GIANT KILLING 10 (10) (モーニングKC)本日単行本10巻発売日!!なジャイアントキリング。今回の表紙はカレーパーティー時のものですね。オレンジ色の背景に緩い達海の表情が特徴的。コータたち3人組や有里ちゃん、そして代表ユニを着たザッキーも。コミックは川崎戦突入で八谷登場。そして本誌は東京ダービーは前半終了間際の攻防。

椿のミドルシュートで先制したETU。このまま相手に得点を許すことなく前半を終えたいところですが、調子を落としているとはいえ相手は王者・東京ヴィクトリー。そう簡単にこちらの思惑通りには試合を進めさせてくれません。この不調を脱するべくチャレンジを続けるヴィクトリーが前半最後の攻撃。王子のヒールパスを読んだ三雲がボールを奪い、そのボールは石田の下へ。キャプテン城西はすぐにボールを要求。

ETUはGKドリさん(緑川)が前で奪え!好きに回らせんな!と盛んにコーチング。城西へはコッシー(村越)がマーク。行かせるかよ!と前のコースを切るコッシーでしたが、それを読んでいたのか城西は石田からのボールをワンタッチで軽く叩きます。そこへ走り込んできたのは日野。ETUはDF清川が詰めていきますが、日野も清川が上がった事による左SBの裏へワンタッチで流します。

誰もいないんじゃ?と思いましたがFWレオナルドがサイドへ流れてこのボールを受けます。レオナルドのマークはクロ(黒田)。気合いだけは十分ですが、この試合既に一度レオナルドに負けてます。外に流れた事で角度は無いものの、FWと言うことでドリさんもクロも当然シュートを警戒。しかし、レオナルドの選択はパス。ダイレクトで中へ折り返し、スギ(杉江)も追いつかず。やばい!

「オーライッ」
詰めて来たヴィクトリーの7番・堀よりも一歩早く、ガミさん(石神)がこのボールをクリア。ETU何とか凌ぎます。「いやー、危ねーっ」と、ガミさんはこのギリギリのクリアでもなんだか緩い。FWが打たずにサイドの選手へパスを出したことで、ヴィクトリーサポからはレオナルドが打たなかったら誰が打つんだよとブーイング。そりゃそうだ。しかし、決定的なチャンスを作られてしまったことで、リードしてる優越感を忘れさせてくれるじゃねーか。と、達海は改めて集中。勝負師の顔付き。

この後もヴィクトリーの攻撃をしのいで、なんとか前半を無失点で終えます。リードしてはいるものの、ヴィクトリー側に流れが傾いていきそうな、そんな予感が。

ETUのサポーター集団スカルズのリーダー羽田は、追加点を奪ってとどめを刺してやろうぜ!と後半へ向けてヒートアップ。

ゴローやコータ達も楽しんでいるようです。・・・が、山さんの息子さんがいない。迷子?何処へ行ったのかと思いきや、スカルズ側へ下りており、
「この旗振りたい」どーん。息子、初観戦が故に言える発言。さらに、
「なんで同じチームの応援してるのに、一緒になってやらないの?」
と、今後ゴロー達古参とスカルズとの和解話を予感させる台詞。

さて、そしてヴィクトリー側のロッカールーム。
「久しぶりにいい顔を見た気がするよ」という平泉監督に対して、
「ただ、自分たちに腹が立っているだけです」と返す城西。
思うように噛み合わないチームに対しての苛立ち、格下ETUに対して追いかける展開となっていること、藻掻く王者。そんな選手の姿を見て、少し嬉しそうな、後半の展開を予見したかのような表情を浮かべる監督。
「それならそれでいい。私から言えることは特にないよ」とし、
「我々は名門と呼ばれるチームだ。名門とは常に日本一ではなければならない。つまりそれは、日本一のサッカーをピッチで披露しなければならないということだ。お前達にはそれが出来るよ。以上だ」
という、短い言葉だけを伝えてロッカールームを後にします。ミーティングを早く切り上げた事で不安がるスタッフの石井。しかし、ヴィクトリーにとって今大切なのは、選手達が自分たちで意見を出し合う事だとする平泉監督。

相手の弱点をこれでもかと執拗に突いてくる達海の作戦、ETUのスタイルによって、あやふやだったヴィクトリーの欠点が明確になった。そして、彼らは試合の中で修正出来るだけの個人能力を有している。それに加えて、彼らは今勝利に飢えている。選手の能力を信じるからこそ、敢えて自分の言葉を使わず、選手達自身に試合を託した平泉監督。後半、眠れる王者が目を覚ますか?といった所で今週はここまで。

追われる時間が長い描写は初でしょうかね。覚醒しそうなヴィクトリーは後半、前半よりも攻勢に出てきそうだし、これは防戦一方になりそうな予感。防ぎ切れるか?ETUは守備的な選手のオプションが少ないので、達海はどういうカードを切ってくるのかな。

1点差のゲームなので、ETUの守備陣は後半もしっかりと集中して戦わなくてはなりませんね(点差が開いていても当然集中して戦うわけですが)。前後半でガラッと流れが変わるなんていうのはザラにありますし、失点してしまうと相手に対応するまでにバタバタと失点を重ねるケースも多々あります。名門復活を手伝ってしまう形になってしまうのか、それとも達海の思惑通りに相手の目論見を知った上で、彼らのプライドもろとも崩す事が出来るだろうか。

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