最新単行本第17巻&育成年代の指導者にスポットを当てた『GIANT KILLING extra Vol.03』が10月22日に同時発売ッ!!な、ジャイアント・キリング第180話。

遂に再登場した山形監督サックラー。達海とサッカー観が似ているという男がETUの前に立ちはだかります。ETU対神戸戦をケン様やコーチと共にテレビ観戦しながら分析中。


【ETU 0 – 1 神戸: 後半】
リズムを掴み始めたETUが右サイドから神戸を崩しにかかっています。堀田が攻守を繋ぎ、王子へ。そこから赤崎&椿のいる右サイドに展開し一気に神戸ゴール前へ。ゴールこそまだ生まれていないけれど徐々に得点の匂いを感じさせるETU。得点に結び付けることが出来ないのであればリードしている神戸の方が試合巧者になる。と真面目に話すサックラーですが、達海の大ファンということで顔がニヤけ気味。ETUの調子がいいといつもこうなんだそうだ。サックラーが達海の大ファンだからといって、勝負事になれば話は別。心配はしていないよ、佐倉。と話すケン様。キラキラしてるぜー。

その様子をこっそり覗き見しているのは先週登場した3人。ベテランやコーチ陣と共に試合を分析するということは次の試合は非常に大切な意味を持つんだと話すメンデス。サックラーやケン様だけではなく、彼もまたキーマンになってきそうな予感。フィジカル超強そうだし。

オールスターで共に急造チームの指揮を執った達海とサックラー。与えられた戦力で最高のチームを作るという、小規模クラブの宿命とも言える環境にこそ喜びを見出す2人。似ているからこそ、その達海とせめぎ合う事こそが私の成長、そして山形の成長に繋がるんです。と不敵な笑みを見せるサックラー。いい状態でぶつかりたい。そしてそのETUから勝利し自分やクラブをもう一つ上のレベルへ引き上げたいという、サックラーもまた勝負師。

さてETUはここで赤崎に代えて丹波を投入。4バックのSBに村越を下げて堀田をアンカーに。その前の、攻撃的な中盤には椿と王子。4-1-2-3のような形だと神戸コーチ。左サイドを突破されていることでやや焦りか苛立ちが見える神戸監督。しかし攻め手が分かっていれば守り切る自信もある。集中して守ってカウンター狙え!と大声で指示。スタンドではベンチ外のETU選手、スタッフが札幌戦で見せたようにボードで「打て 打て ゴールは近い」とメッセージ。いけるか。

終盤に来て迷いを吹っ切り、良いプレーを見せるようになってきた椿。負けていても、スタジアムのムードもひっくり返す椿のプレーに、達海と同じ「7番の系譜」を感じ取る藤澤さん。

ボールは入ったばかりの丹波。ベテランなのに左右攻守どこでもこなせるユーティリティープレーヤーの丹さん。まずは縦へ仕掛け、相手のディフェンスを引きつけた所で、上がって来た椿へパス。「ボール持たせるな、細川!」とキーパーが叫びますが、スピード勝負では相手にならず、一気に置き去りに。さらに2人が付きに来ますがマークが寄った所でフリーの王子へパス。相手も読んでいますが、落ち着いている王子。

「日本人の特性なのかね。行列とか人混みを好むけどさ。ボクは理解に苦しむよ。広いところは広く使えばいいじゃないか。そのほうが、ボールだって上手に蹴られるよ」

ハーフとはいえあなたも日本人でしょうよ。というツッコミは置いておいて、あくまでも冷静。そしてパスの出し所をしっかりと分かっている視野。神戸はETUの右サイドを警戒して絞りすぎ、左サイドはガラ空き。ということでドフリーでボールを受けたのは定位置に戻り、攻撃意識も高い左SBの清川。王子からのパスを右脚で振り抜くと、このシュートが神戸ゴール隅に決まり、ETUが同点!きたーっ!

右サイドで相手マークを引き付けて引き付けて、最後に逆サイドのフリーな選手がミドルを突き刺すという綺麗な崩しで今週はここまで。

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