GIANT KILLING 13 (モーニングKC) (コミック) Jリーグ公式戦へのご招待企画「ジャイキリシート2010」は次号から募集開始ッ!!な、ジャイアント・キリング第150話。今年はどのクラブの対戦カードになるのかな。単行本13巻も絶賛発売中です。

「ETUは俺が守る。だからお前は、このクラブを出ろ、達海・・・・・・」

と笠野さんに言われ、どうやら達海はそのままクラブを出て行ってしまうのかな?


グラウンドでウォーミングアップを行うETU選手達。「達海さん、やっぱり足の状態良くねえのかな」「夏キャンプは参加すんのかなあ。後半戦どうなっちまうんだろう」チームメイトの怪我は当然気になる。ただそれ以上に達海への依存を隠せない様子。

後ろでその話を聞いていた当時ルーキーのコッシーは、(いつまでも達海さんの心配をしていていいのか?)とチームの現状に不安を感じています。そして(いや、あの人の存在が大きすぎるんだ・・・)と、考え直し(この時期に俺が出来るのは、少しでもあの人の存在に近づけるように努力することか)と憧れである達海の存在に近づくことで、後半戦の巻き返しを誓います。ルーキーながら責任感の強いコッシー。

神妙な表情でグラウンドへ入ってくるコーチと松ちゃん。達海も集まり、そこでイングランドへの移籍が告げられました。突然の話で驚きを隠せない選手達。当然です。

「そういうわけで、皆お別れだ。今まであんがとな」とあっけらかんと話す達海。
「じゃあ皆元気でな」
「ちょっと待てよ!! 達海ィ!!お前なんだよその態度!俺達同じチームでずっとやってきたんじゃネエか!なのにいきなりこんなのありかよ!大体なんでそんな大事な話、俺達に何の相談もなく決めてんだよ!!」
笠野さん主導で秘密裏に進められた今回の移籍。選手達にもこの段階まで知らされておらず、事態の把握に時間がかかりそう。見学に来ているサポーター達や有里ちゃんも遠巻きながらこの様子を眺め、何が起こっているのか気にしています。

「い、移籍らしいぞ!! 今そこでコーチ陣が話してた!! イングランドのプレミアリーグに移籍らしいぞ!!」「プレミアー!? ・・・・・・!!」サポーター達も当然驚きと動揺を隠せません。

「松井さんの言う通りだぜ。いくらお前にとっていい話だったとしてもよ、ちゃんと説明してくれてもいいだろ?いつもチームのことを考えてくれてたお前らしくないぜ達海」と、納得出来る説明を求める選手。
「そっか、ゴメン。じゃあ説明するから聞いてもらってもいい?」と答える達海。
「ETUよりやり甲斐のあるチームからオファーが来たので移籍します。笑顔で見送ってもらおうなんて思ってないので、俺のことは忘れてもらって結構です。楽しかった。でも俺はもう次のチームのことしか興味がない。以上。」
ひょうひょうとしていても、いつもETUの事を第一に考えていた達海とは思えない発言に言葉を無くす選手達。達海が思っている以上に、達海の存在はETUにとって大きなもの。選手にとっても、サポーターにとっても。
「お前に今出て行かれたら、ETUはどうなっちまうんだ! 見捨てるような真似しないでくれよ!頼むよ、達海!」
「ゴメンな、じゃあね」

去ろうとする達海の前に現れた会長と秘書。
「とっとと消えろ、そして二度と私の前にその面を見せるな。お前はもうEUTの星などではない。クラブにとってお前はもはや裏切り者なのだよ、達海」と厳しい言葉をぶつけます。反論する事も無く、黙って立ち去る達海。

話は笠野さんと話したシーンに戻り、
「クラブってのはさ、木みたいなもんでさ・・・」土が地元で、水はサポーターの声援。そして葉は選手のことだという笠野さん。クラブには2つ大切なものがあって、1つはクラブとしての「信念」。もう1つは「理想」だよと語ります。

信念とは、木で言う幹の部分。今のETUには会長の利己的な経営に振り回されるだけで信念が無かった、それは笠野さんも同じで、目指すクラブは見えていても自ら動かなかった事を反省します。そしてこれからは、ETUの方向性は俺が担うと話します。

そして理想とは、達海が中心となって快進撃を続けた前半戦の事だと。全員がフォアザチームで戦えていたあの時こそが理想とするETUなんだと語る笠野さん。しかし同じサッカーは出来ない。達海はもう出ていくのだから。ただしコンセプトは引き継いで、あの時のサッカーを目指すんだと語ります。達海のプレーする姿は、新たなETUを照らす光になる。それは木における太陽みたいなものだと話す笠野さん。

達海依存を無くすこと、だからこその憎まれ役。そしてイングランドへ旅立つ達海。といったところで今週はここまで。

利益を追求し続ける会長を批判する笠野さんですが、クラブの経営者側が利益を追求するのは当然のこと。達海をチームメイトに対してもサポーターに対しても悪役に仕立てて移籍させるのは果たして得策だったのだろうかという疑問は残ります。吹っ切るために必要だったとしてもさ。

笠野さんは結局GM職を全うせず、達海の成長を近くで楽しんでみていた1サポで、「あなたは達海のプレーを見ていたいだけの、テレビの前のファンと同じだ」と会長に言っていますが、じゃあ笠野さんはどうなんだ?とまるで違いが見えてこないんですよね。そして会長は結果を出しているのに対して、笠野さんのGMとしての成果は見えてこないと。これから変化を見せてくるんだろうけど、このままではダメGMとしてしか印象に残りません。

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