GIANT KILLING 10 (10) (モーニングKC)両チーム交代カードを切り、試合が動き出しそうなジャイキリ第116話。ヴィクトリー側は怪我明けのエースMF持田、ETU側は攻守に渡って献身的な働きの出来る堀田を投入。前線でさらに厚みのある攻撃の形を作りたいヴィクトリーと、守備を落ち着かせつつ、隙あらば堀田の正確なロングフィードから素早いカウンターを仕掛けたいETUの思惑が感じ取れます。

持田が11番の日野に代わっていよいよ登場。勝ちに拘りまくる持田の投入で綺麗な形だけではなく、泥臭くて得点を狙ってくる形にシフト。と言うことで、ここまで攻撃的MFっぽい位置に居た城西が右サイドに入り、持田はトップ下に入った形になるんだろうか。ボールがラインを割って、ここで持田が入ります。エースの怪我からの復帰を大歓声で迎えるサポーター。

(で、出てきた・・・・・・)と、びびりまくる椿。
(どこまでコンディション戻ってるんだ?)と冷静に見るコッシー。
(2点取られていて只でさえ悪いイメージがある上に、復帰に沸くスタジアムの雰囲気。のまれんじゃねえぞお前ら)と、最後方からピッチを見つめるドリさん。

そのドリさんからのゴールキックを夏木が勢いよく競りますが、潰されてしまいます。しかしボールはザッキー(赤崎)の元へ。中を見ますが、もう1人のFWセリー(世良)にはしっかりとマークが。ならば自分で打つしか・・・・・・!と行きたいところですが、すぐに2人がザッキーのマークに付き、打つことが出来ません。

椿が懸命にフォローに来るものの、そこには持田が待ってましたと猛烈なプレス。ショルダーチャージからボールが離れたところをスライディングで奪いにきますが、これはファールでETUボール。怪我明けとは思えない動きを見せる持田にのまれちゃうのか椿。前では、先ほど相手DFと競った夏木が倒れ込んでいます。

駆け寄るETUのスタッフ。大丈夫か?
「あ、足つった・・・・・・」
そ、それだけか。ひとまず安堵のETUベンチ。

ゲームが中断している隙に椿を呼び、指示を出す達海。
堀田はボランチで投入し、椿を1列前で使う考えのようです。直線的な攻撃に変化を加えるべく、1列前に上がった椿がヴィクトリーのバイタルエリアを掻き回せと。そして守備時には持田のマンマーク。んー、荷が重い?
しかし、椿は(PSMの借りを返すのは今しかない・・・)と、覚悟を決めます。
やれるか!?椿。

ヴィクトリー側では城西キャプテンが持田に話しかけている様子。
「せっかく復帰した状況が1点ビハインドで申し訳ない。とにかく早く回して相手より優位に・・・」と、持田に対しても優等生な城西キャプテンですが、もっちーはその大真面目な姿が可笑しくてたまらないようです。

「こんなパスだけポンポン繋いで、点も取れないサッカーしてるってのにさ」
その一言に、チームメイトはムっとした表情。そりゃそうだ。
しかし持田は続けます。
「平泉さんがスゲェサッカーやるとか言って、どいうつもこいつもそれに翻弄されて、自分を見失ったようなプレーしちゃってさ、よくまあそれでチャンピオンとか言ってられるよ」
なにィ!な表情で持田を睨み付ける選手達。

しかし持田はさらに続けます。
「サッカーなんて接触プレーが激しいスポーツは、いつ選手生命が終わるかわかんないんだぜ?もし、今日誰かの足がぶっ壊れたら、この試合がそいつのラストゲームだ。それでもあんたら、悠長にキレイなサッカー目指してられんの?」
怪我で離脱しているときに身をもって感じた事でもあるのでしょうね。いつ選手人生が終わるかも分からない、そんな環境に自分は置かれているんだと。

「俺は嫌だね。俺はどんな手を使ってでも、勝ちたいと思ってる奴としか組みたくない。そうでない奴は、ピッチから出てってコーヒーでも飲んでろよ」
と、綺麗なサッカーを目指していたここまでのヴィクトリーイレブンに対して強烈なカウンターパンチ。どんな手を使ってでもっていうのはちょっとどうなんだと思いますが・・・・・・、持田の持つこの勝利への執着心が、ヴィクトリー連覇の原動力となったことは容易に考えつきます。

カメラの山井さんは「ETUには王子様(椿)はいるが、ヴィクトリーの10番(持田)はまさに王様だ。王様が動けば、そりゃあ何か起こるぜ」と、次週以降の盛り上がりを期待させる言葉。しかし今週はここまで。

後半も20分を過ぎて、ようやく動いた両チーム。なんとかヴィクトリーペースで進む流れを断ち切って、一旦ゲームを落ち着かせたいETUですが、持田投入でそれも容易ではありません。0で終われるか、そして追加点を奪えるか?時間帯のせいなのか王子が消え気味。王子が三雲に抑えられたままで終わるわけもないし、もう1度見せ場が来そうな気もするけれど、どうなる。

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