であるサックラーはまだ口を開かず。じっとホワイトボードを見つめています。1点リードされている展開な上に、山形は得点力が無い。失点リスクを減らし、ゴールを狙うには、高さのある米田を投入し、メンデスのキックでそこに当てていく。それが最善。それを分かっていながら指示を出せない。

大倉がディフェンスラインを上げてしまったのは何故だ?
瀬古のハードワークは、ディフェンスのためだけにあるのか?
そして私が、スタメンで奴を使い続けているのは何のためだ?
私がやりたいのは、リスクを冒さないサッカーなのか?
選手達は、そういうサッカーをするためにピッチに立っているのか?
私は、そんな戦い方をして、タッツミーに勝てると思っているのか…?

リーグ戦の1試合というだけではなく、自身のサッカー観を達海にぶつける試合でもあるこの対ETU戦。これまでのやり方を反故にするわけではないけれど、しかしそれだけが山形が目指しているサッカーの全てではない。覚悟は決まった。振り返ったサックラーが「調子はどうだ」と声をかけたのは、赤崎をマークしていた左アウトサイドの小森。山形版椿は小森だったのか!としたところで今週はここまで。

サッカー観が似ていると話していた達海に対してこのまま守るだけでは終われないぞサックラー。守備に不安がありそうな小森をスタメンで使い続けているのも攻撃で魅せる部分があるからこそだろうし、後半は前半から一転して山形がアグレッシブに前へ出てくる展開が見られそう。

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