GIANT KILLING 8 (8) (モーニングKC)
最新単行本第8巻が絶賛発売中!!のジャイアント・キリング。今週も川崎フロンティアとの熱戦が続きます。川崎Fのネルソン監督が持つスキル・洞察力は、かなり鋭い。

八谷からの左サイド草野への展開が上手く通り、ここから中に居る姜やロドリゴへボール入れられたらETUピンチだぞ!

しかし、草野が中を確認してボールが足元から離れたその時、パイナップル頭の石浜から久しぶりにサイドバックのポジションを奪取した石神がボールをカット!おほっ

が、すぐさま身体を入れられ奪い返されてしまう。なんという中途半端な活躍だ、ガミさん。

ボールを奪った草野は、攻撃を組み立て直すためにこれを一旦浅香に戻し・・・と、そこへ今度はキャプテン村越の代役として出場の堀田がこれをインターセプト。ナイス読み。ここから石神へ戻し、さらに前線フリーの赤崎へ。
「ほらよ、もってけ五輪代表!!」

雨でピッチコンディションが悪いと、得意のスピードやドリブルの勢いが殺されてしまいそうですが、これを物ともせず、川崎サイドを切り裂くザッキー「っしゃあ!」

椿は相変わらず八谷のマークに苦しみ、攻撃に絡めず。しかし、椿が八谷を引き連れてサイドに流れることで、中央にスペースが。そこへ走り込むのは丹さん。きたぁ!
「来い、赤崎!」
「はいよ」

ゴールまではまだ少し距離がありますが、この雨だと弾く可能性が高い。弾いたところをFWが詰めれば・・・と言うことで、ここでの丹さんの選択はシュート。

バチーンッ

川崎キーパー星野、なんとこのシュートをキャッチ。えええ!?
まずは勢いを殺して、他選手が詰めるのよりも素早くキャッチング。さすが代表キーパー。得意の笑いながら怒鳴り散らすコーチングも飛び出します。これはなかなか手強いですね。

ああいう手堅いキーパーからゴールを奪うのは、夏木陽太郎しかいない。と、早くもウォーミングアップを開始する夏木。

ですが、
「お前、あんまうろちょろすんな。審判に怒られるぞ。」と達海に注意されてしまいます。

川崎の若さ、勢いに対して意識が強くなってしまっている松ちゃんですが、達海はこれを一蹴。
「ふー、若いとか勢いとか、うっさいなー松ちゃんは。そんなに若手がいいと思うなら、ユースのコーチでもやりゃあいいじゃん。」
この言いぐさはあんまりだ(笑)。
「重要なのは年齢じゃない。俺は単にベテランだからって理由で起用したわけじゃないよ。」
若さ故の流れ無視な勢いを殺すためのベテラン起用、というわけではどうやらないようだ?

キャプテン故か執拗なマーク故か、ミス連発の椿に対して、厳しく叱咤する堀田。すっかり考え方もサブ組に染まってしまっているようですが、さて。テクニックはあっても個性は無い。要は無難な選手だったと言うことだろうか。フォアザチームに徹することの出来る、玄人受けしそうな堀田さん。
(他の選手の代役・・・それが俺の生きる道なのかもしれない)
ベンチを暖めている間に、コレまでとは違う何かを悟る堀田。代役というと聞こえは悪いですが、誰の代りでも遜色なく務められるとすれば、それは1つの才能です。コッシー役を見事に務められるか堀田さん。ベテラン組は、試合のどこかでそれぞれ見せ場がありそうですね。

試合は前半そろそろ35分ほど。
ここで川崎のネルソン監督、ピッチ上の違和感に気が付きます。
「どうもおかしいわな。向こうの7番、ツバキがめっきり攻撃に絡んでこないよ。」
「それは、八谷がしっかりとマーク出来ているからじゃないですか?」と、通訳さん。

「初めはそうかと思ってみていたんだがね。どうも違うみたいだわ。なぜなら、彼のプレーから、攻撃の意思が感じられない。」
「え?」
「・・・彼は、囮だわな。やたらとサイドに流れるのも、中央にスペースを作るため。キャプテンマークもきっと見せかけよ。」

!!!

む、これはもしや・・・、気づかれた?
ネルソン監督の推測が正しければ、達海の術中に嵌る前に策が見抜かれるのは初めてじゃないでしょうかね。尺を長めに取った試合では、これまで悉く達海の狙い通りの結果になってきましたし。千葉戦での布石もあって、ここいらで返り討ちにされてしまうのか?それとも、相手のさらに上を行く策が用意されているのか?

個人的には、上手く行きすぎる展開が続くのも、漫画とはいえどうなんだ。と思いながら、以下、次号。

GIANT KILLING 7 (7) (モーニングKC)
GIANT KILLING 8 (8) (モーニングKC)

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