任天堂が2016年に詳細発表を予定している新型ゲーム専用機「NX」。今のところ“発表”が2016年と言われていますが、本体の“発売”も年内を計画していると海外で報じられています。

台湾のDigiTimesが情報筋からの話だとして2日に報じたところによると、任天堂はNXのパイロット生産、少数の試験生産を、遅くとも2015年10月にも開始したい意向で、サプライヤーチェーン・パートナーとの協議を開始したとのこと。製造はWii UやiPhoneを請け負っているフォックスコンが担当するとされていますが、ペガトロンも一部受注を目指し動いているとのこと。両社の担当者はこの件に関して明言を避けました。

任天堂は2015年3月のDeNAとの発表会の中で「NX」の計画を発表。2016年に詳細を発表するとしていますが、発売時期やその形態についてアナウンスはありません。しかし新ハードの開発が岩田社長の口から明らかになったことで(研究開発は常に行われていることだとはいえ)、噂や憶測も含めて様々な情報が飛び交っています。6月のE3では、「NX」は据置ハードではと思われる発言も出ています。

Digitimesによれば、「NX」のパイロット生産は2016年2月から3月頃の完成を目指し、5月から6月には大量生産を開始。発売時期は7月頃の見通しだとのこと。出荷計画は初年度2000万台。

主要なサプライヤーはFoxconn Technologyに加えて、Macronix、PixArt Imaging、 Coxon Precise Industrial、 Nishoku Technology、 Delta Electronics、 Lingsen Precision Industries、Jentechが関わることになると見られるとのこと。

2016年7月発売で、初年度(最初の12ヶ月としても)の出荷目標が2000万台?

これまでのハードからすると、あまり現実味のないスケジュール、販売目標に見えます。発売時期に関しては、発表から間を置かずに発売したい狙いはあるかもしれませんが。

ただ2000万台はちょっと。年度2000万台という数字は、任天堂のハードで言えばWiiやDS級のブームがあって初めて届くような台数。垂直立ち上げに成功した現世代で今一番勢いのあるPS4でも届いていませんし、かつてのPS2もここまでの普及速度ではありませんでした。

「NX」は、任天堂が2013年に行った開発部門の再編後、新たに設計されたゲーム専用機としては初めて世に出るマシン。携帯ゲーム機とホームコンソールゲーム機のアーキテクチャ統合の試みや、スマートフォンとの連携が強く意識されたハードになると見られています。

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