2人の10番、持田と花森の因縁が明らかに?なジャイアントキリング第405話。最新単行本第39巻が発売されたばかりですが、隔月で新刊が出るようで。第40巻は2016年5月23日に発売。

2人のナンバー10。その邂逅が明らかになる第405話。話はユース時代に遡ります。子ども時代も今と変わらない持田&花森。

「最近調子に乗ってる、花森ってのはどれ?」
「ぶ…無礼な奴だな。お…俺が横浜Mユースの花森だ。た…多分この世代で…一番上手いのは俺だ…」
「ぶははっ。はははマジで!? 超ー暗っ! 気持ち悪いねー君」

そんな出会から始まった2人の関係。しかし現日本代表でエースナンバーを背負い注目を集めているのは、持田ではなく花森の方。舞台はホンジュラス戦に戻り、試合実況の方がその理由を説明してくれます。

この選手ほど、栄光と挫折を繰り返した人はいないでしょう。

どういうことかというと、8年前のU-22代表、圧倒的な強さでアジア予選を制した日本代表の中心にいたのは、飛び級で選出され、20歳にして10番を背負った持田でした。そして同時期にA代表でもデビュー。20歳でU-22とA代表に選出されるのは、椿と被っているようにも見えますが、内容は大きく異なります。たぶん。

しかし、今なお苦しめられている怪我との戦いもここからスタート。自らの活躍で勝ち取った五輪本戦には足首の負傷のために出場できず。さらには、海外ビッグクラブへの移籍も、怪我を理由に立ち消えになってしまったと言われているのだそう。日本最高峰の才能を持ちながら、未だW杯出場は叶わず。

それでも、持田の持つ不屈の魂は彼の魅力の1つ。4年後のオリンピックではオーバーエイジ枠で参加し、リーダーシップを発揮。W杯予選では何度もチームを救う活躍を見せています。日本代表が窮地に陥るたびに不死鳥のごとく復活し、救世主のような存在として君臨。そりゃー人気も出ますね。

鬼気迫るほどの勝利への執念は、花森にも影響。怪我のせいかもしれないが、一試合にかける想いは誰よりも強く見える。と持田の印象を語る笠野さんやETU選手たち。それを黙って聞いている達海。

ピッチでは、2得点に絡んだ夏木が興奮気味。ゴールまで取っちゃったらブランの心は掴んだも同然。とボールを要求。右サイドからのやや高めのクロス、奥の畑を狙ったかのようなボールに、強引にオーバーヘッドを狙っていきます。が、足裏に当たったボールはゴールではなくマイナス方向へ。さすが夏木。しかしこぼれ球の競り合いで、日本が絶好の位置でFKをゲット。

「はははっ。超ウケるー」と持田。
「けど、駄目だねぇ。決めるべき時に決めらんない奴は」

王子とは違った意味で冷たい視線を送られてしまいます。さあ、中央から左右どちらでも狙えるポジション。ボールに立つのは持田。城西はこのFKに昔を思い出しているようです。

「誰が蹴る?」
「そ…それは、一番上手い選手が蹴るるべきだ…つまりは、俺のことを意味するわけで…だが、向こうもこの天才を恐れるあまり…研究に研究を重ねていたとしたらゴールの割合は……」
「ゴチャゴチャうるさいねーネクラは。自信がないならすっこんでろよ。チームを勝たせられる奴。代表の10番ってのは、こういう時に仕事するもんでしょ」

10番を背負う者としての強烈なプライドとエゴ。若い時から変わらぬようですね。そして次週へ。

フォローして更新情報をチェック

  • follow us in feedly