スクウェア・エニックスは28日、国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズの最新作となる『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』をPlayStation 4とニンテンドー3DSの2機種向けに開発中であることを発表。さらに、任天堂が2016年に詳細発表予定の次期ゲーム専用機「NX」向けにも対応を検討していることが明らかになりました。

美麗な3Dグラフィックで描かれるPS4版と、3Dグラフィック+懐かしの2Dグラフィックの3DS版

PS4版はUnreal Engine 4を採用。据置ゲーム機らしいリッチなビジュアルでドラクエ世界が描かれます。3DS版ではデフォルメされた「3Dグラフィック」だけでなく、往年のドット絵で描かれる「2Dグラフィック」とを上下画面で切り替えて遊ぶことが可能。開発スタジオはPS4版がオルカ、3DS版がトイロジックが協力しているとのこと。

『DQ11』の対応ハードは、今世代の据置市場を制したPS4と、ドラクエのメイン市場である国内で最も普及している3DSに決定。スクエニは『ドラクエ』を『FF』のように海外でも数百万本売れるシリーズにしたいと常々語っていますから、国内での売上確保と海外でのセールス拡大を考えた時にこのマルチプラットフォームは妥当な選択といえます。

任天堂の次期ハード「NX」への対応も検討

ただそれらハードに加えて、「NX」にも対応を検討しているというのは意外でした。『DQ10』も対応が計画されているのは、Wii/WiiU/(3DS)ユーザーの移行を促す意味合いもあるので理解できますが。何度も言われているように「NX」は詳細発表が2016年で、プラットフォームホルダーである任天堂からすら、まだ対応ソフトは発表されていません。

そんなハード初の対応ソフトとして国内最高峰である『ドラクエ』シリーズ最新作が早くもほぼ内定。NXの初期購入ユーザーが多く存在しているだろう3DS版を出す上でおそらく後発となるNX版を用意するわけですから、NXは携帯機の延長ではなく据置機としての期待に耐え得る性能、設計(UE4対応)になっているのかなあなどと考えてしまうわけですが。今世代、合理的にリソースを振り分けているスクエニの松田社長が、未知数のNXを含めることの意味なんかも考えると色々と興味深いものがあります。

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