GIANT KILLING 9 (9) (モーニングKC)最新単行本第10巻の発売が迫るジャイキリ。
ヴィクトリーのエースMFもっちー(持田)の不気味な笑みがえらくホラーだった先週のジャイキリ(ただし、椿フィルターを通して)。エースを欠いて勢いに乗れない名門チーム・東京ヴィクトリーですが、達海の眼には、彼らの不調の理由は別なところにあると見えているようです。

ヴィクトリーとETU。同じ東京都をホームとするこの2チーム。かたや連覇を果たし、勝利を当然のように見られ、かたや2部降格の憂き目にあい、下位に低迷。当然サポーターの意識も違ってきます。ヴィクトリーサポはホームで格下のチームに先制された事で苛立ち、怒りをあらわに。

ETUのゆるキャラ、ガミさん(石神)。達海の指示もあったのか相手選手を分析中です。見ているのは7番の堀。(あまり話したことはないが、きっといい奴なんだろう。なぜ?SBの苦労を知っている、仲間想いの選手だから)
そして、その彼のプレーの特徴を読んで、堀にボールが渡った後すぐにプレスをかけに行く石神と村越。SBの上がりが遅いとき、待ってしまう癖があるのだそうです。キープ出来れば良いけれど、予測していなかったか。SBにもザッキー(赤崎)がしっかりマークに。考えている間に村越がさくっとボールを奪取。ここから王子へ展開。三雲のマークが中途半端だったおかげで王子がフリーになっています。

しかし、東京ヴィクトリーのキャプテン城西が猛然とスライディング。王子を自由にさせません。このプレーで城西にイエローカードが出されてしまいますが、プレートは裏腹に城西は冷静。王子はピッチで倒れない事をポリシーにしているようで、とんだイメージダウンじゃないかと城西に告げます。にしてもしろにしをシロニーって。パス成功率に続いて、ユニフォームを汚さないことにもこだわりを持っていたんだね、王子。

「楽に勝てる試合なんてなない。優勝した去年も一昨年もそうだった。どんな試合だって、死にものぐるいで戦ったから勝てたんだ。若手のお前がミスを恐れる必要なんか無い。だが、ピッチに迷いを持ち込むな。俺達は意思を1つにして、死にものぐるいで勝ちに行く。誰一人その意思がぶれてはいけない」
と、平泉監督が求めているものをピッチ内で三雲に伝えるキャプテン城西。監督が何を求めているのかをきちんと理解した上で他の選手に伝えられる、キャプテンらしいキャプテンですね、城西。敵ながらいい選手です。

ここでようやく達海による解説が入ります。
最近言葉での説明が多くなってきたように感じます。気のせいだろうか。ヴィクトリー不調の原因は、多分・・・・・・色々だ。・・・えっ。
・勝ち続けた事による、勝つ事への慣れ
・不振でも、これまでの経験、実績からそのうち勝てるだろうという慢心
・連覇という、頂点に居続けることで起こるモチベーションの低下
・中心選手の怪我による離脱
etc……。想像だけでもいくらでも上げられるさ。ということは、さらに別なところに問題があるということ。
相手の弱みを見つけ、長所を消す達海の優れた洞察力を傍で見ている松ちゃんは、この男、絶対昔いじめっ子だったな・・・・・・!と達海を分析。さて、松ちゃんの分析は果たして当たるでしょうか。描かれることは無さそうですが。

ヴィクトリーの調子が上がらない大きな理由、
それは、彼らは”チャレンジ”している。そのチャレンジがかみ合わないから勝てない。だそうです。そしてETUは、そんな彼らのスキを突いてこの試合をものにするのが狙い。

!!チャレンジ・・・・・・。この言葉、現実世界の赤黒チームでも今季のテーマだったりしますが、ジャイキリで出てくるとは。まあ赤黒は今のところJ2でも下位に沈む弱者ですが、チャレンジがかみ合わないから結果が出ていないのはヴィクトリーと同じ。

話をジャイキリに戻そう。
ボールホルダーに対して人数をかけてプレッシングにいくETUの戦術が今のところしっかりと機能しており、左サイドでは世良&椿、椿&清川、右サイドでは村越&石神としっかりと連係して対応出来ています。左サイドでボールを奪った椿が、起点となる王子へパス。マークに付くのはミック、三雲。「やあ、ミック。調子はどうだい?」と、王子から話しかけられるものの、城西からの言葉を受け、集中し始めたのか三雲は王子の動き、狙いを冷静に見ているようです。よし、よこせ!と再び前線に走り出す夏木。また夏木か?・・・いや、こっちだ!と、走り込んできた椿への、王子のヒールパスを読んで、見事パスカット。哀れなミック返上です。こぼれ球はヴィクトリーボール。右サイドからどう展開してくるか?

今日のお前らなんか怖くねえんだよ!!と今日初登場の黒田が威勢良く叫んでいますが、そんなクロは先週レオナルドにやられてたよね。スギのおかげで助かったけど。さあ名門の逆襲が始まるか?といったところで今週はここまで。

ヴィクトリーが続けるチャレンジは、果たしてこの試合で結実するのだろうか。持田が居ないということで各自の役割が微妙に違って来ているのかな。布陣はダイヤ型の4-4-2、もしくはレオナルドが1トップの4-2-3-1。どういう攻撃を仕掛けてくるのか楽しみです。迎え撃つETUディフェンスは、スギとドリさんが集中しているものの、黒田が何かやらかしそうな雰囲気。

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