今年5月にPS4/Xbox One/PC版がリリースされ、早くも『2』の開発もアナウンスされたUKのスタジオSlightly Mad Studiosのレーシングゲーム『Project CARS』。Wii U版も難航が伝えられながら、それでも開発が進められてきました。しかし残念ながら、公式にプロジェクトの中止が明らかになりました。

Wii Uが持つ独特のハード機能の活用に意欲を見せていたSlightly Mad Studiosは、描画性能で勝るPS4/Xbox Oneが登場して以降徐々にトーンダウン。先日、ようやく進捗が伝えられたものの、当初からの目標だった720p/30fpsを実現できていない状況でした。

スタジオのボスIan Bell氏は Nintendo Lifeの取材に対し、プロジェクトが中止になった事を明らかに。「『Project CARS』は端的に言ってWii Uでは表現できない」として、性能の向上が見込まれる任天堂の次期据置ゲーム機を待っている段階だと話しています。

Bell氏のコメントを受け、欧州でディストリビューターを務めるバンダイナムコエンターテインメントもメディアを通じて公式にプロジェクトの中止を発表。長く発売を待っていた任天堂プラットフォームのファンへ謝罪するとともに、懸命な努力にもかかわらず、Wii Uではスタジオが目指す品質に届かず、タイトルに込めたビジョンを実現できないと中止の理由を説明。またBell氏と同様に、よりパワフルになるだろう任天堂の次期ゲーム機へ期待を寄せているとしています。

『Project CARS』の初期対応プラットフォームには、PS3/Xbox 360も含まれていました。しかしその次世代機PS4/Xbox Oneが登場し、より完成度の高いレースゲームへと目標水準が引き上げられたことで、旧世代機への対応はキャンセルされていました。

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